.\" Copyright (c) 1993
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.\"
.\" @(#)queue.3 8.2 (Berkeley) 1/24/94
.\"
マクロ \fBLIST_INSERT_AFTER\fP は新たな要素 \fIelm\fP を要素 \fIlistelm\fP の後に挿入する。
.PP
マクロ \fBLIST_REMOVE\fP は要素 \fIelm\fP をリストから削除する。
-.SS リストの例
+.SS "List example"
.nf
LIST_HEAD(listhead, entry) head;
struct listhead *headp; /* リストの先頭。*/
while (head.lh_first != NULL) /* 削除する。*/
LIST_REMOVE(head.lh_first, entries);
.fi
-.SS テールキュー
+.SS "Tail queues"
テールキューの先頭には \fBTAILQ_HEAD\fP マクロで定義される構造体が置かれる。 この構造体は 1 組のポインタを含んでいる。 1
つはテールキューの最初の要素へのポインタであり、 もう 1 つはテールキューの最後の要素へのポインタである。 要素は 2 重にリンクされており、
任意の要素はテールキューを辿らずに削除できる。 新しい要素は既存の要素の後またはテールキューの先頭または末尾に追加できる。 \fBTAILQ_HEAD\fP
マクロ \fBTAILQ_INSERT_AFTER\fP は新たな要素 \fIelm\fP を要素 \fIlistelm\fP の後に挿入する。
.PP
マクロ \fBTAILQ_REMOVE\fP は要素 \fIelm\fP をテールキューから削除する。
-.SS テールキューの例
+.SS "Tail queue example"
.nf
TAILQ_HEAD(tailhead, entry) head;
struct tailhead *headp; /* テールキューの先頭。*/
while (head.tqh_first != NULL)
TAILQ_REMOVE(&head, head.tqh_first, entries);
.fi
-.SS 循環キュー
+.SS "Circular queues"
循環キューの先頭には \fBCIRCLEQ_HEAD\fP マクロで定義される構造体が置かれる。 この構造体は 1 組のポインタを含んでいる。 1
つは循環キューの最初の要素へのポインタであり、 もう 1 つは循環キューの最後の要素へのポインタである。 要素は 2 重にリンクされており、
任意の要素はキューを辿らずに削除できる。 新しい要素は、既存の要素の後または前、またはキューの先頭または末尾に追加できる。 A
マクロ \fBCIRCLEQ_INSERT_AFTER\fP は新たな要素 \fIelm\fP を要素 \fIlistelm\fP の前に挿入する。
.PP
マクロ \fBCIRCLEQ_REMOVE\fP は要素 \fIelm\fP を循環キューから削除する。
-.SS 循環キューの例
+.SS "Circular queue example"
.nf
CIRCLEQ_HEAD(circleq, entry) head;
struct circleq *headp; /* 循環キューの先頭。*/
.SH 準拠
POSIX.1\-2001 にはない。 BSD 系に存在する。 queue 関数は 4.4BSD で初めて登場した。
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.41 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。