\fBsigqueue\fP(3), \fBwaitpid\fP(2).
プロセスの PID は \fBexecve\fP(2) の前後で不変である。
-.SS "Parent process ID (PPID)"
+.SS "親プロセス ID (PPID)"
プロセスの親プロセスの ID は、 \fBfork\fP(2) を使ってそのプロセスを生成したプロセスを示す。 プロセスは \fBgetppid\fP(2)
を使って自分の PPID を取得できる。 PPID は \fIpid_t\fP 型で表現される。
プロセスの PPID は \fBexecve\fP(2) の前後で不変である。
-.SS "Process group ID and session ID"
+.SS "プロセスグループ ID とセッション ID"
各プロセスはセッション ID とプロセスグループ ID を持つ。 これらの ID はどちらも \fIpid_t\fP 型で表現される。 プロセスは、それぞれ
\fBgetsid\fP(2), \fBgetpgrp\fP(2) を使って自分のセッション ID、プロセスグループ ID を取得できる。
新たなセッションの生成はプロセスが \fBsetsid\fP(2) を呼び出すことで行う。 \fBsetsid\fP(2) は、 \fBsetsid\fP(2)
を呼び出したプロセスの PID と同じ値のセッション ID を持つ 新たなセッションを生成する。
セッションの生成者は「セッション・リーダー」と呼ばれる。
-.SS "User and group identifiers"
+.SS "ユーザ ID とグループ ID"
各プロセスは、数種類のユーザ ID とグループ ID を持つ。 ユーザ ID、グループ ID は整数で、それぞれ \fIuid_t\fP, \fIgid_t\fP
型で表現される (これらは \fI<sys/types.h>\fP で定義されている)。