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Update release for LDP 3.67
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / mbrtowc.3
index 26eb04a..4ec6405 100644 (file)
 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
 .\"*******************************************************************
-.TH MBRTOWC 3 2011\-09\-28 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.\"
+.\" Japanese Version Copyright (c) 1999 HANATAKA Shinya
+.\"         all rights reserved.
+.\" Translated Tue Jan 11 00:56:16 JST 2000
+.\"         by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\" Updated Thu Dec 13 JST 2001 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\"
+.TH MBRTOWC 3 2014\-03\-18 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 mbrtowc \- マルチバイト列をワイド文字に変換する
 .SH 書式
@@ -31,7 +38,7 @@ mbrtowc \- マルチバイト列をワイド文字に変換する
 .SH 説明
 この関数が用いられる場合、通常 \fIs\fP が NULL でなく \fIpwc\fP も NULL で ない。この場合は、 \fBmbrtowc\fP()  関数は
 \fIs\fP から始まる最大 \fIn\fP バイトの マルチバイト文字を検査して、次の完全なマルチバイト文字列を取り出し、 それをワイド文字に変換して
-\fI*pwc\fP に格納する。 同時にシフト状態 \fI*ps\fP を更新する。 変換したワイド文字が L\(aq\e0\(aq (NULL ワイド文字)
+\fI*pwc\fP に格納する。 同時にシフト状態 \fI*ps\fP を更新する。 変換したワイド文字が L\(aq\e0\(aq (ヌルワイド文字)
 でなければ、 \fIs\fP から消費するバイト数を返す。 変換したワイド文字が L\(aq\e0\(aq の場合にはシフト状態 \fI*ps\fP を
 初期状態に戻して 0 を返す。
 .PP
@@ -50,9 +57,9 @@ puts \fI*ps\fP in the initial state and returns 0.  三番目の場合として
 \fBmbrtowc\fP()  関数は \fI(size_t)\ \-1\fP を返し、 \fIerrno\fP に \fBEILSEQ\fP をセットし、 \fI*ps\fP
 は未定義状態のままにする。 さもなければ、 \fBmbrtowc\fP()  関数は \fI*ps\fP を初期状態にして 0 を返す。
 .PP
-ä¸\8aè¨\98ã\81®å\85¨ã\81¦ã\81®å ´å\90\88ã\81«ã\81\8aã\81\84ã\81¦ã\80\81\fIps\fP ã\81\8c NULL ã\83\9dã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\81ªã\82\89ã\81°ä»£ã\82\8fã\82\8aã\81« \fBmbrtowc\fP()
-関数のみが使用する静的で名前のない状態が使用される。 さもなければ、\fI*ps\fP は有効な \fImbstate_t\fP オブジェクトで なければならない。
-\fImbstate_t\fP オブジェクトである \fIa\fP はゼロで埋めることによって 初期状態に初期化できる。以下に例を示す。
+ä¸\8aè¨\98ã\81®å\85¨ã\81¦ã\81®å ´å\90\88ã\81«ã\81\8aã\81\84ã\81¦ã\80\81\fIps\fP ã\81\8c NULL ã\81ªã\82\89ã\81°ä»£ã\82\8fã\82\8aã\81« \fBmbrtowc\fP() é\96¢æ\95°ã\81®ã\81¿ã\81\8c使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bé\9d\99ç\9a\84ã\81§å\90\8då\89\8dã\81®ã\81ªã\81\84ç\8a¶æ\85\8bã\81\8c使ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\80\82
+さもなければ、\fI*ps\fP は有効な \fImbstate_t\fP オブジェクトで なければならない。 \fImbstate_t\fP オブジェクトである
+\fIa\fP はゼロで埋めることによって 初期状態に初期化できる。以下に例を示す。
 .sp
 .in +4n
 memset(&a, 0, sizeof(a));
@@ -62,13 +69,16 @@ L\(aq\e0\(aq 以外のワイド文字を認識した場合には \fBmbrtowc\fP()
 から始まるマルチバイト列から解析したバイト数を返す。 L\(aq\e0\(aq ワイド文字を認識した場合には 0 を返す。
 不正なマルチバイト列に遭遇した場合には \fI(size_t)\ \-1\fP を返し、 \fIerrno\fP に \fBEILSEQ\fP
 を設定する。完全なマルチバイト文字を 解析できなかった場合には \fI(size_t)\ \-2\fP を返し \fIn\fP を増加させる必要があることを示す。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+\fBmbrtowc\fP() 関数は、例外付きのスレッドセーフである。 \fIps\fP パラメータが NULL で呼び出された場合はスレッドセーフではない。
 .SH 準拠
 C99.
 .SH 注意
 \fBmbrtowc\fP()  の動作は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存している。
 .SH 関連項目
-\fBmbsrtowcs\fP(3)
+\fBmbsinit\fP(3), \fBmbsrtowcs\fP(3)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。