\fBcuserid\fP(): _XOPEN_SOURCE
.SH 説明
\fBgetlogin\fP() は、現在のプロセスの制御端末にログインしているユーザー名の文字列への
-ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼å\90\8dã\81\8c決å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81¯ã\83\8cã\83«ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82 æ\96\87å\97å\88\97ã\81¯é\9d\99ç\9a\84é \98å\9f\9fã\81«å\89²ã\82\8aå½\93ã\81¦ã\82\89ã\82\8cã\81¦ã\81\8aã\82\8aã\80\81ã\81\93ã\81®å¾\8cã\81§ã\81\93ã\81®é\96¢æ\95°ã\82\84 \fBcuserid\fP()
-が呼び出された際に上書きされることがある。
+ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼å\90\8dã\81\8c決å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81¯ã\83\8cã\83«ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82 æ\96\87å\97å\88\97ã\81¯é\9d\99ç\9a\84é \98å\9f\9fã\81«å\89²ã\82\8aå½\93ã\81¦ã\82\89ã\82\8cã\81¦ã\81\8aã\82\8aã\80\81ã\81\93ã\81®å¾\8cã\81§ã\81\93ã\81®é\96¢æ\95°ã\82\84
+\fBcuserid\fP() が呼び出された際に上書きされることがある。
.PP
-\fBgetlogin_r\fP() は、上記の同じユーザ名を、大きさ \fIbufsize\fP の配列 \fIbuf\fP に入れて返す。
+\fBgetlogin_r\fP() は、上記の同じユーザー名を、大きさ \fIbufsize\fP の配列 \fIbuf\fP に入れて返す。
.PP
-\fBcuserid\fP() は、現在のプロセスの実効ユーザーID に対応するユーザー名の 文字列へのポインタを返す。 \fIstring\fP
-がヌルポインタ以外の場合、\fIstring\fP は少なくとも \fBL_cuserid\fP 文字を保持できる配列でなければならない。 \fIstring\fP が
-ã\83\8cã\83«ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\81®å ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81é\9d\99ç\9a\84é \98å\9f\9fã\81«ç½®ã\81\8bã\82\8cã\81\9fæ\96\87å\97å\88\97ã\81¸ã\81® ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿が返される。この文字列は静的領域に割り当てられており、後で この関数や
+\fBcuserid\fP() ã\81¯ã\80\81ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®å®\9få\8a¹ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ID ã\81«å¯¾å¿\9cã\81\99ã\82\8bã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼å\90\8dã\81® æ\96\87å\97å\88\97ã\81¸ã\81®ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\82\92è¿\94ã\81\99ã\80\82 \fIstring\fP
+がヌルポインター以外の場合、\fIstring\fP は少なくとも \fBL_cuserid\fP 文字を保持できる配列でなければならない。 \fIstring\fP が
+ã\83\8cã\83«ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81®å ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81é\9d\99ç\9a\84é \98å\9f\9fã\81«ç½®ã\81\8bã\82\8cã\81\9fæ\96\87å\97å\88\97ã\81¸ã\81® ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼が返される。この文字列は静的領域に割り当てられており、後で この関数や
\fBgetlogin\fP() が呼び出された際に上書きされることがある。
.PP
マクロ \fBL_cuserid\fP は integer の定数で、ユーザー名を保持するために 必要な配列の長さを示す。 \fBL_cuserid\fP は
たいていの目的では、ユーザーの特定には環境変数 \fBLOGNAME\fP を調べ るほうが便利である。LOGNAME 変数はユーザーが自由に設定できるので
より柔軟な対応が可能になる。
.SH 返り値
-\fBgetlogin\fP() は成功した場合はユーザ名へのポインタを返す。 失敗した場合は NULL を返し、 \fIerrno\fP
+\fBgetlogin\fP() は成功した場合はユーザー名へのポインターを返す。 失敗した場合は NULL を返し、 \fIerrno\fP
にエラーの原因を示す値を設定する。 \fBgetlogin_r\fP() は成功すると 0 を返し、失敗すると 0 以外を返す。
.SH エラー
POSIX では以下のエラーが規定されている:
呼び出し元プロセスには制御端末がない。
.TP
\fBERANGE\fP
-(getlogin_r) (終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq) も含めた) ユーザ名の長さが \fIbufsize\fP よりも長い。
+(getlogin_r) (終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq) も含めた) ユーザー名の長さが \fIbufsize\fP よりも長い。
.LP
Linux/glibc には以下のエラーもある。
.TP
\fBENOENT\fP
-utmp ファイルに対応するエントリがなかった。
+utmp ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81«å¯¾å¿\9cã\81\99ã\82\8bã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\80\82
.TP
\fBENOMEM\fP
-passwd 構造体を割り当てるのに十分なメモリがない。
+passwd æ§\8bé\80 ä½\93ã\82\92å\89²ã\82\8aå½\93ã\81¦ã\82\8bã\81®ã\81«å\8d\81å\88\86ã\81ªã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
.TP
\fBENOTTY\fP
標準入力が端末を参照していない (「バグ」の節を参照)。
.LP
\fBgetlogin_r\fP() 関数はスレッドセーフである。
.LP
-\fBcuserid\fP() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。 パラメータ NULL で呼び出した場合はスレッドセーフではない。
+\fBcuserid\fP() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。 パラメーター NULL で呼び出した場合はスレッドセーフではない。
.SH 準拠
\fBgetlogin\fP() と \fBgetlogin_r\fP() は POSIX.1\-2001 で規定されている。
\fBcuserid\fP() 関数は 1988 年版の POSIX には含まれていたが、 1990 年版では削除された。 SUSv2
に存在したが、POSIX.1\-2001 で削除された。
.LP
-OpenBSD には \fBgetlogin\fP() と \fBsetlogin\fP() があり、 セッションに対応したユーザ名がある。制御端末がない
-セッションの場合であっても、対応するユーザ名がある。
+OpenBSD には \fBgetlogin\fP() と \fBsetlogin\fP() があり、 セッションに対応したユーザー名がある。制御端末がない
+セッションの場合であっても、対応するユーザー名がある。
.SH バグ
残念ながら、 \fBgetlogin\fP() をだますのはそれほど難しいことではない。別のプログラムが utmp ファイルを
壊してしまうと、全く動作しないこともある。またログイン名の最初の 8 文字
.SH 関連項目
\fBgeteuid\fP(2), \fBgetuid\fP(2), \fButmp\fP(5)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.77 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。