.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
.\"
.\"*******************************************************************
-.TH LOCALECONV 3 1993\-04\-25 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.TH LOCALECONV 3 2013\-06\-21 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
localeconv \- 数値に関する書式情報を得る
.SH 書式
\fBlocale\fP(7) で説明されており、ロケール・カテゴリ \fBLC_NUMERIC\fP と \fBLC_MONETARY\fP
に関連するすべての値を含んでいる。 この関数を用いるプログラムは、おそらく同時に \fBprintf\fP(3) や \fBstrfmon\fP(3)
のような関数も用いるだろう。 これらの関数は、現在使用されているロケールに従った動作をする。
+.SH 返り値
+\fBlocaleconv\fP() 関数は、情報が格納された \fIstruct lconv\fP へのポインタを返す。
+この構造体は静的に割り当てられる場合があり (glibc では「そうだ」)、後の呼び出しで上書きされる可能性がある。 POSIX
+では、呼び出し元はこの構造体の内容を変更すべきではないとされている。 \fBlocaleconv\fP() 関数は常に成功する。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBlocaleconv\fP() 関数はスレッドセーフではない。この関数は、後の呼び出しで上書きされる可能性がある構造体へのポイントを返すからである。
.SH 準拠
C89, C99
.SH バグ
\fBlocale\fP(1), \fBlocaledef\fP(1), \fBisalpha\fP(3), \fBnl_langinfo\fP(3),
\fBsetlocale\fP(3), \fBstrcoll\fP(3), \fBstrftime\fP(3), \fBlocale\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。