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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man4 / initrd.4
index 1b918d3..1c5a468 100644 (file)
@@ -1,6 +1,6 @@
-.\" -*- nroff -*-
 .\" This man-page is Copyright (C) 1997 John S. Kallal
 .\"
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@@ -20,6 +20,7 @@
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+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997,1998
+.\"           ISHIKAWA Mutsumi, all rights reserved.
+.\" Translated 1997-12-15, ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp>
+.\" Modified 1998-02-09, ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp>
+.\" Updated & Modified 2005-10-08, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\"
 .TH INITRD 4 2010\-09\-04 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
-initrd \- ブートローダによって初期化された RAM ディスク
+initrd \- ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\88\9dæ\9c\9få\8c\96ã\81\95ã\82\8cã\81\9f RAM ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯
 .SH 設定
 \fI/dev/initrd\fP は、メジャー番号 1、マイナー番号 250 が割り当てられた 読み込み専用のブロックデバイスである。 普通、
 \fI/dev/initrd\fP の所有者は \fIroot.disk\fP であり、モードは 400 (root のみが読み出し可能) である。
@@ -58,24 +66,24 @@ initrd \- ブートローダによって初期化された RAM ディスク
 \fBCONFIG_BLK_DEV_INITRD=y\fP とする)。 \fI/dev/initrd\fP を使用する場合には、RAM
 ディスクドライバをモジュールとして ロードすることはできない。
 .SH 説明
-\fI/dev/initrd\fP スペシャルファイルは読み込み専用のブロックデバイスである。 このデバイスはカーネルが起動される前にブートローダ (boot
-loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディスクである。 その後、カーネルは \fI/dev/initrd\fP
+\fI/dev/initrd\fP スペシャルファイルは読み込み専用のブロックデバイスである。 このデバイスはカーネルが起動される前にブートローダ
+(boot loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディスクである。 その後、カーネルは \fI/dev/initrd\fP
 の内容を二段階のシステム起動 (two\-phase system boot\-up)  で利用することができる。
 .PP
 .\"
 .\"
 .\"
-最初のブートアップ段階 (first boot\-up phase) では、カーネルは (例えば、ブートローダによって初期化された RAM disk
\9c\80å\88\9dã\81®ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\82¢ã\83\83ã\83\97段é\9a\8e (first boot\-up phase) ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81¯ (ä¾\8bã\81\88ã\81°ã\80\81ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\88\9dæ\9c\9få\8c\96ã\81\95ã\82\8cã\81\9f RAM disk
 である)  \fI/dev/initrd\fP の内容を初期ルートファイルシステム (root file\-system) としてマウント して起動する。
 第二段階では初期ルートデバイスに含まれているものから、追加のドライ バやその他のモジュールがロードされる。
 追加のモジュールがロードされた後、新しいルートファイルシステム (すなわち、通常時のルートファイルシステム)  が別のデバイスからマウントされる。
 .SS ブートアップ作業
 \fBinitrd\fP を利用した時は、システムは次のようにブートする:
 .IP 1. 3
\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\81¯ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 ã\81¨ \fI/dev/initrd\fP ã\81®å\86\85容ã\82\92ã\83¡ã\83¢ã\83ªにロードする。
\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\81¯ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 ã\81¨ \fI/dev/initrd\fP ã\81®å\86\85容ã\82\92ã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼にロードする。
 .IP 2.
 カーネル起動時、カーネルは \fI/dev/initrd\fP デバイスの内容を展開 (uncompress) し、 \fI/dev/ram0\fP
-にコピーする。さらに、 \fI/dev/initrd\fP の使っていたメモリを解放する。
\81«ã\82³ã\83\94ã\83¼ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\95ã\82\89ã\81«ã\80\81 \fI/dev/initrd\fP ã\81®ä½¿ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81\9fã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\82\92解æ\94¾ã\81\99ã\82\8bã\80\82
 .IP 3.
 カーネルは \fI/dev/ram0\fP デバイスを初期のルートファイルシステムとして読み書き可能な形式でマウン トする。
 .IP 4.
@@ -102,7 +110,7 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 .\"
 普通のブートシーケンス (例えば、 \fI/sbin/init\fP の起動) が通常時ルートファイルシステム上で行われる。
 .SS オプション
-\fBinitrd\fP ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81®ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\82¢ã\83\83ã\83\97æ\93\8dä½\9cã\81«å½±é\9f¿ã\82\92ä¸\8eã\81\88ã\82\8b ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83»オプションは次のようなものがある、
+\fBinitrd\fP ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81®ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\82¢ã\83\83ã\83\97æ\93\8dä½\9cã\81«å½±é\9f¿ã\82\92ä¸\8eã\81\88ã\82\8b ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼オプションは次のようなものがある、
 .TP 
 \fBinitrd=\fP\fIfilename\fP
 \fI/dev/initrd\fP の内容としてロードするファイルを指定する。 \fBLOADLIN\fP では、これはコマンドラインオプションである。
@@ -111,7 +119,7 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 .TP 
 \fBnoinitrd\fP
 この起動オプションは二段階の起動操作を無効にする。 カーネルは \fI/dev/initrd\fP
\81\8cå\88\9dæ\9c\9få\8c\96ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81¨å\90\8cæ§\98ã\81®ã\80\81é\80\9a常ã\81®ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\82¢ã\83\83ã\83\97å\8b\95ä½\9cã\82\92è¡\8cã\81\86ã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\83¡ã\83¢ã\83ª上にロードされた
\81\8cå\88\9dæ\9c\9få\8c\96ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81¨å\90\8cæ§\98ã\81®ã\80\81é\80\9a常ã\81®ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\82¢ã\83\83ã\83\97å\8b\95ä½\9cã\82\92è¡\8cã\81\86ã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ç\94¨ã\81\84ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼上にロードされた
 \fI/dev/initrd\fP の内容はそのまま保存される。 つまり、このオプションを用いることによって、 \fI/dev/initrd\fP の内容を
 (ブート以外の目的に) 利用することが可能になる。また、その内容は ファイルシステムイメージに限定されない。 しかし、 \fI/dev/initrd\fP
 デバイスは読みだしのみ可能であり、システムの起動後 1 度しか読み出す事 ができない。
@@ -125,8 +133,8 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 このオプションで指定されるデバイスは、適切なルートファイルシステムとし てマウント可能なデバイスでなければならない。
 .SS 通常時ルートファイルシステムの変更
 デフォルトでは、カーネルの設定 (例えば、 \fBrdev\fP(8)  を用いてカーネルファイル内にセットされたもの、または、コンパイル時にカー
\83\8dã\83«ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\86\85ã\81«å\9f\8bã\82\81è¾¼ã\81¾ã\82\8cã\81\9fã\82\82ã\81®)ã\80\81 ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\80\81ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³è¨­å®\9aã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8cé\80\9a常æ\99\82ã\83«ã\83¼ ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81¨ã\81\97ã\81¦ä½¿ã\82\8fã\82\8cã\82\8bã\80\82 NFS
-マウントされた通常時ルートファイルシステムを利用する場合、 \fBnfs_root_name\fP と \fBnfs_root_addrs\fP
\83\8dã\83«ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\86\85ã\81«å\9f\8bã\82\81è¾¼ã\81¾ã\82\8cã\81\9fã\82\82ã\81®)ã\80\81 ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\80\81ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³è¨­å®\9aã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8cé\80\9a常æ\99\82ã\83«ã\83¼ ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81¨ã\81\97ã\81¦ä½¿ã\82\8fã\82\8cã\82\8bã\80\82
+NFS マウントされた通常時ルートファイルシステムを利用する場合、 \fBnfs_root_name\fP と \fBnfs_root_addrs\fP
 ブートオプションを使って NFS の設定を与えなければならない。 NFS マウントされたルート (ファイルシステム) についての
 より詳しい情報は、カーネルのドキュメントファイル \fBDocumentation/filesystems/nfsroot.txt\fP を参照のこと。
 ルートファイルシステムの設定についてのより詳しい情報は、 \fBLILO\fP と \fBLOADLIN\fP のドキュメントも参照のこと。
@@ -158,25 +166,26 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
     echo 255 >/proc/sys/kernel/real\-root\-dev
 .fi
 
-.\" FIXME the manual page should describe the pivot_root mechanism.
+.\" FIXME . Should this manual page  describe the pivot_root mechanism?
 .\"
 .\"
 .\"
 \fB注意\fP: ルートファイルシステムを変更するために \fI/proc/sys/kernel/real\-root\-dev\fP を使うのは以前の方法である。
-ルートファイルシステムを変更する新しい方法についての情報は、 カーネルソースに含まれる \fIDocumentation/initrd.txt\fP
-ファイルや、 \fBpivot_root\fP(2)  や \fBpivot_root\fP(8)  を参照してほしい。
+ルートファイルシステムを変更する新しい方法についての情報は、 Linux カーネルソースに含まれる
+\fIDocumentation/initrd.txt\fP ファイルや、 \fBpivot_root\fP(2)  や \fBpivot_root\fP(8)
+を参照してほしい。
 .SS 使い方
 \fBinitrd\fP が実装された主な目的は、システムインストール時に、モジュール化されたカー ネルの設定を可能にすることであった。
 .PP
 次のような流れのシステムインストールが可能になる:
 .IP 1. 3
\83­ã\83¼ã\83\80ã\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\83­ã\83\83ã\83\94ã\83¼ã\82\84ã\81\9dã\81®ä»\96ã\81®ã\83¡ã\83\87ã\82£ã\82¢ã\81\8bã\82\89ã\80\81 æ\9c\80å°\8fé\99\90ã\81®ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83« (ä¾\8bã\81\88ã\81°ã\80\81 \fI/dev/ram\fP, \fI/dev/initrd\fP, ext2
-ファイルシステムのみのサポートしたカーネル) をブートし、 gzip 圧縮された初期ファイルシステムイメージを \fI/dev/initrd\fP
\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\83\97ã\83­ã\82°ã\83©ã\83 ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\83­ã\83\83ã\83\94ã\83¼ã\82\84ã\81\9dã\81®ä»\96ã\81®ã\83¡ã\83\87ã\82£ã\82¢ã\81\8bã\82\89ã\80\81 æ\9c\80å°\8fé\99\90ã\81®ã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83« (ä¾\8bã\81\88ã\81°ã\80\81 \fI/dev/ram\fP, \fI/dev/initrd\fP,
+ext2 ファイルシステムのみのサポートしたカーネル) をブートし、 gzip 圧縮された初期ファイルシステムイメージを \fI/dev/initrd\fP
 にロードする。
 .IP 2.
 実行ファイル \fI/linuxrc\fP は、(1) 通常時ルートファイルシステムのマウントに何が必要か
 (すなわち、デバイスタイプ、デバイスドライバ、ファイルシステム)、 (2) 配布メディアに何が必要か (例えば、CD\-ROM,
-ネットワーク、テープなど)  を決定する。決定は、ユーザへの問い合わせ、自動検出、あるいはその両者の 方法を組み合わせて行われる。
\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\80\81ã\83\86ã\83¼ã\83\97ã\81ªã\81©)  ã\82\92決å®\9aã\81\99ã\82\8bã\80\82決å®\9aã\81¯ã\80\81ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81¸ã\81®å\95\8fã\81\84å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\80\81è\87ªå\8b\95æ¤\9cå\87ºã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\81\9dã\81®ä¸¡è\80\85ã\81® æ\96¹æ³\95ã\82\92çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\82\8bã\80\82
 .IP 3.
 実行ファイル \fI/linuxrc\fP は、初期ルートファイルシステムから必要なモジュールをロードする。
 .IP 4.
@@ -188,9 +197,9 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 .IP 6.
 次に、カーネルは、通常時ルートファイルシステムをマウントする。
 .IP 7.
-この段階で、ファイルシステムは全く変更が行われていない状態で、 アクセスできる状態になる。 また、ブートローダをインストールすることができる。
\81\93ã\81®æ®µé\9a\8eã\81§ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81¯å\85¨ã\81\8få¤\89æ\9b´ã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ç\8a¶æ\85\8bã\81§ã\80\81 ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81§ã\81\8dã\82\8bç\8a¶æ\85\8bã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\80\81ã\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\82\92ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
 .IP 8.
-ブートローダを設定し、システム起動時に使用されるカーネルモジュールのセッ トを含んだファイルシステムを \fI/dev/initrd\fP にロードする
\83\96ã\83¼ã\83\88ã\83­ã\83¼ã\83\80ã\83¼ã\82\92設å®\9aã\81\97ã\80\81ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 èµ·å\8b\95æ\99\82ã\81«ä½¿ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\83¢ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83«ã\81®ã\82»ã\83\83 ã\83\88ã\82\92å\90«ã\82\93ã\81 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\82\92 \fI/dev/initrd\fP ã\81«ã\83­ã\83¼ã\83\89ã\81\99ã\82\8b
 (例えば、 \fI/dev/ram0\fP デバイスの内容を修正し、アンマウントする。最後に、 \fI/dev/ram0\fP のイメージをファイルに書き出す)。
 .IP 9.
 これで、システムがブート可能になる。この後、さらにその他のインストール の作業を実行できる。
@@ -204,7 +213,7 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 そして、 \fI/linuxrc\fP ファイル、または、 \fI/linuxrc\fP から実行されるファイルのみを異なったものにしておく。
 .PP
 3 番目のケースは、より便利な復旧用ディスクを作る場合である。 ルートファイルシステムのパーティションの位置といった情報は ブート時に必要ないため、
-\fI/dev/initrd\fP からロードされたシステムは、 必要な正常性チェックを行った後で、ユーザへの問い合わせや自動検出 (もしくはその両方)
+\fI/dev/initrd\fP ã\81\8bã\82\89ã\83­ã\83¼ã\83\89ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81¯ã\80\81 å¿\85è¦\81ã\81ªæ­£å¸¸æ\80§ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82\92è¡\8cã\81£ã\81\9få¾\8cã\81§ã\80\81ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\81¸ã\81®å\95\8fã\81\84å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\82\84è\87ªå\8b\95æ¤\9cå\87º (ã\82\82ã\81\97ã\81\8fã\81¯ã\81\9dã\81®ä¸¡æ\96¹)
 を行うことができるようになる。
 .PP
 .\"
@@ -229,12 +238,12 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 .IP 1. 3
 現在のカーネルでは、 \fI/dev/ram0\fP が \fI/\fP から \fI/initrd\fP
 に移動された際に、移動時にマウントされていたファイルシステムは、 その後も継続的にアクセス可能である。しかし、 \fI/proc/mounts\fP
-のエントリは更新されない。
\81®ã\82¨ã\83³ã\83\88ã\83ªã\83¼ã\81¯æ\9b´æ\96°ã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
 .IP 2.
 現在のカーネルでは、ディレクトリ \fI/initrd\fP が存在しない場合、 \fI/dev/ram0\fP
 を何らかのプロセスが利用していたり、何らかのファイルシステムが \fI/dev/ram0\fP 上にマウントされていると、 \fI/dev/ram0\fP
 は完全にはアンマウント「されない」。 \fI/dev/ram0\fP が、完全にアンマウント「されなければ」、 \fI/dev/ram0\fP
-はメモリ上に残ってしまうはずである。
+はメモリ上に残ってしまうはずである。
 .IP 3.
 .\"
 .\"
@@ -252,5 +261,8 @@ loader)  によって初期化 (例えば、ロード) される RAM ディス
 .SH 関連項目
 \fBchown\fP(1), \fBmknod\fP(1), \fBram\fP(4), \fBfreeramdisk\fP(8), \fBrdev\fP(8)
 
-カーネルソースパッケージに含まれるドキュメントファイル \fIinitrd.txt\fP、 LILO のドキュメント、LOADLIN
-のドキュメント、SYSLINUX のドキュメント。
+Linux カーネルソースの \fIinitrd.txt\fP、 LILO のドキュメント、LOADLIN のドキュメント、SYSLINUX のドキュメント
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。