.in +4n
.nf
struct tm {
- int tm_sec; /* Seconds (0\-60) */
- int tm_min; /* Minutes (0\-59) */
- int tm_hour; /* Hours (0\-23) */
- int tm_mday; /* Day of the month (1\-31) */
- int tm_mon; /* Month (0\-11) */
- int tm_year; /* Year \- 1900 */
- int tm_wday; /* Day of the week (0\-6, Sunday = 0) */
- int tm_yday; /* Day in the year (0\-365, 1 Jan = 0) */
- int tm_isdst; /* Daylight saving time */
+ int tm_sec; /* 秒 (0\-60) */
+ int tm_min; /* 分 (0\-59) */
+ int tm_hour; /* 時間 (0\-23) */
+ int tm_mday; /* 月内の日付 (1\-31) */
+ int tm_mon; /* 月 (0\-11) */
+ int tm_year; /* 年 \- 1900 */
+ int tm_wday; /* 曜日 (0\-6, 日曜 = 0) */
+ int tm_yday; /* 年内通算日 (0\-365, 1 月 1 日 = 0) */
+ int tm_isdst; /* 夏時間 */
};
.fi
.in
-For more details on the \fItm\fP structure, see \fBctime\fP(3).
+\fItm\fP 構造体の詳細は \fBctime\fP(3) を参照。
\fIformat\fP 引き数は、 \fBscanf\fP(3) で使われているような、 フィールドディスクリプターとテキスト文字で構成されている文字列である。
個々のフィールドディスクリプターは \fB%\fP とそれに続く文字からなり、 後者にフィールドディスクリプターを置き換える内容を指定する。
\fBstrptime\fP() 関数は、入力文字列を左から右へ処理する。 入力された 3 つの要素 (空白・文字・フォーマット) は、順に処理される。
入力がフォーマット文字列とマッチできない場合、関数は停止する。 残りのフォーマット文字列と入力文字列は処理されない。
.PP
-The supported input field descriptors are listed below. In case a text
-string (such as the name of a day of the week or a month name) is to be
-matched, the comparison is case insensitive. In case a number is to be
-matched, leading zeros are permitted but not required.
+使用可能なフィールドディスクリプターを以下に挙げる。 (曜日や月の名前といった) 文字列をマッチさせる場合、 大文字と小文字は区別せずに比較する。
+数をマッチさせる場合、前に 0 をつけても構わないが必ずしも必要ではない。
.TP
\fB%%\fP
文字としての \fB%\fP。
.TP
\fB%a\fP または \fB%A\fP
-The name of the day of the week according to the current locale, in
-abbreviated form or the full name.
+現在のロケールでの曜日名 (省略名または完全な名前)。
.TP
\fB%b\fP または \fB%B\fP または \fB%h\fP
現在のロケールでの月名 (省略名または完全な名前)。
日曜日を週の始まりとした年通算での週数 (0\-53)。 1 月の最初の日曜日を第 1 週目の最初の日する。
.TP
\fB%w\fP
-The ordinal number of the day of the week (0\-6), with Sunday = 0.
+曜日を表す数字 (0\-6)、日曜日 が 0。
.TP
\fB%W\fP
月曜日を週の始まりとした年通算での週数 (0\-53)。 1 月の最初の月曜日を第 1 週目の最初の日する。
\fB%Y\fP
年。世紀の部分を含む (例: 1991)。
.LP
-E や O という修正子を使うことで変更できるフィールドディスクリプタもある。 これらの修正子は、別のフォーマットや仕様を使うことを指示する。
+E や O という修飾子を使うことで変更できるフィールドディスクリプタもある。 これらの修飾子は、別のフォーマットや仕様を使うことを指示する。
別のフォーマットや仕様が現在のロケールに存在しないときは、 変更していないフィールドディスクリプタが使われる。
.LP
-E 修正子は、ロケールに依存した日付と時刻の別の表現形式が 入力文字列に含まれていることを指定する。
+E 修飾子は、ロケールに依存した日付と時刻の別の表現形式が 入力文字列に含まれていることを指定する。
.TP
\fB%Ec\fP
日付と時刻。ロケールに依存した別の表現形式を使う。
\fB%EY\fP
完全な形式の年。別の表現型式を使う。
.LP
-O 修正子は、ロケールに依存した別のフォーマットの中に 数値の入力があることを指定する。
+O 修飾子は、ロケールに依存した別のフォーマットの中に 数値の入力があることを指定する。
.TP
\fB%Od\fP または \fB%Oe\fP
月の初めからの通算の日付。ロケールに依存した別の数値シンボルを使う。 0 を頭につけてもよいが、必須ではない。
年の初めからの通算の週数 (日曜日を週の始めとする)。 ロケールに依存した別の数値シンボルを使う。
.TP
\fB%Ow\fP
-The ordinal number of the day of the week (Sunday=0),
- using the locale's alternative numeric symbols.
+曜日を表す数字 (日曜日 が 0)、
+ロケールに依存した別の数値シンボルを使う。
.TP
\fB%OW\fP
年の初めからの通算の週数 (月曜日を週の始めとする)。 ロケールに依存した別の数値シンボルを使う。
この関数のプロトタイプを常に定義する。 glibc2 のインクルードファイルは、 \fB_XOPEN_SOURCE\fP または \fB_GNU_SOURCE\fP
が定義された場合のみ、 この関数のプロトタイプを提供する。
.PP
-libc 5.4.13 より前では、空白 (と \(aqn\(aq または \(aqt\(aq 指定) は扱われなかった。 ロケールの修正子
+libc 5.4.13 より前では、空白 (と \(aqn\(aq または \(aqt\(aq 指定) は扱われなかった。 ロケールの修飾子
\(aqE\(aq と \(aqO\(aq は受け付けられなかった。 また、\(aqC\(aq の指定は \(aqc\(aq
の指定と同じ意味で扱われた。
.PP