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-.TH STRCHR 3 2012\-04\-24 GNU "Linux Programmer's Manual"
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+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HIROFUMI Nishizuka
+.\" all rights reserved.
+.\" Translated Tue Dec 16 10:29:05 JST 1997
+.\" by HIROFUMI Nishizuka <nishi@rpts.cl.nec.co.jp>
+.\" Updated & Modified 2001-10-16, Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
+.\" Updated 2006-07-20, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\" Updated 2012-05-01, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
+.\"
+.TH STRCHR 3 2014\-01\-20 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
strchr, strrchr, strchrnul \- 文字列中の文字の位置を特定する
.SH 書式
ここでいう「文字」は「バイト」の意味なので、 これらの関数はワイド文字やマルチバイト文字では動作しない。
.SH 返り値
\fBstrchr\fP() と \fBstrrchr\fP() 関数は一致した文字へのポインタを返し、もし
-文字が見つからない場合は NULL を返す。終端の NULL バイトは文字列の一部と
+文字が見つからない場合は NULL を返す。終端のヌルバイトは文字列の一部と
みなされ、\fIc\fP に \(aq\e0\(aq が指定された場合には、これらの関数は
-終端の NULL バイトへのポインタを返す。
+終端のヌルバイトへのポインタを返す。
\fBstrchrnul\fP() 関数は一致した文字へのポインタを返す。 文字が見つからない場合は、\fIs\fP の末尾のヌルバイトへの ポインタ (つまり
\fIs+strlen(s)\fP) を返す。
.SH バージョン
\fBstrchrnul\fP() は glibc バージョン 2.1.1 で初めて登場した。
+.SH 属性
+.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
+関数 \fBstrchr\fP(), \fBstrrchr\fP(), \fBstrchrnul\fP() はスレッドセーフである。
.SH 準拠
\fBstrchr\fP() と \fBstrrchr\fP() は SVr4, 4.3BSD, C89, C99 に準拠している。
\fBstrchrnul\fP() は GNU 拡張である。
\fBstrpbrk\fP(3), \fBstrsep\fP(3), \fBstrspn\fP(3), \fBstrstr\fP(3), \fBstrtok\fP(3),
\fBwcschr\fP(3), \fBwcsrchr\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。