.\" Copyright (c) Bruno Haible <haible@clisp.cons.org>
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.\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
.\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of
.\" the License, or (at your option) any later version.
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.\"
.\" References consulted:
.\" GNU glibc-2 source code and manual
.\" OpenGroup's Single UNIX specification http://www.UNIX-systems.org/online.html
.\" ISO/IEC 9899:1999
.\"
-.\" About this Japanese page, please contact to JM Project <JM@linux.or.jp>
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.\" by FUJIWARA Teruyoshi <fujiwara@linux.or.jp>
.\"
-.TH WCTOB 3 2011-09-22 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.TH WCTOB 3 2011\-09\-22 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
wctob \- ワイド文字のシングルバイト表現を試みる
.SH 書式
.nf
-.B #include <wchar.h>
+\fB#include <wchar.h>\fP
.sp
-.BI "int wctob(wint_t " c );
+\fBint wctob(wint_t \fP\fIc\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-.BR wctob ()
-関数は、ワイド文字 \fIc\fP のマルチバイト表現(初期状態で開
-始)がシングルバイト文字だけでできているかどうかを調べる。もしそうであ
-れば、これを
-.I "unsigned char"
-型として返す。
+\fBwctob\fP() 関数は、ワイド文字 \fIc\fP のマルチバイト表現(初期状態で開
+始)がシングルバイト文字だけでできているかどうかを調べる。もしそうであ れば、これを \fIunsigned char\fP 型として返す。
.PP
-この関数は決して使わないこと。この関数は国際化プログラムを書く上では役
-に立たない。国際化されたプログラムでは、シングルバイト文字とマルチバイト
+この関数は決して使わないこと。この関数は国際化プログラムを書く上では役 に立たない。国際化されたプログラムでは、シングルバイト文字とマルチバイト
文字を区別してはならない。
.SH 返り値
-.BR wctob ()
-関数は \fIc\fP のシングルバイト表現が存在すれば、その表現
-を返す。存在しなければ \fBEOF\fP を返す。
+\fBwctob\fP() 関数は \fIc\fP のシングルバイト表現が存在すれば、その表現 を返す。存在しなければ \fBEOF\fP を返す。
.SH 準拠
C99.
.SH 注意
-.BR wctob ()
-の動作は、現在のロケールの
-.B LC_CTYPE
-カテゴリに依存する。
+\fBwctob\fP() の動作は、現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリーに依存する。
.PP
-この関数は決して使うべきではない。国際化プログラムでは、シングルバイト
-文字とマルチバイト文字を区別してはならない。代わりに、
-.BR wctomb (3)
-か、スレッドセーフな
-.BR wcrtomb (3)
-を使うこと。
+この関数は決して使うべきではない。国際化プログラムでは、シングルバイト 文字とマルチバイト文字を区別してはならない。代わりに、 \fBwctomb\fP(3)
+か、スレッドセーフな \fBwcrtomb\fP(3) を使うこと。
.SH 関連項目
-.BR btowc (3),
-.BR wcrtomb (3),
-.BR wctomb (3)
+\fBbtowc\fP(3), \fBwcrtomb\fP(3), \fBwctomb\fP(3)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。