この関数の古典的な BSD 版は 4.2BSD で登場した。 この関数はプロセスのシグナルマスクを \fIsigmask\fP に設定する。 UNIX 95
では BSD 版と互換性のない System V 版のこの関数が標準化された。 UNIX 95 版は、指定されたシグナル \fIsig\fP
をプロセスのシグナルマスクから削除するだけである。 同じ名前で互換性のない 2 つの関数があるという不幸な事態は、 \fB\%sigsuspend\fP(2)
-関数によって解消された。 この関数は (\fIint\fP の代わりに) \fBsigset_t *\fP 引き数をとる。
+関数によって解消された。 この関数は (\fIint\fP の代わりに) \fBsigset_t\ *\fP 引き数をとる。
.SS "Linux での注意"
Linux では、このルーチンは Sparc (sparc64) アーキテクチャでのみ システムコールとなっている。
\fBkill\fP(2), \fBsigaction\fP(2), \fBsigprocmask\fP(2), \fBsigsuspend\fP(2),
\fBsigblock\fP(3), \fBsigvec\fP(3), \fBfeature_test_macros\fP(7)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。