2. 長さの制限により変換が止められた場合。この場合には、\fI*src\fP は次に 変換されるべきワイド文字列を指した状態になり、\fIdest\fP
に書き込まれ たバイト数が返される。
.PP
-3. ワイド文字列が終端の NULL ワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) も含めて全て 変換された場合。この際、\fI*ps\fP
+3. ワイド文字列が終端のヌルワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) も含めて全て 変換された場合。この際、\fI*ps\fP
が初期状態に戻るという副作用がある。 この場合には \fI*src\fP に NULL が設定され、\fIdest\fP に書き込まれた バイト数が返される
-(終端の NULL バイト (L\(aq\e0\(aq) は数えない)。
+(終端のヌルバイト (L\(aq\e0\(aq) は数えない)。
.PP
\fIdest\fP が NULL ならば \fIlen\fP は無視されて前述のように変換が行わ
れるが、変換されたバイトデータはメモリに書き出されない点と、出力先の長 さの制限がない点が異なる。
.SH 関連項目
\fBiconv\fP(3), \fBmbsinit\fP(3), \fBwcrtomb\fP(3), \fBwcsnrtombs\fP(3), \fBwcstombs\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。