プログラムの終了の前に 現在開いているすべてのファイルは閉じられる (その結果、すべての出力ストリームはフラッシュされる)。 プログラムの停止に
\fBabort\fP(3) のような他の方法を用いた場合には、 ファイルが正しく閉じられる保証はない。
.PP
-At program startup, three text streams are predefined and need not be opened
-explicitly: \fIstandard input\fP (for reading conventional input), \fIstandard
-output\fP (for writing conventional input), and \fIstandard error\fP (for writing
-diagnostic output). These streams are abbreviated \fIstdin\fP,\fIstdout\fP and
-\fIstderr\fP. When opened, the standard error stream is not fully buffered;
-the standard input and output streams are fully buffered if and only if the
-streams do not refer to an interactive device.
+プログラムの起動時に 3 個のテキストストリームが予め定義されており、 それらは明示的に開く必要がない。 \fI標準入力 (standard
+input)\fP (通常の入力を読み取るのに使う)、 \fI標準出力 (standard output)\fP (通常の出力を書き込むのに使う)、
+\fI標準エラー出力 (standard error)\fP (診断出力を書き込むのに使う) である。 これらのストリームは \fIstdin\fP,
+\fIstdout\fP, \fIstderr\fP と短縮して表現される。 オープンされたときには、 標準エラーストリームは 完全にはバッファリングされていない。
+標準入力ストリームと標準出力ストリームは、 ストリームがインタラクティブなデバイスを参照していなければ、 完全にバッファリングされている。
.PP
端末デバイスを参照する出力ストリームは、 デフォルトでは常に行単位でバッファリングされている。 ただしそのようなストリームにおけるバッファ内の出力は、
端末デバイスを参照している入力ストリームからの読み込みがあるたびに、 自動的に書き込まれる。 出力端末に行の一部を書き込んだ後で大量の計算を行う場合、
これらの名前は、現在の定義を \fB#undef\fP で削除しない限り、再利用することはできない。 マクロ関数の関数版として、 \fBfeof\fP,
\fBferror\fP, \fBclearerr\fP, \fBfileno\fP, \fBgetc\fP, \fBgetchar\fP, \fBputc\fP, \fBputchar\fP
がある。 マクロの定義が明示的に消去されている場合には、 これらを使用することになるだろう。
-.SS "List of functions"
+.SS 関数のリスト
.TS
;
lb lb
\fBclose\fP(2), \fBopen\fP(2), \fBread\fP(2), \fBwrite\fP(2), \fBstdout\fP(3),
\fBunlocked_stdio\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。