(現在のロケールに基づいて)マルチバイト列で表現できないワイド文字に 出会った場合。この場合は、\fI*src\fP は不正なワイド文字を指した状態になり、
\fI(size_t)\ \-1\fP が返され、\fIerrno\fP に \fBEILSEQ\fP が設定される。
.IP 2.
-NULL ワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) に出会わないで \fInwc\fP 個のワイド文字を
-変換した場合か、長さの制限によって変換が止められた場合。 この場合には、\fI*src\fP は次に変換されるべきワイド文字を指した状態になり、
-\fIdest\fP に書き込まれたバイト数が返される。
+ヌルワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) に出会わないで \fInwc\fP 個のワイド文字を 変換した場合か、長さの制限によって変換が止められた場合。
+この場合には、\fI*src\fP は次に変換されるべきワイド文字を指した状態になり、 \fIdest\fP に書き込まれたバイト数が返される。
.IP 3.
ワイド文字列が終端の L\(aq\e0\(aq (これには \fI*ps\fP を初期状態に戻すという副作用がある)
も含めて全て変換された場合。この場合には \fI*src\fP に NULL が設定され、
\fIdest\fP に書き込まれたバイト数が返される
-(終端の NULL バイト (\(aq\e0\(aq) は数えない)。
+(終端のヌルバイト (\(aq\e0\(aq) は数えない)。
.PP
\fIdest\fP が NULL ならば \fIlen\fP は無視されて前述のように変換が行わ
-れるが、変換されたバイトデータはメモリに書き出されない点と、出力先の長 さの制限がない点が異なる。
+ã\82\8cã\82\8bã\81\8cã\80\81å¤\89æ\8f\9bã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\90ã\82¤ã\83\88ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81¯ã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81«æ\9b¸ã\81\8då\87ºã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\84ç\82¹ã\81¨ã\80\81å\87ºå\8a\9bå\85\88ã\81®é\95· ã\81\95ã\81®å\88¶é\99\90ã\81\8cã\81ªã\81\84ç\82¹ã\81\8cç\95°ã\81ªã\82\8bã\80\82
.PP
上記のいずれの場合も、\fIps\fP が NULL ならば、\fBwcsnrtombs\fP() 関数
だけが知っている静的な匿名の状態がシフト状態の代わりに用いられる。
.SH 準拠
POSIX.1\-2008.
.SH 注意
-\fBwcsnrtombs\fP() の動作は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存する。
+\fBwcsnrtombs\fP() ã\81®å\8b\95ä½\9cã\81¯ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\83ã\82±ã\83¼ã\83«ã\81® \fBLC_CTYPE\fP ã\82«ã\83\86ã\82´ã\83ªã\83¼ã\81«ä¾\9då\98ã\81\99ã\82\8bã\80\82
.PP
\fIps\fP に NULL を渡した際の動作はマルチスレッドセーフでない。
.SH 関連項目
\fBiconv\fP(3), \fBmbsinit\fP(3), \fBwcsrtombs\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。