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+.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Kazuyuki Tanisako
+.\" all rights reserved.
+.\" Translated 1998-02-16, Kazuyuki Tanisako <tanisako@osa.dec-j.co.jp>
+.\" Updated 2003-01-20, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\" Updated 2005-02-21, Akihiro MOTOKI
+.\" Updated 2005-10-06, Akihiro MOTOKI
+.\" Updated 2008-08-11, Akihiro MOTOKI, LDP v3.05
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.TH UTMP 5 2013\-02\-11 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
utmp, wtmp \- ログイン記録
.fi
.in
この構造体からユーザーの使っている端末のスペシャルファイル名、 ユーザーのログイン名、 (\fBtime\fP(2)
-形式での)ログイン時刻がわかる。文字列フィールドは、 フィールドの長さより文字列が短い場合には、 NULL バイト (\(aq\e0\(aq)
+形式での)ログイン時刻がわかる。文字列フィールドは、 フィールドの長さより文字列が短い場合には、ヌルバイト (\(aq\e0\(aq)
によって終端される。
.PP
最初のエントリは \fBinit\fP(8) コマンドが \fBinittab\fP(5) を処理することで作られる。 あるエントリを処理する前に、
Linux (System V 系)では、設定ファイルを必要とせず セッション用のスロットを割り当てるので、一旦設定 されてしまうとレコードの
\fIut_id\fP は決して変更されない。 \fIut_id\fP をクリアすると競合状態におちいり、 utmp
-のエントリを壊したり、潜在的なセキュリティホールになる可能性がある。 上述のフィールドを NULL バイトで埋めてクリアしておくのは、 System V
+のエントリを壊したり、潜在的なセキュリティホールになる可能性がある。 上述のフィールドをヌルバイトで埋めてクリアしておくのは、 System V
での取り決めでは必要とはされていないが、 BSD での取り決めを前提としていて、かつ utmp を更新しない多くのプログラムが
動作するようにするためである。 Linux ではここまで記述してきたように、行内容の表示は BSD の慣例に従っている。
.PP
\fBgetutent\fP(3), \fBgetutmp\fP(3), \fBlogin\fP(3), \fBlogout\fP(3), \fBlogwtmp\fP(3),
\fBupdwtmp\fP(3), \fBinit\fP(8)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.67 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。