この配列要素は動的リンク情報を指定する。
.TP
\fBPT_INTERP\fP
-この配列要素は、インタプリタとして起動されるパス名 (NULL 文字終端) の位置とサイズを指定する。 このセグメント型は
+この配列要素は、インタプリタとして起動されるパス名 (ヌル文字終端) の位置とサイズを指定する。 このセグメント型は
(共有オブジェクトにもあるかも知れないが) 実行可能ファイルでのみ意味を持つ。 ただし、このセグメント型は 1 つのファイルに 2
回以上出現してはならない。 もし存在する場合、このセグメント型は 全てのロード可能セグメントエントリより前になければならない。
.TP
.RS
.TP 14
\fBSHN_UNDEF\fP
-This value marks an undefined, missing, irrelevant, or otherwise meaningless
-section reference.
+この値は、未定義 (undefined)、不足 (missing)、無関係 (irrelevant)、その他無意味なセクション参照を示す。
.TP
\fBSHN_LORESERVE\fP
この値は予約済みのインデックス領域の下限を指定する。
32 ビットと 64 ビットのセクションヘッダには実際の違いはない。
.TP 10
\fIsh_name\fP
-このメンバはセクション名を定める。 この値はセクションヘッダ文字列テーブルセクションのインデックスであり、 NULL
-文字で終端された文字列の場所を示す。
+このメンバはセクション名を定める。 この値はセクションヘッダ文字列テーブルセクションのインデックスであり、 ヌル文字で終端された文字列の場所を示す。
.TP
\fIsh_type\fP
.\" .Bl -tag -width "SHT_PROGBITS"
このセクションはプログラムの "テキスト" または実行可能命令を保持する。 セクションのタイプは \fBSHT_PROGBITS\fP である。
使用される属性は \fBSHF_ALLOC\fP と \fBSHF_EXECINSTR\fP である。
.PP
-文字列テーブルセクションは NULL 文字で終端されたキャラクタ配列 (通常文字列と呼ばれるもの) を保持する。 オブジェクトファイルはこれらの文字列を
+文字列テーブルセクションはヌル文字で終端されたキャラクタ配列 (通常文字列と呼ばれるもの) を保持する。 オブジェクトファイルはこれらの文字列を
シンボル名とセクション名を表すために使う。 文字列は、文字列テーブルセクションへのインデックスとして参照される。 インデックス 0
-の最初のバイトは、NULL バイト (\(aq\e0\(aq) を 保持すると定義されている。 同様に文字列テーブルの最後のバイトも NULL
-文字を保持すると定義されている。 これは全ての文字列が NULL バイトで終端されていることを保証するためである。
+の最初のバイトは、ヌルバイト (\(aq\e0\(aq) を 保持すると定義されている。
+同様に文字列テーブルの最後のバイトもヌル文字を保持すると定義されている。 これは全ての文字列がヌルバイトで終端されていることを保証するためである。
.PP
オブジェクトファイルのシンボルテーブルは、 プログラムのシンボル定義と参照を配置または再配置するのに 必要な情報を保持する。
.in +4n
Processor Supplement\fP.
.PP
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.64 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。