X-Git-Url: http://git.osdn.net/view?p=linuxjm%2FLDP_man-pages.git;a=blobdiff_plain;f=release%2Fman3%2Fsiginterrupt.3;h=dbc5386688608b10366f7a4d0d4e9595c06dc9b1;hp=7422c98ed7914743f8ff694f54a20ac0aaaad227;hb=83f9e5d087c3464d5131604d3c9893479e6228eb;hpb=f79b449072bed2e20bd3e649d2772de66dbe87a0 diff --git a/release/man3/siginterrupt.3 b/release/man3/siginterrupt.3 index 7422c98e..dbc53866 100644 --- a/release/man3/siginterrupt.3 +++ b/release/man3/siginterrupt.3 @@ -39,9 +39,9 @@ .\" Translated Sun May 24 13:44:00 JST 1998 .\" by HANATAKA Shinya .\" -.TH SIGINTERRUPT 3 2013\-04\-19 "" "Linux Programmer's Manual" +.TH SIGINTERRUPT 3 2014\-06\-13 "" "Linux Programmer's Manual" .SH 名前 -siginterrupt \- シグナルでシステム・コールに割り込むことを許す +siginterrupt \- シグナルでシステムコールに割り込むことを許す .SH 書式 .nf \fB#include \fP @@ -62,14 +62,14 @@ _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE\ >=\ 500 || _XOPEN_SOURCE\ &&\ _XOPEN_SOURCE_EXTEND .RE .ad .SH 説明 -\fBsiginterrupt\fP() 関数は、システム・コールがシグナル \fIsig\fP によって割り込まれた後、再実行の際の振る舞いを変更する。 -\fIflag\fP 引き数が偽 (0) ならば、システム・コールが指定した シグナル \fIsig\fP によって割り込まれた後に、そのシステム・コールは +\fBsiginterrupt\fP() 関数は、システムコールがシグナル \fIsig\fP によって割り込まれた後、再実行の際の振る舞いを変更する。 +\fIflag\fP 引き数が偽 (0) ならば、システムコールが指定した シグナル \fIsig\fP によって割り込まれた後に、そのシステムコールは 再実行される。これは Linux においてデフォルトの動作である。 .PP -\fIflag\fP 引き数が真 (1) でデータの転送が全く行なわれていないならば、 シグナル \fIsig\fP でシステム・コールは中断されて、\-1 -が返され、 \fIerrno\fP に \fBEINTR\fP が設定される。 +\fIflag\fP 引き数が真 (1) でデータの転送が全く行なわれていないならば、 シグナル \fIsig\fP でシステムコールは中断されて、\-1 が返され、 +\fIerrno\fP に \fBEINTR\fP が設定される。 .PP -\fIflag\fP 引き数が真 (1) でデータの転送が開始されていれば、 システム・コールは中断され、それまでに実際に転送されたデータ の量が返される。 +\fIflag\fP 引き数が真 (1) でデータの転送が開始されていれば、 システムコールは中断され、それまでに実際に転送されたデータ の量が返される。 .SH 返り値 \fBsiginterrupt\fP() 関数は成功した場合 0 を返す。 シグナル番号 \fIsig\fP が不正な場合、 \-1 を返し、 \fIerrno\fP にエラーの原因を示す値を設定する。 @@ -77,12 +77,14 @@ _BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE\ >=\ 500 || _XOPEN_SOURCE\ &&\ _XOPEN_SOURCE_EXTEND .TP \fBEINVAL\fP 指定したシグナル番号が不正である。 +.SH 属性 +.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)" +\fBsiginterrupt\fP() 関数は保護されていないグローバル変数を使用しているので、スレッドセーフではない。 .SH 準拠 4.3BSD, POSIX.1\-2001. POSIX.1\-2008 は、 \fBsiginterrupt\fP() を廃止予定としている。 代わりに、 \fBsigaction\fP(2) に \fBSA_RESTART\fP フラグを指定して使うことを推奨している。 .SH 関連項目 \fBsignal\fP(2) .SH この文書について -この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.65 の一部 -である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は -http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。 +この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部である。 +プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は \%http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。