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(split) LDP: Update release from ja.po of LDP v3.51
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / posix_openpt.3
index b813c79..2f24c02 100644 (file)
@@ -1,7 +1,6 @@
-.\" Hey Emacs! This file is -*- nroff -*- source.
-.\"
 .\" Copyright (C) 2004 Michael Kerrisk
 .\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
 .\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
 .\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
 .\" preserved on all copies.
 .\"
 .\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
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+.\" %%%LICENSE_END
+.\"
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2005 Yuichi SATO
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Sun Jan 30 08:55:16 JST 2005
-.\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.TH POSIX_OPENPT 3 2010-10-04 "" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH POSIX_OPENPT 3 2012\-04\-20 "" "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 posix_openpt \- 疑似端末 (pseudoterminal) デバイスをオープンする
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <stdlib.h>
-.B #include <fcntl.h>
+\fB#include <stdlib.h>\fP
+\fB#include <fcntl.h>\fP
 .sp
-.BI "int posix_openpt(int " flags ");"
+\fBint posix_openpt(int \fP\fIflags\fP\fB);\fP
 .fi
 .sp
 .in -4n
-glibc 向けの機能検査マクロの要件
-.RB ( feature_test_macros (7)
-参照):
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
 .in
 .sp
 .ad l
-.BR posix_openpt ():
-_XOPEN_SOURCE\ >=\ 600
+\fBposix_openpt\fP(): _XOPEN_SOURCE\ >=\ 600
 .ad b
 .SH 説明
-.BR posix_openpt ()
-関数は使用されていない疑似端末マスタデバイスをオープンし、
+\fBposix_openpt\fP()  関数は使用されていない疑似端末マスタデバイスをオープンし、
 そのデバイスを参照するために使うファイルディスクリプタを返す。
-.I flags
-引き数は、以下のフラグのうち 0 個以上の OR をとったビットマスクである。
-.TP
-.B O_RDWR
-読み書きのためにデバイスをオープンする。
-普通はこのフラグを指定する。
-.TP
-.B O_NOCTTY
+
+\fIflags\fP 引き数は、以下のフラグのうち 0 個以上の OR をとったビットマスクである。
+.TP 
+\fBO_RDWR\fP
+読み書きのためにデバイスをオープンする。 普通はこのフラグを指定する。
+.TP 
+\fBO_NOCTTY\fP
 このデバイスをプロセスの制御端末としない。
 .SH 返り値
-成功した場合、
-.BR posix_openpt ()
-は負ではないファイルディスクリプタを返す。
-これは使用されていないディスクリプタのうち最小の値である。
-失敗した場合、\-1 が返されて、エラーを示すために
-.I errno
-が設定される。
+成功した場合、 \fBposix_openpt\fP()  は負ではないファイルディスクリプタを返す。
+これは使用されていないディスクリプタのうち最小の値である。 失敗した場合、\-1 が返されて、エラーを示すために \fIerrno\fP が設定される。
 .SH エラー
-.BR open (2)
-を参照すること。
+\fBopen\fP(2)  を参照すること。
 .SH バージョン
-.BR posix_openpt ()
-の glibc でのサポートはバージョン 2.2.1 以降で提供されている。
+\fBposix_openpt\fP()  の glibc でのサポートはバージョン 2.2.1 以降で提供されている。
 .SH 準拠
-.BR posix_openpt ()
-は UNIX 98 疑似端末サポート
-.RB ( pts (4)
-を参照) の一部である。
-この関数は POSIX.1-2001 で指定されている。
+\fBposix_openpt\fP()  は UNIX 98 疑似端末サポート (\fBpts\fP(4)  を参照) の一部である。 この関数は
+POSIX.1\-2001 で指定されている。
 .SH 注意
-この関数は POSIX において最近作られたものである。
+\fBposix_openpt\fP() 関数は POSIX において最近作られたものである。
 System V (別名 UNIX 98) 疑似端末をサポートする UNIX 実装の中には、
 この関数を持たないものもあるが、以下のようにして簡単に実装できる:
 .in +4n
@@ -95,11 +80,15 @@ posix_openpt(int flags)
 }
 .fi
 .in
+.PP
+\fBposix_openpt\fP() を呼び出すと、対応する擬似端末スレーブデバイスのパス
+名が生成される。スレーブデバイスのパス名は \fBptsname\fP(3) を使って取得
+できる。スレーブデバイスのパス名はマスターデバイスがオープンされている
+間だけ存在する。
 .SH 関連項目
-.BR open (2),
-.BR getpt (3),
-.BR grantpt (3),
-.BR ptsname (3),
-.BR unlockpt (3),
-.BR pts (4),
-.BR pty (7)
+\fBopen\fP(2), \fBgetpt\fP(3), \fBgrantpt\fP(3), \fBptsname\fP(3), \fBunlockpt\fP(3),
+\fBpts\fP(4), \fBpty\fP(7)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。