.TP
\fBGLOB_DOOFFS\fP
\fIpglob\->pathv\fP の文字列リストの先頭に \fIpglob\->gl_offs\fP スロット分の領域を予約する。
-予約されたスロットには NULL ポインタが入る。
+予約されたスロットにはヌルポインタが入る。
.TP
\fBGLOB_NOCHECK\fP
マッチするパターンがなければ、元のパターンを返す。 デフォルトでは、 \fBglob\fP() はマッチするパターンがなければ
先頭のピリオドがメタキャラクタにマッチできるようにする。 デフォルトでは、メタキャラクタは先頭のピリオドにはマッチできない。
.TP
\fBGLOB_ALTDIRFUNC\fP
-Use alternative functions \fIpglob\->gl_closedir\fP,
+ファイルシステムにアクセスする際に、通常のライブラリ関数の代わりに 代替関数 \fIpglob\->gl_closedir\fP,
\fIpglob\->gl_readdir\fP, \fIpglob\->gl_opendir\fP, \fIpglob\->gl_lstat\fP,
-and \fIpglob\->gl_stat\fP for filesystem access instead of the normal
-library functions.
+\fIpglob\->gl_stat\fP が用いられる。
.TP
\fBGLOB_BRACE\fP
\fB{a,b}\fP という形式の \fBcsh\fP(1) スタイルの括弧表現を展開する。 括弧表現は入れ子にすることができる。
\fBglob\fP() は \fIerrfunc\fP の呼び出し後に終了する。
.PP
呼び出しが成功して戻った場合 \fIpglob\->gl_pathc\fP にはマッチしたパス名が含まれ、 \fIpglob\->gl_pathv\fP
-はマッチしたパス名へのポインタのリストへのポインタとなる。 ポインタのリストは NULL ポインタで終端される。
+はマッチしたパス名へのポインタのリストへのポインタとなる。 ポインタのリストはヌルポインタで終端される。
.PP
\fBglob\fP() を何度か続けて呼び出すことができる。その際2回目以降の呼び出しでは \fBGLOB_APPEND\fP フラグが \fIflags\fP
に設定されていなければならない。
\fBls\fP(1), \fBsh\fP(1), \fBstat\fP(2), \fBexec\fP(3), \fBfnmatch\fP(3), \fBmalloc\fP(3),
\fBopendir\fP(3), \fBreaddir\fP(3), \fBwordexp\fP(3), \fBglob\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.54 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。