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Update releases for LDP v3.76
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man7 / libc.7
index 61fb568..39157d4 100644 (file)
@@ -33,7 +33,7 @@
 .\"         all rights reserved.
 .\" Translated 2012-05-31, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
 .\"
-.TH LIBC 7 2014\-04\-20 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH LIBC 7 2014\-07\-08 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 libc \- Linux の標準 C ライブラリの概要
 .SH 説明
@@ -67,15 +67,17 @@ Linux の要望を満たしていないと感じたLinux 開発者が作成し
 このライブラリは (分かりにくいが) 単に "libc" と呼ばれていた。Linux
 libc はメジャーバージョン 2, 3, 4, 5 がリリースされた(各リリースには多
 くのマイナーバージョンもあった)。しばらくの間、 Linux libc は多くの
-Linux ディストリビューションの標準 C ライブラリであった。しかしながら、
-Linux libc の活動の元々の動機とは裏腹に、glibc 2.0 がリリースされる頃ま
-でには、glibc は明らかに Linux libc よりも優れたものになっており、 程な
+Linux ディストリビューションの標準 C ライブラリであった。
+
+しかしながら、 Linux libc の活動の元々の動機とは裏腹に、
+(1997 年に) glibc 2.0 がリリースされる頃までには、
+glibc は明らかに Linux libc よりも優れたものになっており、 程な
 くして Linux libc を使っていた全ての主要な Linux ディストリビューション
-が glibc に切り替えた。 (この切り替えは 10 年以上前に行われたので、
+が glibc に切り替えた。 この切り替えはかなり以前に行われたので、
 \fIman\-pages\fP プロジェクトではもはや Linux libc の詳細に関する記載には
 気を使っていない。しかしながら、マニュアルページによっては Linux libc
 に関する情報の名残、特に \fIlibc4\fP や \fIlibc5\fP への言及、が残っており、
-歴史を見ることができる。)
+歴史を見ることができる。
 .SS "他の C ライブラリ"
 あまり広くは使われていないが、Linux 用の他の C ライブラリがいくつかある。 これらのライブラリは、一般的には、機能とメモリ使用量の両方の面で
 glibc より小さく、通常は小さなバイナリを作成することを目的としており、 おそらく組み込み Linux システム用の開発に焦点を当てたものである。
@@ -90,12 +92,12 @@ glibc より小さく、通常は小さなバイナリを作成することを
 .UR http://www.musl\-libc.org/
 \fImusl libc\fP
 .UE
-がある。 一般論としては、\fIman\-pages\fP
-プロジェクトでは、これらのライブラリの詳細はカバーされていない
+がある。 これらのライブラリの詳細も、知られていれば、
+\fIman\-pages\fP プロジェクトでカバーされる
 .SH 関連項目
 \fBsyscalls\fP(2), \fBgetauxval\fP(3), \fBproc\fP(5), \fBfeature_test_macros\fP(7),
 \fBman\-pages\fP(7), \fBstandards\fP(7), \fBvdso\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.68 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。