指定したマップは存在するが、ファイルではないところをマップしている。
.TP
\fBEINVAL\fP
-This error can occur for the following reasons:
+このエラーは以下の理由で発生する。
.RS
.IP * 3
.\" .I len
.\" is zero,
\fIlen\fP が負の値である。
.IP *
-\fIaddr\fP is not page\-aligned.
+\fIaddr\fP がページ境界ではない。
.IP *
\fIadvice\fP が有効な値でない。
.IP *
アプリケーションがロックされたページや共有ページを (\fBMADV_DONTNEED\fP で) 解放
しようとしている。
.IP *
-\fBMADV_MERGEABLE\fP or \fBMADV_UNMERGEABLE\fP was specified in \fIadvice\fP, but the
-kernel was not configured with \fBCONFIG_KSM\fP.
+\fIadvice\fP に \fBMADV_MERGEABLE\fP か \fBMADV_UNMERGEABLE\fP が指定されたが、 カーネルの設定が
+\fBCONFIG_KSM\fP が有効になっていなかった。
.RE
.TP
\fBEIO\fP
.\"*******************************************************************
.TH CLOCK_GETCPUCLOCKID 3 2013\-07\-04 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
-clock_getcpuclockid \- obtain ID of a process CPU\-time clock
+clock_getcpuclockid \- プロセスの CPU 時刻のクロック ID を取得する
.SH 書式
\fB#include <time.h>\fP
.nf
.RE
.ad
.SH 説明
-The \fBclock_getcpuclockid\fP() function obtains the ID of the CPU\-time clock
-of the process whose ID is \fIpid\fP, and returns it in the location pointed to
-by \fIclock_id\fP. If \fIpid\fP is zero, then the clock ID of the CPU\-time clock
-of the calling process is returned.
+\fBclock_getcpuclockid\fP() 関数は、 プロセス ID が \fIpid\fP のプロセスの CPU 時刻のクロック ID を取得し、
+その ID を \fIclock_id\fP が指す場所に入れて返す。 \fIpid\fP が 0 の場合、 呼び出し元のプロセスの CPU 時刻のクロック ID
+が返される。
.SH 返り値
-On success, \fBclock_getcpuclockid\fP() returns 0; on error, it returns one of
-the positive error numbers listed in ERRORS.
+成功すると、 \fBclock_getcpuclockid\fP() は 0 を返す。 エラーの場合、
+「エラー」の節のリストにある正のエラー番号のいずれかを返す。
.SH エラー
.TP
\fBENOSYS\fP
-The kernel does not support obtaining the per\-process CPU\-time clock of
-another process, and \fIpid\fP does not specify the calling process.
+カーネルが他のプロセスのプロセス単位の CPU 時刻のクロックの取得に対応しておらず、 かつ \fIpid\fP が呼び出し元のプロセスを指していなかった。
.TP
\fBEPERM\fP
-The caller does not have permission to access the CPU\-time clock of the
-process specified by \fIpid\fP. (Specified as an optional error in
-POSIX.1\-2001; does not occur on Linux unless the kernel does not support
-obtaining the per\-process CPU\-time clock of another process.)
+呼び出し元プロセスが \fIpid\fP で指定されたプロセスの CPU 時刻のクロックにアクセスする許可を持っていなかった。(POSIX.1\-2001
+では任意のエラーとして規定されている。 カーネルが他のプロセスのプロセス単位の CPU 時刻のクロックの取得に対応していない場合には、
+このエラーは発生しない。)
.TP
\fBESRCH\fP
-There is no process with the ID \fIpid\fP.
+ID が \fIpid\fP のプロセスが存在しない。
.SH バージョン
-The \fBclock_getcpuclockid\fP() function is available in glibc since version
-2.2.
+\fBclock_getcpuclockid\fP() 関数は glibc バージョン 2.2 以降で利用可能である。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
\fBclock_getcpuclockid\fP() 関数はスレッドセーフである。
.SH 準拠
POSIX.1\-2001.
.SH 注意
-Calling \fBclock_gettime\fP(2) with the clock ID obtained by a call to
-\fBclock_getcpuclockid\fP() with a \fIpid\fP of 0, is the same as using the clock
-ID \fBCLOCK_PROCESS_CPUTIME_ID\fP.
+\fIpid\fP に 0 を指定して \fBclock_getcpuclockid\fP() を呼び出して得られたクロック ID を引き数として
+\fBclock_gettime\fP(2) の呼び出すのは、 クロック ID \fBCLOCK_PROCESS_CPUTIME_ID\fP を使って
+\fBclock_gettime\fP(2) の呼び出すのと同じである。
.SH 例
-The example program below obtains the CPU\-time clock ID of the process whose
-ID is given on the command line, and then uses \fBclock_gettime\fP(2) to
-obtain the time on that clock. An example run is the following:
+以下のサンプルプログラムは、 コマンドラインで指定された ID を持つプロセスの CPU 時刻のクロック ID を取得し、
+\fBclock_gettime\fP(2) を使ってそのクロックの時刻を取得する。 以下は実行例である。
.in +4n
.nf
パス名へのポインタ。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
-The \fBctermid\fP() function is thread\-safe with exceptions. It is not
-thread\-safe if called with a NULL parameter.
+\fBctermid\fP() 関数は例外付きでスレッドセーフである。 NULL パラメータで呼び出された場合はスレッドセーフではない。
.SH 準拠
SVr4, POSIX.1\-2001.
.SH バグ
\fBfmtmsg\fP() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
-Before glibc 2.16, the \fBfmtmsg\fP() function uses a static variable that is
-not protected, so it is not thread\-safe.
+glibc 2.16 より前のバージョンでは、 \fBfmtmsg\fP() 関数は、 保護されていない静的な変数を使うため、 スレッドセーフではない。
.\" Modified in commit 7724defcf8873116fe4efab256596861eef21a94
-Since glibc 2.16, the \fBfmtmsg\fP() function uses a lock to protect the
-static variable, so it is thread\-safe.
+glibc 2.16 以降では、 \fBfmtmsg\fP() 関数はロックを使って静的な変数を保護しており、 スレッドセーフである。
.SH 準拠
関数 \fBfmtmsg\fP() と \fBaddseverity\fP(3) と環境変数 \fBMSGVERB\fP と \fBSEV_LEVEL\fP は
System V に由来している。 関数 \fBfmtmsg\fP() と環境変数 \fBMSGVERB\fP は POSIX.1\-2001 に記述されている。
--- /dev/null
+.\" Copyright (c) 2008 Petr Baudis <pasky@suse.cz>
+.\" and copyright (c) 2009, Linux Foundation, written by Michael Kerrisk
+.\" <mtk.manpages@gmail.com>
+.\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
+.\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
+.\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
+.\" preserved on all copies.
+.\"
+.\" Permission is granted to copy and distribute modified versions of this
+.\" manual under the conditions for verbatim copying, provided that the
+.\" entire resulting derived work is distributed under the terms of a
+.\" permission notice identical to this one.
+.\"
+.\" Since the Linux kernel and libraries are constantly changing, this
+.\" manual page may be incorrect or out-of-date. The author(s) assume no
+.\" responsibility for errors or omissions, or for damages resulting from
+.\" the use of the information contained herein. The author(s) may not
+.\" have taken the same level of care in the production of this manual,
+.\" which is licensed free of charge, as they might when working
+.\" professionally.
+.\"
+.\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
+.\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
+.\" %%%LICENSE_END
+.\"
+.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without
+.\" modification, are permitted provided that the following conditions
+.\" are met:
+.\"
+.\" 2008-12-08 Petr Baudis <pasky@suse.cz>
+.\" Rewrite the BSD manpage in the Linux man pages style and account
+.\" for glibc specificities, provide an example.
+.\" 2009-01-14 mtk, many edits and changes, rewrote example program.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH GETIFADDRS 3 2012\-11\-11 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.SH 名前
+getifaddrs, freeifaddrs \- インターフェースのアドレスを取得する
+.SH 書式
+.nf
+\fB#include <sys/types.h>\fP
+\fB#include <ifaddrs.h>\fP
+.sp
+\fBint getifaddrs(struct ifaddrs **\fP\fIifap\fP\fB);\fP
+.sp
+\fBvoid freeifaddrs(struct ifaddrs *\fP\fIifa\fP\fB);\fP
+.fi
+.SH 説明
+\fBgetifaddrs\fP() 関数は、ローカルシステムのネットワークインターフェース情報を表す構造体の連結リストを作成し、
+リストの先頭の要素のアドレスを \fI*ifap\fP に格納する。 リストは \fIifaddrs\fP 構造体で構成される。 \fIifaddrs\fP
+構造体は以下のように定義されている。
+.sp
+.in +4n
+.nf
+struct ifaddrs {
+ struct ifaddrs *ifa_next; /* Next item in list */
+ char *ifa_name; /* Name of interface */
+ unsigned int ifa_flags; /* Flags from SIOCGIFFLAGS */
+ struct sockaddr *ifa_addr; /* Address of interface */
+ struct sockaddr *ifa_netmask; /* Netmask of interface */
+ union {
+ struct sockaddr *ifu_broadaddr;
+ /* Broadcast address of interface */
+ struct sockaddr *ifu_dstaddr;
+ /* Point\-to\-point destination address */
+ } ifa_ifu;
+#define ifa_broadaddr ifa_ifu.ifu_broadaddr
+#define ifa_dstaddr ifa_ifu.ifu_dstaddr
+ void *ifa_data; /* Address\-specific data */
+};
+.fi
+.in
+.PP
+\fIifa_next\fP フィールドにはリストの次の構造体へのポインタが格納される。 この要素がリストの最後の場合には NULL が入る。
+.PP
+.\" The constant
+.\" .B IF NAMESIZE
+.\" indicates the maximum length of this field.
+\fIifa_name\fP は NULL 終端されたインターフェース名を指す。
+.PP
+\fIifa_flags\fP フィールドには、 \fBSIOCGIFFLAGS\fP \fBioctl\fP(2) 操作で返されるインターフェースのフラグが格納される
+(これらのフラグのリストについては \fBnetdevice\fP(7) を参照)。
+.PP
+\fIifa_addr\fP フィールドは、インターフェースのアドレスを格納した構造体へのポインタである (\fIsa_family\fP
+サブフィールドを参照して、アドレス構造体の形式を判別すべきである)。 このフィールドは NULL ポインタとなる場合がある。
+.PP
+\fIifa_netmask\fP フィールドには、 ネットマスクがあるアドレスファミリーであれば、 \fIifa_addr\fP
+に関連付けられたネットマスクを格納した構造体へのポインタが入る。 このフィールドは NULL ポインタとなる場合がある。
+.PP
+\fIifa_flags\fP にビット \fBIFF_BROADCAST\fP か \fBIFF_POINTOPOINT\fP のどちらが設定されているかにより
+(同時にはこれらのどちらか一方だけが設定される)、 \fIifa_broadaddr\fP に \fIifa_addr\fP に対応するブロードキャストが入るか
+(そのアドレスファミリーでブロードキャストがある場合)、 \fIifa_dstaddr\fP に point\-to\-point
+インターフェースの宛先アドレスが入るかが決まる。
+.PP
+\fIifa_data\fP フィールドは、 アドレスファミリー固有のデータが入ったバッファへのポインタである。
+そのインターフェースでこのようなデータがない場合には、 このフィールドは NULL となる。
+.PP
+\fBgetifaddrs\fP() が返すデータは動的に確保される。 必要なくなった際には \fBfreeifaddrs\fP() を使って解放すべきである。
+.SH 返り値
+成功すると、 \fBgetifaddrs\fP は 0 を返す。 エラーの場合、 \-1 が返り、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
+.SH エラー
+\fBgetifaddrs\fP() は失敗する場合があり、その場合には \fIerrno\fP には \fBsocket\fP(2), \fBbind\fP(2),
+\fBgetsockname\fP(2), \fBrecvmsg\fP(2), \fBsendto\fP(2), \fBmalloc\fP(3), \fBrealloc\fP(3)
+に対して規定されているエラーのいずれかが設定される。
+.SH バージョン
+\fBgetifaddrs\fP() 関数は glibc 2.3 で初めて登場したが、 glibc 2.3.3 より前のバージョンの実装では IPv4
+アドレスだけがサポートされていた。 IPv6 のサポートは glibc 2.3.3 で追加された。 IPv4 以外のアドレスファミリーが
+\fBgetifaddrs\fP で利用できるのは、 netlink をサポートするカーネルの場合だけである。
+.SH 準拠
+.\" , but the BSD-derived documentation generally
+.\" appears to be confused and obsolete on this point.
+.\" i.e., commonly it still says one of them will be NULL, even if
+.\" the ifa_ifu union is already present
+POSIX.1\-2001 にはない。 この関数は BSDi で初めて登場し、 BSD 系のシステムに存在するが、
+ドキュメント上はかなり動作が異なり、アドレス毎ではなくインターフェース毎に 1 エントリを返す。 このことは、
+インターフェースがアドレスを持たない場合には \fIifa_addr\fP や他のフィールドは実際に NULL になり、 インターフェースに IP
+アドレスが割り当てられている場合には リンクレベルのアドレスは返されない、ということを意味する。 また、 \fIifa_broadaddr\fP と
+\fIifa_dstaddr\fP のどちらを選択するかを決める方法は、 システムにより異なる。
+.SH 注意
+Linux では、 返されるアドレスは通常インターフェースに割り当てられた IPv4 アドレスと IPv6 アドレスになるが、
+これ以外にインターフェース毎に一つ \fBAF_PACKET\fP アドレスも返される。 \fBAF_PACKET\fP アドレスには、
+インターフェースとその物理層に関する低レベルの詳細が格納される。 この場合、 \fIifa_data\fP フィールドには、
+\fI<linux/if_link.h>\fP で定義される \fIstruct rtnl_link_stats\fP (Linux 2.4
+以前では \fI<linux/netdevice.h>\fP で定義される \fIstruct net_device_stats\fP)
+へのポインタが格納される。 この構造体には、インターフェースの様々な属性や統計情報が入る。
+.SH 例
+以下のプログラムは \fBgetifaddrs\fP(), \fBfreeifaddrs\fP(), \fBgetnameinfo\fP(3) の使用例である。
+以下はこのプログラムをあるシステムで実行した際の出力である。
+.in +4n
+.nf
+
+$ \fB./a.out\fP
+lo address family: 17 (AF_PACKET)
+eth0 address family: 17 (AF_PACKET)
+lo address family: 2 (AF_INET)
+ address: <127.0.0.1>
+eth0 address family: 2 (AF_INET)
+ address: <10.1.1.4>
+lo address family: 10 (AF_INET6)
+ address: <::1>
+eth0 address family: 10 (AF_INET6)
+ address: <fe80::2d0:59ff:feda:eb51%eth0>
+.fi
+.in
+.SS プログラムのソース
+\&
+.nf
+#include <arpa/inet.h>
+#include <sys/socket.h>
+#include <netdb.h>
+#include <ifaddrs.h>
+#include <stdio.h>
+#include <stdlib.h>
+#include <unistd.h>
+
+int
+main(int argc, char *argv[])
+{
+ struct ifaddrs *ifaddr, *ifa;
+ int family, s;
+ char host[NI_MAXHOST];
+
+ if (getifaddrs(&ifaddr) == \-1) {
+ perror("getifaddrs");
+ exit(EXIT_FAILURE);
+ }
+
+ /* Walk through linked list, maintaining head pointer so we
+ can free list later */
+
+ for (ifa = ifaddr; ifa != NULL; ifa = ifa\->ifa_next) {
+ if (ifa\->ifa_addr == NULL)
+ continue;
+
+ family = ifa\->ifa_addr\->sa_family;
+
+ /* Display interface name and family (including symbolic
+ form of the latter for the common families) */
+
+ printf("%s\t address family: %d%s\en",
+ ifa\->ifa_name, family,
+ (family == AF_PACKET) ? " (AF_PACKET)" :
+ (family == AF_INET) ? " (AF_INET)" :
+ (family == AF_INET6) ? " (AF_INET6)" : "");
+
+ /* For an AF_INET* interface address, display the address */
+
+ if (family == AF_INET || family == AF_INET6) {
+ s = getnameinfo(ifa\->ifa_addr,
+ (family == AF_INET) ? sizeof(struct sockaddr_in) :
+ sizeof(struct sockaddr_in6),
+ host, NI_MAXHOST, NULL, 0, NI_NUMERICHOST);
+ if (s != 0) {
+ printf("getnameinfo() failed: %s\en", gai_strerror(s));
+ exit(EXIT_FAILURE);
+ }
+ printf("\etaddress: <%s>\en", host);
+ }
+ }
+
+ freeifaddrs(ifaddr);
+ exit(EXIT_SUCCESS);
+}
+.fi
+.SH 関連項目
+\fBbind\fP(2), \fBgetsockname\fP(2), \fBsocket\fP(2), \fBpacket\fP(7), \fBifconfig\fP(8)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
.\"*******************************************************************
.TH MALLOC_INFO 3 2013\-04\-19 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
-malloc_info \- export malloc state to a stream
+malloc_info \- malloc の状態をストリームに出力する
.SH 書式
.nf
\fB#include <malloc.h>\fP
\fBint malloc_info(int \fP\fIoptions\fP\fB, FILE *\fP\fIfp\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-The \fBmalloc_info\fP() function exports an XML string that describes the
-current state of the memory\-allocation implementation in the caller. The
-string is printed on the file stream \fIfp\fP. The exported string includes
-information about all arenas (see \fBmalloc\fP(3)).
+\fBmalloc_info\fP() 関数は、 呼び出し元のメモリ割り当て実装の現在の状態を表す XML 文字列を出力する。 文字列は、 ファイルストリーム
+\fIfp\fP に出力される。 出力された文字列には、 全ての割り当て領域の情報が含まれる (\fBmalloc\fP(3) 参照)。
-As currently implemented, \fIoptions\fP must be zero.
+現在の実装では、 \fIoptions\fP は 0 でなければならない。
.SH 返り値
\fBmalloc_info\fP() は、成功すると 0 を返す。 エラーの場合、\-1 を返し、 \fIerrno\fP にエラーの原因を示す値を設定する。
.SH エラー
.TP
\fBEINVAL\fP
-\fIoptions\fP was nonzero.
+\fIoptions\fP が 0 でなかった。
.SH バージョン
\fBmalloc_info\fP() は glibc バージョン 2.10 で追加された。
.SH 準拠
この関数は GNU による拡張である。
.SH 注意
-The memory\-allocation information is provided as an XML string (rather than
-a C structure) because the information may change over time (according to
-changes in the underlying implementation). The output XML string includes a
-version field.
+メモリ割り当て情報は (C の構造体ではなく) XML 文字列として提供される。 これは、 この情報は時間をたつと (内部で使用している実装によって)
+変わる可能性があるからである。 出力される XML 文字列にはバージョンフィールドが付いている。
-The \fBopen_memstream\fP(3) function can be used to send the output of
-\fBmalloc_info\fP() directly into a buffer in memory, rather than to a file.
+\fBopen_memstream\fP(3) 関数を使うと、 \fBmalloc_info\fP() の出力を、
+ファイルではなくメモリ内のバッファに直接送ることができる。
-The \fBmalloc_info\fP() function is designed to address deficiencies in
-\fBmalloc_stats\fP(3) and \fBmallinfo\fP(3).
+\fBmalloc_info\fP() 関数は、 \fBmalloc_stats\fP(3) と \fBmallinfo\fP(3) の不備を解決するために設定された。
.SH 例
The program below takes up to four command\-line arguments, of which the
first three are mandatory. The first argument specifies the number of
属性により、スレッド属性オブジェクト \fIattr\fP を使って作成されるスレッドが、呼び出したスレッドのスケジューリング属性を継承するか、
\fIattr\fP からスケジューリング属性を取得するかが決定される。
-The following scheduling attributes are affected by the inherit\-scheduler
-attribute: scheduling policy (\fBpthread_attr_setschedpolicy\fP(3)), scheduling
-priority (\fBpthread_attr_setschedparam\fP(3)), and contention scope
-(\fBpthread_attr_setscope\fP(3)).
+次に挙げるスケジューリング属性は inherit\-scheduler 属性の影響を受ける: スケジューリングポリシー
+(\fBpthread_attr_setschedpolicy\fP(3))、 スケジューリング優先度
+(\fBpthread_attr_setschedparam\fP(3))、 contention scope
+(\fBpthread_attr_setscope\fP(3))。
以下の値を \fIinheritsched\fP に指定できる。
.TP
である。各スケジューリングポリシーで許可されるスケジューリング優先度の
詳細については、\fBsched_setscheduler\fP(2) を参照のこと。
-In order for the parameter setting made by \fBpthread_attr_setschedparam\fP()
-to have effect when calling \fBpthread_create\fP(3), the caller must use
-\fBpthread_attr_setinheritsched\fP(3) to set the inherit\-scheduler attribute
-of the attributes object \fIattr\fP to \fBPTHREAD_EXPLICIT_SCHED\fP.
+\fBpthread_create\fP(3) を呼び出した際に \fBpthread_attr_setschedparam\fP()
+で行ったパラメータ設定を有効にするには、 呼び出し側で \fBpthread_attr_setinheritsched\fP(3) を使って 属性オブジェクト
+\fIattr\fP の inherit\-scheduler 属性を \fBPTHREAD_EXPLICIT_SCHED\fP に設定しておかなければならない。
.SH 返り値
成功すると、これらの関数は 0 を返す。
エラーの場合、0 以外のエラー番号を返す。
スレッド属性オブジェクト \fIattr\fP のスケジューリングポリシー属性を
\fIpolicy\fP が指すバッファに入れて返す。
-In order for the policy setting made by \fBpthread_attr_setschedpolicy\fP() to
-have effect when calling \fBpthread_create\fP(3), the caller must use
-\fBpthread_attr_setinheritsched\fP(3) to set the inherit\-scheduler attribute
-of the attributes object \fIattr\fP to \fBPTHREAD_EXPLICIT_SCHED\fP.
+\fBpthread_create\fP(3) を呼び出した際に \fBpthread_attr_setschedpolicy\fP()
+で行ったポリシー設定を有効にするには、 呼び出し側で \fBpthread_attr_setinheritsched\fP(3) を使って 属性オブジェクト
+\fIattr\fP の inherit\-scheduler 属性を \fBPTHREAD_EXPLICIT_SCHED\fP に設定しておかなければならない。
.SH 返り値
成功すると、これらの関数は 0 を返す。
エラーの場合、0 以外のエラー番号を返す。
つをサポートすることだけである。 Linux は \fBPTHREAD_SCOPE_SYSTEM\fP をサポートしているが、
\fBPTHREAD_SCOPE_PROCESS\fP はサポートしていない。
-On systems that support multiple contention scopes, then, in order for the
-parameter setting made by \fBpthread_attr_setscope\fP() to have effect when
-calling \fBpthread_create\fP(3), the caller must use
-\fBpthread_attr_setinheritsched\fP(3) to set the inherit\-scheduler attribute
-of the attributes object \fIattr\fP to \fBPTHREAD_EXPLICIT_SCHED\fP.
+複数の contention scope をサポートしているシステムで、 \fBpthread_create\fP(3) を呼び出した際に
+\fBpthread_attr_setscope\fP() で行ったパラメータ設定を有効にするには、 呼び出し側で
+\fBpthread_attr_setinheritsched\fP(3) を使って 属性オブジェクト \fIattr\fP の inherit\-scheduler
+属性を \fBPTHREAD_EXPLICIT_SCHED\fP に設定しておかなければならない。
\fBpthread_attr_getscope\fP() は、
スレッド属性オブジェクト \fIattr\fP の contention scope 属性を
\fB__fpurge\fP() 関数は、ストリームのバッファの内容を廃棄する。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
-The \fB__fbufsize\fP(), \fB__fpending\fP(), \fB__fpurge\fP() and \fB__fsetlocking\fP()
-functions do not lock the stream, so they are not thread\-safe.
+関数 \fB__fbufsize\fP(), \fB__fpending\fP(), \fB__fpurge\fP(), \fB__fsetlocking\fP() は、
+ストリームのロックを行わない。 そのため、スレッドセーフではない。
.LP
-The \fB__flbf\fP(), \fB__freadable\fP(), \fB__freading\fP(), \fB__fwritable\fP(),
-\fB__fwriting\fP() and \fB_flushlbf\fP() functions are thread\-safe.
+関数 \fB__flbf\fP(), \fB__freadable\fP(), \fB__freading\fP(), \fB__fwritable\fP(),
+\fB__fwriting\fP(), \fB_flushlbf\fP() はスレッドセーフである。
.SH 関連項目
\fBflockfile\fP(3), \fBfpurge\fP(3)
.SH この文書について
.PP
要素別の時刻構造体 \fItm\fP の詳細は \fI<time.h>\fP に定義されている。 \fBctime\fP(3) も参照すること。
.SH 返り値
-Provided that the result string, including the terminating null byte, does
-not exceed \fImax\fP bytes, \fBstrftime\fP() returns the number of bytes
-(excluding the terminating null byte) placed in the array \fIs\fP. If the
-length of the result string (including the terminating null byte) would
-exceed \fImax\fP bytes, then \fBstrftime\fP() returns 0, and the contents of the
-array are undefined. (This behavior applies since at least libc 4.4.4; very
-old versions of libc, such as libc 4.4.1, would return \fImax\fP if the array
-was too small.)
+終端の NULL バイトを含めた結果の文字列の長さが \fImax\fP バイトを超えなかった場合、 \fBstrftime\fP() 関数は配列 \fIs\fP
+に格納されたバイト数を返す (このバイト数に終端の NULL バイトは含まれない)。 終端の NULL バイトを含めた結果の文字列の長さが \fImax\fP
+バイトを超える場合には、 \fBstrftime\fP() は 0 を返し、配列の内容は不定となる。 (少なくとも libc 4.4.4
+以降ではこの動作となる。 libc 4.4.1 などの非常に古いバージョンの libc では配列が短かすぎた場合には \fImax\fP が返される。)
.LP
返り値 0 は必ずしもエラーを意味している訳ではないので注意すること。 例えば、多くのロケールでは \fB%p\fP は空文字列を返す。 同様に、空の
\fIformat\fP 文字列は空文字列を返す。
オプションの10進数の幅指定子はフラグの後ろに置くことができる (フラグはなくてもよい)。フィールドの本来の大きさが指定された幅よりも
小さい場合、結果文字列の左側は指定された幅までパディングされる。
.SH バグ
-If the output string would exceed \fImax\fP bytes, \fIerrno\fP is \fInot\fP set.
-This makes it impossible to distinguish this error case from cases where the
-\fIformat\fP string legitimately produces a zero\-length output string.
-POSIX.1\-2001 does \fInot\fP specify any \fIerrno\fP settings for \fBstrftime\fP().
+出力文字列が \fImax\fP バイトを超えてしまう場合、 \fIerrno\fP は設定「されない」。 このため、このエラーを、 \fIformat\fP
+文字列がきちんと処理されて長さ 0 の出力文字列が生成される場合を区別することができない。 POSIX.1\-2001 では \fBstrftime\fP()
+で \fIerrno\fP に設定する値について一切規定して「いない」。
\fBgcc\fP(1) のいくつかのバージョンにはおかしなところがあり、 \fB%c\fP の使用法について以下のような警告を出す: \fIwarning:
`%c' yields only last 2 digits of year in some locales\fP
された文字列へのポインタが返される。この文字列には区切りバイトは含まれ
ない。これ以上トークンが見つからなかった場合には、NULL が返される。
-A sequence of calls to \fBstrtok\fP() that operate on the same string
-maintains a pointer that determines the point from which to start searching
-for the next token. The first call to \fBstrtok\fP() sets this pointer to
-point to the first byte of the string. The start of the next token is
-determined by scanning forward for the next nondelimiter byte in \fIstr\fP. If
-such a byte is found, it is taken as the start of the next token. If no
-such byte is found, then there are no more tokens, and \fBstrtok\fP() returns
-NULL. (A string that is empty or that contains only delimiters will thus
-cause \fBstrtok\fP() to return NULL on the first call.)
+同じ文字列に対して操作を行う \fBstrtok\fP() を連続して呼び出す場合、 次のトークンを探し始める位置を決めるためのポインタが保持される。 最初の
+\fBstrtok\fP の呼び出しでは、 このポインタは対象の文字列の最初のバイトにセットされる。 次のトークンの先頭は、 \fIstr\fP
+内で次の区切りバイト以外のバイトを前方に検索して決定される。 区切りバイト以外のバイトが見つからなかった場合は、 トークンはこれ以上なく、
+\fBstrtok\fP() は NULL を返す (したがって、 空の文字列や区切りバイトだけを含む文字列の場合には、 最初の \fBstrtok\fP()
+の呼び出しで NULL が返ることになる)。
-The end of each token is found by scanning forward until either the next
-delimiter byte is found or until the terminating null byte (\(aq\e0\(aq) is
-encountered. If a delimiter byte is found, it is overwritten with a null
-byte to terminate the current token, and \fBstrtok\fP() saves a pointer to the
-following byte; that pointer will be used as the starting point when
-searching for the next token. In this case, \fBstrtok\fP() returns a pointer
-to the start of the found token.
+各トークンの末尾は、次の区切りバイトが見つかるか、終端の NULL バイト (\(aq\e0\(aq)
+に達するまで文字列を前方に検索することで見つかる。 区切りバイトが見つかった場合には、 現在のトークンの終わりを示すために、 見つかった区切りバイトが
+NULL バイトで上書きされ、 \fBstrtok\fP() はポインタを次のバイトに設定する。
+このポインタは、次のトークンを検索する際の開始点として使用される。 この場合、 \fBstrtok\fP() は見つかったトークンの先頭へのポインタを返す。
-From the above description, it follows that a sequence of two or more
-contiguous delimiter bytes in the parsed string is considered to be a single
-delimiter, and that delimiter bytes at the start or end of the string are
-ignored. Put another way: the tokens returned by \fBstrtok\fP() are always
-nonempty strings. Thus, for example, given the string "\fIaaa;;bbb,\fP",
-successive calls to \fBstrtok\fP() that specify the delimiter string "\fI;,\fP"
-would return the strings "\fIaaa\fP" and "\fIbbb\fP", and then a NULL pointer.
+上記の説明の通り、 解析対象の文字列に 2 つ以上の区切りバイトが連続している場合には、 一つの区切りバイトとみなされ、
+文字列の先頭や末尾にある区切りバイトは無視される。 言い換えると、 \fBstrtok\fP() が返すトークンは必ず空でない文字列となる。
+したがって、例えば "\fIaaa;;bbb,\fP" という文字列が与えられたとすると、 区切り文字列 "\fI;,\fP" を指定した一連の
+\fBstrtok\fP() の呼び出しでは、 "\fIaaa\fP" と \fIbbb\fP" が返り、その次に NULL ポインタが返る。
\fBstrtok_r\fP() 関数は \fBstrtok\fP() のリエントラント版である。 \fIsaveptr\fP 引き数は \fIchar\ *\fP
変数へのポインタであり、 同じ文字列の解析を行う \fBstrtok_r\fP() の呼び出し間で処理状況を保存するために \fBstrtok_r\fP()
エラーは定義されていない。
.SH 属性
.SS "マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)"
-The \fBtmpnam\fP() function is thread\-safe with exceptions. It is not
-thread\-safe if called with a NULL parameter.
+\fBtmpnam\fP() 関数は例外付きでスレッドセーフである。 NULL パラメータで呼び出された場合はスレッドセーフではない。
.LP
-The \fBtmpnam_r\fP() function is thread\-safe.
+\fBtmpnam_r\fP() 関数はスレッドセーフである。
.SH 準拠
SVr4, 4.3BSD, C89, C99, POSIX.1\-2001. POSIX.1\-2008 は \fBtmpnam\fP()
を廃止予定としている。
の状態がセットされる。
.TS
l l l.
-LED_CAP 0x04 caps lock led
-LEC_NUM 0x02 num lock led
-LED_SCR 0x01 scroll lock led
+LED_CAP 0x04 キャピタルロック LED 点灯
+LEC_NUM 0x02 ナンバーロック LED 点灯
+LED_SCR 0x01 スクロールロック LED 点灯
.TE
.TP
\fBKDSETLED\fP
用いられる(0 < \fIN\fP <= 32)。 この呼び出しをすると Unicode のマッピングが無効になる。
.TP
\fBPIO_FONTX\fP
-Sets screen font and associated rendering information. \fIargp\fP
+スクリーンフォントと、それに関連するレンダリング情報をセットする。 \fIargp\fP は、以下の構造体を指す。
.TS
l l l.
-K_METABIT 0x03 set high order bit
-K_ESCPREFIX 0x04 escape prefix
+K_METABIT 0x03 上位ビットをセット
+K_ESCPREFIX 0x04 エスケーププレフィックス
.TE
.TP
\fBKDSKBMETA\fP
<= \fI*argp\fP <= MAX_NR_CONSOLES)。
.TP
\fBVT_GETMODE\fP
-アクティブな vt のモードを取得する。\fIargp\fPは、
+アクティブな vt のモードを取得する。 \fIargp\fP は、
.in +4n
.nf
.fi
.in
-という構造体を指すポインタであり、アクティブな vt のモードが セットされる。 \fImode\fP は次のどれかに設定される:
+という構造体を指すポインタであり、 アクティブな vt のモードがセットされる。 \fImode\fP は次のどれかに設定される。
.TS
l l.
-VT_AUTO auto vt switching
-VT_PROCESS process controls switching
-VT_ACKACQ acknowledge switch
+VT_AUTO 自動 vt 切替
+VT_PROCESS プロセス制御切替
+VT_ACKACQ アクノリッジ切替
.TE
.TP
\fBVT_SETMODE\fP
.SH バージョン
Linux カーネルバージョン 1.1.92 で導入された。
.SH 例
-You may do a screendump on vt3 by switching to vt1 and typing
+vt1 に移って以下を実行すると、vt3 のスクリーンダンプを取ることができます。
cat /dev/vcs3 >foo
-Note that the output does not contain newline characters, so some processing
-may be required, like in
+主力には改行文字が含まれない点に注意して下さい。 そのため、 何らかの処理が必要となるかもしれません。 例えば、
old \-w 81 /dev/vcs3 | lpr
-or (horrors)
+(ひどい方法としては)
xetterm \-dump 3 \-file /proc/self/fd/1
.LP
\fI/dev/vcsa0\fP デバイスを使うことで、 ブライユ点字をサポートすることができる。
-以下のプログラムは二つ目の仮想コンソールのカーソル位置のスクリーン属性と文字 を表示した後、カーソル位置の背景色を変更する :
+以下のプログラムは、 二つ目の仮想コンソールのカーソル位置のスクリーン属性と文字を表示した後、 カーソル位置の背景色を変更する。
.nf
#include <unistd.h>
ISO 6429 カラーシーケンスは、セミコロンで区切られた数字のシーケンスで作られる。 最も一般的なコードを示す。
.sp
-.RS +.2i
-.ta 1.0i
-.nf
- 0 デフォルトカラーを保存
- 1 明るい色
- 4 アンダーラインされたテキスト
- 5 フラッシュするテキスト
-30 前景色:黒
-31 前景色:赤
-32 前景色:緑
-33 前景色:黄 (もしくは茶)
-34 前景色:青
-35 前景色:紫
-36 前景色:シアン
-37 前景色:白 (もしくは灰)
-40 背景色:黒
-41 背景色:赤
-42 背景色:緑
-43 è\83\8cæ\99¯è\89²ï¼\9aé»\84 (ã\82\82ã\81\97ã\81\8fは茶)
-44 背景色:青
-45 背景色:紫
-46 背景色:シアン
-47 è\83\8cæ\99¯è\89²ï¼\9aç\99½ (ã\82\82ã\81\97ã\81\8fã\81¯ç\81°)
-.fi
+.RS
+.TS
+l l.
+ 0 デフォルトカラーを復元
+ 1 より明るい色
+ 4 下線付きのテキスト
+ 5 点滅するテキスト
+30 文字表示色:黒
+31 文字表示色:赤
+32 文字表示色:緑
+33 文字表示色:黄 (または茶)
+34 文字表示色:青
+35 文字表示色:紫
+36 文字表示色:シアン
+37 文字表示色:白 (またはグレー)
+40 背景色:黒
+41 背景色:赤
+42 背景色:緑
+43 è\83\8cæ\99¯è\89²ï¼\9aé»\84 (ã\81¾ã\81\9fは茶)
+44 背景色:青
+45 背景色:紫
+46 背景色:シアン
+47 è\83\8cæ\99¯è\89²ï¼\9aç\99½ (ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82°ã\83¬ã\83¼)
+.TE
.RE
.sp
システムと表示デバイスによっては、動作しないコマンドもある。
.PP
\fBls\fP は以下をデフォルトとして使う。
.sp
-.RS +.2i
-.ta 1.0i 2.5i
-.nf
-\fBNORMAL\fP 0 (ファイル名でない) 通常のテキスト
-\fBFILE\fP 0 通常のファイル
-\fBDIR\fP 32 ディレクトリ
-\fBLINK\fP 36 シンボリックリンク
-\fBORPHAN\fP 未定義 孤立したシンボリックリンク
-\fBMISSING\fP 未定義 行方不明のファイル
-\fBFIFO\fP 31 名前付きパイプ (FIFO)
-\fBSOCK\fP 33 ソケット
-\fBBLK\fP 44;37 ブロックデバイス
-\fBCHR\fP 44;37 キャラクターデバイス
-\fBEXEC\fP 35 実行ファイル
-.fi
-.RE
+.TS
+lb l l.
+NORMAL 0 (ファイル名でない) 通常のテキスト
+FILE 0 通常のファイル
+DIR 32 ディレクトリ
+LINK 36 シンボリックリンク
+ORPHAN undefined 孤立したシンボリックリンク
+MISSING undefined 行方不明のファイル
+FIFO 31 名前付きパイプ (FIFO)
+SOCK 33 ソケット
+BLK 44;37 ブロックデバイス
+CHR 44;37 キャラクターデバイス
+EXEC 35 実行ファイル
+.TE
.sp
デフォルトの設定を完全に認識できない端末プログラムも少数存在する。 ディレクトリをリストした後にすべてのテキストがカラー表示されたなら、
\fBNORMAL\fP と \fBFILE\fP のコードを通常の前景色と背景色のための数値コードに変更すること。
カラーシーケンスやファイル名の拡張子で制御文字やブランク文字を指定するために、 C 言語スタイルの \e エスケープ表記と \fBstty\fP スタイルの
^ 表記の両方を使うことができる。 C 言語スタイルの表記には以下の文字が含まれる。
.sp
-.RS +.2i
-.ta 1.0i
-.nf
-\fB\ea\fP ベル (ASCII 7)
-\fB\eb\fP バックスペース (ASCII 8)
-\fB\ee\fP エスケープ (ASCII 27)
-\fB\ef\fP フォームフィード (ASCII 12)
-\fB\en\fP 改行 (ASCII 10)
-\fB\er\fP キャリッジリターン (ASCII 13)
-\fB\et\fP タブ (ASCII 9)
-\fB\ev\fP 垂直タブ (ASCII 11)
-\fB\e?\fP デリート (ASCII 127)
-\fB\e\fP\fInnn\fP (8 進数表記の) 任意の文字
-\fB\ex\fP\fInnn\fP (16 進数表記の) 任意の文字
-\fB\e_\fP スペース
-\fB\e\e\fP バックスラッシュ (\e)
-\fB\e^\fP キャレット (^)
-\fB\e#\fP ハッシュマーク (#)
-.fi
+.RS
+.TS
+lb l.
+\ea ベル (ASCII 7)
+\eb バックスペース (ASCII 8)
+\ee エスケープ (ASCII 27)
+\ef 改ページ (ASCII 12)
+\en 改行 (ASCII 10)
+\er 復帰 (ASCII 13)
+\et タブ (ASCII 9)
+\ev 垂直タブ (ASCII 11)
+\e? 削除 (ASCII 127)
+\e\fInnn (8 進数表記の) 任意の文字\fP
+\fI\exnnn (16 進数表記の) 任意の文字\fP
+\fI\e_ スペース\fP
+\fI\e\e バックスラッシュ (\e)\fP
+\fI\e^ キャレット (^)\fP
+\fI\e# ハッシュマーク (#)\fP
+.TE
.RE
.sp
-ハッシュマークを始めの文字として入力するときと同様に、 スペース・バックスラッシュ・キャレット・制御文字を文字列の任意の部分に
-入力するためには、エスケープが必要であることに注意すること。
+\fIハッシュマークを最初の文字として入力する場合と同様に、 スペース、 バックスラッシュ、
+キャレット、任意の制御文字を、文字列の任意の部分に入力するためには、 エスケープが必要であることに注意すること。\fP
.SH ファイル
.TP
\fI/etc/DIR_COLORS\fP
.SH 注意
ISO 6429 端末で使われる \fBLEFTCODE\fP と \fBRIGHTCODE\fP のデフォルトの定義は、次のようになっている。
.sp
-.RS +.2i
-.ta 1.0i
-.nf
-\fBLEFTCODE\fP \ee[
-\fBRIGHTCODE\fP m
-.fi
+.RS
+.TS
+lb l.
+LEFTCODE \ee[
+RIGHTCODE m
+.TE
.RE
.sp
\fBENDCODE\fP のデフォルトは定義されていない。
.SH 関連項目
\fBdircolors\fP(1), \fBls\fP(1), \fBstty\fP(1), \fBxterm\fP(1)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
.\"
.\"*******************************************************************
-.TH BOOTPARAM 7 2013\-03\-15 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH BOOTPARAM 7 2013\-06\-08 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
bootparam \- Linux カーネル起動時パラメータの解説
.SH 説明
カーネルが検出するであろう値を意図的に無効にしたり変更したりする場合に用いる。
カーネルが BIOS から直接起動されるとき (たとえば 'cp zImage /dev/fd0' でフロッピーにコピーしたカーネルから起動するなど)
-は、 パラメータを指定する機会はない。 ゆえに、この起動時パラメータ機能を利用するためには、 \fILILO\fP や \fIloadlin\fP
-のようにパラメータを指定できるソフトウェアを使用しなければならない。 いくつかのパラメータについては、 \fIrdev\fP
-を使ってカーネルイメージそのものを修正することもできる。 詳細は \fBrdev\fP(8) を参照のこと。
-
-Werner Almesberger による LILO (LInux LOader) プログラムは最も広く使用されている。 LILO
-はいろいろなカーネルを選択してブートさせることができ、 設定情報をテキストファイルに保持する (\fBlilo\fP(8) と
-\fBlilo.conf\fP(5) を参照)。 LILO は DOS, OS/2, Linux, FreeBSD などを起動でき、 非常に柔軟である。
-
-ほかには \fIloadLin\fP もよく使われている Linux ローダである。 これは DOS のプログラムで、DOS プロンプトから
-(起動時引数とともに) Linux カーネルを起動できる (いくつかの特定のリソースが利用可能でなければならない)。 loadlin は DOS から
-Linux を起動させたい人にあっている。
-
-また loadlin は、DOS のドライバである状態に 設定しなければならないハードウェアを 使っている場合にも非常に便利である。 よくある例は
-「SoundBlaster 互換」のサウンドカードで、 これらの中には DOS のドライバを使って いくつか秘密のレジスタをいじってやらないと、 本当の
-SB 互換モードにはならないようなものがある。 まずハードウェアについてきたドライバを組み込んで DOS を起動し、 その後 loadlin を使用して
-Linux カーネルを読み込めば、 リブートによってカードの設定がリセットされるのを防げるわけだ。
+は、 パラメータを指定する機会はない。 そのため、この起動時パラメータ機能を利用するためには、 GRUB
+のようなパラメータを指定できるブートローダーソフトウェアを使用しなければならない。
+
+.\" The LILO program (LInux LOader) written by Werner Almesberger is the
+.\" most commonly used.
+.\" It has the ability to boot various kernels, and
+.\" stores the configuration information in a plain text file.
+.\" (See
+.\" .BR lilo (8)
+.\" and
+.\" .BR lilo.conf (5).)
+.\" LILO can boot DOS, OS/2, Linux, FreeBSD, UnixWare, etc., and is quite flexible.
+.\"
+.\" The other commonly used Linux loader is 'LoadLin', which is a DOS
+.\" program that has the capability to launch a Linux kernel from the DOS
+.\" prompt (with boot-args) assuming that certain resources are available.
+.\" This is good for people that want to launch Linux from DOS.
+.\"
+.\" It is also very useful if you have certain hardware which relies on
+.\" the supplied DOS driver to put the hardware into a known state.
+.\" A common example is 'SoundBlaster Compatible' sound cards that require
+.\" the DOS driver to twiddle a few mystical registers to put the card
+.\" into a SB compatible mode.
+.\" Booting DOS with the supplied driver, and
+.\" then loading Linux from the DOS prompt with loadlin avoids the reset
+.\" of the card that happens if one rebooted instead.
.SS 引数リスト
-カーネルのコマンドラインはスペースで区切られた文字列 (\fI起動時引数: boot arguments\fP)
-のリストから成っている。ほとんどの起動時引数は次の書式に従う。
-.IP
+カーネルのコマンドラインはパースされ、スペースで区切られた文字列 (\fI起動時引数: boot arguments\fP) のリストとなる。
+ほとんどの起動時引数は次の書式である。
+
+.in +4n
+.nf
name[=value_1][,value_2]...[,value_10]
+.fi
+.in
.LP
ここで 'name' は、それに対応する値がカーネルのどの部分に渡されるものなのかを 識別するための、他と重ならないキーワードである。 書式中の 10
という制限は実際に存在する。 現在のコードは、キーワードひとつあたり、コンマで区切られたパラメータを 10 個までしか取り扱うことができない。
(しかし、事情が非常に複雑な場合には、同じキーワードを再度利用して 10 個以上のパラメータを与えることができるかもしれない。
対象となるハードウェアの設定関数がそれをサポートしていれば、だが。)
-カーネルコマンドラインの扱いはほとんど linux/init/main.c が行なっている。 初めに、カーネルは \&'root=',
+カーネルコマンドラインの識別はほとんどがカーネルソースファイル \fIinit/main.c\fP に書かれている。 最初に、カーネルは \&'root=',
\&'nfsroot=', 'nfsaddrs=', 'ro', 'rw', 'debug', 'init' といった特別な引数があるかをチェックする。
これらの意味については後述する。
(あまり役に立たない?) 例としては、'TERM=VT100' がある。
カーネルによって処理されず、環境変数としても解釈されなかった 残りの引数は、プロセス 1 に渡されることになる。 通常このプロセス 1 は
-\fIinit\fP プログラムである。 プロセス 1 に渡される引数で最も良く使われるのは、 \&'single' というキーワードである。
+\fBinit\fP(1) プログラムである。 \fIinit\fP プロセスに渡される引数で最もよく使われるのは、 'single' というキーワードである。
これを指定すると init はシングルユーザモードでコンピュータを起動し、 通常使われるデーモンは一切起動しない。 システムにインストールされている
-init が どんな引数を受け付けるかは、 マニュアルページで調べること。
+\fBinit\fP(1) が どんな引数を受け付けるかは、 マニュアルページで調べること。
.SS 一般的な、デバイス固有ではない起動時引き数
.TP
\&\fB'init=...'\fP
\&\fB'root=...'\fP
起動時にルートファイルシステムとして使われるデバイスをカーネルに指定する。 デフォルトはコンパイル時に決定され、
通常はカーネルを構築したシステムのルートデバイスになる。 この値を無効にして、 例えば 2
-番目のフロッピーディスクドライブをルートデバイスに指定する場合は、 \&'root=/dev/fd1' とする。 (ルートデバイスは
-\fBrdev\fP(8) を用いても設定できる。)
+番目のフロッピーディスクドライブをルートデバイスに指定する場合は、 \&'root=/dev/fd1' とする。
-ルートデバイスの指定にはシンボル形式と数値形式を用いることができる。 シンボル形式の場合は /dev/XXYN という書式で指定する。 XX
+ルートデバイスの指定にはシンボル形式と数値形式を用いることができる。 シンボル形式の場合は \fI/dev/XXYN\fP という書式で指定する。 XX
にはデバイスタイプを指定する。 Y にはドライブレターもしくはドライブ番号、 N には (フロッピーディスクを除く) ディスクの パーティション番号を
10 進数の数値で指定する。 (ST\-506 互換ハードディスクではデバイスタイプが 'hd' で Y の範囲は 'a' から 'd'、 SCSI
ディスクは 'sd' で Y は 'a' から 'e'、 Atari ACSI ディスクは 'ad' で Y は 'a' から 'e'、 Syquest
なお、これらはファイルシステム上でのデバイスの指定方法とは全く関係ない。 \&'/dev/' を用いるのは単に慣習に過ぎない。
-扱いにくいし移植性も良くないが、 上記のデバイスを major/minor 番号の数値で指定してもよい。 (例えば /dev/sda3 は major
-番号 8、minor 番号 3 なので、 \&'root=0x803' と記述できる。)
+扱いにくいし移植性も良くないが、 上記のデバイスを major/minor 番号の数値で指定してもよい。 (例えば \fI/dev/sda3\fP は
+major 番号 8、minor 番号 3 なので、 \&'root=0x803' と記述できる。)
.TP
\&\fB'rootfstype=...'\fP
-\&'rootfstype'
-オプションが指定されると、カーネルは、指定されたタイプであるとみなしてルートファイルシステムをマウントする。このオプションは、例えば、ext3
-ファイルシステムを ext2
-としてマウントし、ルートファイルシステムのジャーナルを削除する場合に便利である。こうすると、別のメディアからマシンを起動することなく ext3 から
-ext2 へ戻すことができる。
+\&'rootfstype' オプションが指定されると、 カーネルは、 指定されたタイプであるとみなしてルートファイルシステムをマウントする。
+このオプションは、 例えば、ext3 ファイルシステムを ext2 としてマウントし、 ルートファイルシステムのジャーナルを削除する場合に便利である。
+こうすると、 別のメディアからマシンを起動することなく ext3 から ext2 へ戻すことができる。
.TP
\&\fB'ro'\fP と \fB'rw'\fP
-\&'ro' オプションは、ルートファイルシステムを 「読み出し専用」でマウントするようカーネルに指示し、 fsck
+\&'ro' オプションは、 ルートファイルシステムを 「読み出し専用」でマウントするようカーネルに指示し、 fsck
プログラムがファイルシステムの矛盾を検査できるようにする。 ファイルシステムが「読み書き可能」として再マウントされる (つまり 'mount \-w \-n
\-o remount /') までの間は、 いかなるプロセスもこのファイルシステム上のファイルに書き込むことはできない。 (\fBmount\fP(8)
-ã\82\82å\8f\82ç\85§ã\81\9bã\82\88ã\80\82)
+も参照。)
rw オプションはルートファイルシステムを 「読み書き可能」でマウントするようカーネルに指示する。 こちらがデフォルトである。
-省略時の指定を「読み出し専用」と 「読み書き可能」とのどちらにするかは、 \fBrdev\fP(8) によっても設定できる。
+.TP
+\&\fB'resume=...'\fP
+このオプションは、 マシンを休止状態 (ハイバネーション) から再起動する際の、ディスク上に保存したデータの起動位置をカーネルに指示する。
+通常は、スワップパーティションやスワップファイルと同じである。例えば、
+
+.in +4n
+.nf
+resume=/dev/hda2
+.fi
+.in
.TP
\&\fB'reserve=...'\fP
デバイスの自動検出から I/O ポートを保護するために用いる。 コマンドの形式は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBreserve=\fP\fIiobase,extent[,iobase,extent]...\fP
+.fi
+.in
.sp
機種によっては、 デバイスドライバによるデバイスの自動検出を、 特定の範囲に対しては禁止しなければならないことがある。
ハードウェアが検出動作によって深刻な問題を引き起こす場合や、 誤認識される可能性がある場合、
他の起動時引数によって明示的に指定されない限り、 予約された範囲に対して自動検出動作を行わない。
例えばブート時のコマンドラインに
-.IP
-reserve=0x300,32 blah=0x300
+
+.in +4n
+.nf
+reserve=0x300,32 blah=0x300
+.fi
+.in
.IP
と指定すると、'blah' を除くすべてのデバイスドライバは 0x300 から 0x31f の範囲を自動検出の対象外とする。
.TP
.TP
\&\fB'panic=N'\fP
デフォルトでは、カーネルはパニックの後リブートしない。 このオプションを用いて (N を 0 より大きな値とすれば) N
-秒後にリブートするようになる。 この値は、起動後に "echo N > /proc/sys/kernel/panic"
-として設定することもできる。
+秒後にリブートするようになる。 この値は、起動後に以下のようにして設定することもできる。
+
+.in +4n
+.nf
+echo N > /proc/sys/kernel/panic".
+.fi
+.in
.TP
\&\fB'reboot=[warm|cold][,[bios|hard]]'\fP
(カーネルコンパイル時に \fBCONFIG_BUGi386\fP が指定されたときのみ有効。) カーネルバージョン 2.0.22 から、
(これらのレベルについては、\fI<linux/kernel.h>\fP を参照。) デフォルトではこの変数は、
デバッグメッセージよりも重要なあらゆるメッセージを記録するよう設定されている (デバッグメッセージは含まない)。 この起動時引数を指定すると、
カーネルはプライオリティが DEBUG のメッセージも出力するようになる。 \fIconsole_loglevel\fP も klogd
-にオプションを渡せば実行時に設定できる。 \fBklogd\fP(8) を見よ。
+にオプションを渡せば実行時に設定できる。 \fBklogd\fP(8) を参照。
.TP
\&\fB'profile=N'\fP
カーネルがどこで CPU サイクルを消費しているか調べたい場合には、 カーネルのプロファイリング機能を有効にすればこれを実現できる。
が指定されれば N となり、N が指定されなかった場合は \fBCONFIG_PROFILE_SHIFT\fP の値が用いられる。
どちらも指定されなければデフォルト値の 2 が用いられる。 この変数が重要なのは、 カーネルプロファイリングの粒度を決定するところにある。
すなわち、各クロックの割込みごとに、システムがカーネルコードを実行していれば、 以下のようにカウンタの値がインクリメントされる。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
profile[address >> prof_shift]++;
+.fi
+.in
.sp
生のプロファイリング情報は、 \fI/proc/profile\fP から見ることができるが、readprofile.c
のような情報を加工するツールを使ったほうが良いだろう。 \fI/proc/profile\fP に任意のデータを書込むと、 カウンタはリセットされる。
モジュールをいくつかロードしなければならないシステムもあるだろう。
Linux のバージョン 1.3.48 において、 RAM ディスクの取り扱いが根底から変化した。 それ以前までは、メモリは静的に割り当てられ、
-\&'ramdisk=N' パラメータでそのサイズを指定していた。 (この値はカーネルのコンパイル時や \fBrdev\fP(8) によっても変更できた。)
-現在は RAM ディスクはバッファキャッシュを使用しており、 動的に成長する。 さらに多くの情報 (たとえば \fBrdev\fP(8) が新しい RAM
-ディスクの設定とどのように関係するか) については、 \fI/usr/src/linux/Documentation/ramdisk.txt\fP を参照。
+\&'ramdisk=N' パラメータでそのサイズを指定していた (この値はコンパイル時にカーネルイメージに指定することもできた)。 現在は RAM
+ディスクはバッファキャッシュを使用しており、 動的に拡張される。 新しい RAM ディスクの動作に関する多くの情報が、 カーネルソースファイル
+\fIDocumentation/blockdev/ramdisk.txt\fP (古いカーネルでは
+\fIDocumentation/ramdisk.txt\fP) にある。
4 つのパラメータがある。論理値をとるものが 2 つ、整数値をとるものが 2 つ。
.TP
(カーネルのコンパイル時に \fBCONFIG_BLK_DEV_RAM\fP と \fBCONFIG_BLK_DEV_INITRD\fP
が指定されているときのみ有効。) 最近は initrd を使用するようにカーネルをコンパイルできる。 このオプションが指定されると、
ブートプロセスはカーネルと RAM ディスクをロードし、 カーネルは initrd を「普通の」 RAM ディスクに変換し、 この RAM
-ディスクがルートデバイスとして「読み書き可能」でマウントされる。 次に /linuxrc が実行される。
-その後「真の」ルートファイルシステムがマウントされ、 initrd ファイルシステムは /initrd に移される。 最後に通常のブートシーケンス
-(具体的には /sbin/init の呼び出し) が実行される。
+ディスクがルートデバイスとして「読み書き可能」でマウントされる。 次に \fI/linuxrc\fP が実行される。
+その後「真の」ルートファイルシステムがマウントされ、 initrd ファイルシステムは \fI/initrd\fP に移される。 最後に通常のブートシーケンス
+(具体的には \fI/sbin/init\fP の呼び出し) が実行される。
-initrd に関する詳細な解説は \fI/usr/src/linux/Documentation/initrd.txt\fP を参照。
+initrd に関する詳細な解説はカーネルソースファイル \fIDocumentation/initrd.txt\fP を参照。
\&'noinitrd' オプションを用いると、 カーネルは (initrd 動作を行うようにコンパイルされている場合でも)
上記の動作を行なわず、代わりに initrd のデータを \fI/dev/initrd\fP に残す。 (このデバイスは一度しか使えない。
.TP
\fBSCSI テープドライブの設定\fP
SCSI テープドライバの起動時設定の一部は以下のようにして行なうことができる。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBst=\fP\fIbuf_size[,write_threshold[,max_bufs]]\fP
+.fi
+.in
.sp
最初の 2 つの数字は kB 単位で指定する。 \fIbuf_size\fP のデフォルトは 32kB である。上限は 16384kB まで指定できる。
\fIwrite_threshold\fP はデータ書き出しの閾値で、 バッファのデータのサイズがこの値を越えるとデータはテープに書き出される。
デフォルト値は 30kB である。 バッファ数の最大値 (\fImax_bufs\fP) は検出されたドライブの数によって変化するが、デフォルトは 2
である。 使用例を以下に示す。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
st=32,30,2
+.fi
+.in
.IP
詳細は Linux カーネルソース内の \fIDocumentation/scsi/st.txt\fP (古いカーネルの場合は
\fIdrivers/scsi/README.st\fP) に書かれている。
SCSI ホストの検出コードは、 インストールされている BIOS を探す。 見つからないと、カードは検出できない。
この場合は以下のように起動時引数を指定することになる。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBaha152x=\fP\fIiobase[,irq[,scsi\-id[,reconnect[,parity]]]]\fP
+.fi
+.in
.IP
もしドライバのコンパイル時にデバッグオプションを指定していた場合は、 6 番目の値でデバッグレベルを指定できる。
すべてのパラメータは、このセクションの最初で説明した通りである。 \fIreconnect\fP に 0
以外の値を指定すると、デバイスを切断したり接続したりできる。 以下に例を示す。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
aha152x=0x340,11,7,1
+.fi
+.in
.IP
パラメータは必ず上記の順番どおりに指定されなければならない。 例えば、パリティ (parity) を設定したい場合には、 iobase, irq,
scsi\-id, reconnect も同時に指定する必要がある。
aha1542 シリーズのカードは i82077 フロッピーディスクコントローラをボードに搭載している。 一方 aha1540
シリーズのカードは搭載していない。 これらは共にバスマスタカードであり、 他のデバイスとバスを共有する際に、
どのくらい「フェアに」振る舞うかを指定するパラメータがある。 起動時引数は以下のようにして指定する。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBaha1542=\fP\fIiobase[,buson,busoff[,dmaspeed]]\fP
+.fi
+.in
.IP
有効な iobase の値は次の通り。 0x130, 0x134, 0x230, 0x234, 0x330, 0x334。
クローンカードの中には他の値を指定できるものもある。
.TP
\fBAdaptec aha274x, aha284x, aic7xxx の設定\fP
これらのボードは以下の形式で指定する。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBaic7xxx=\fP\fIextended,no_reset\fP
+.fi
+.in
.IP
\fIextended\fP 値が 0 以外の時は、大容量ディスク用の拡張変換が有効になる。 \fIno_reset\fP 値を 0
以外の値にすると、ホストアダプタの検出時に、 ドライバによる SCSI バスの初期化を行わない。
0\-f によりデバッグメッセージの情報のレベルを 16 段階で指定する。
.TP
\fBAM53C974\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBAM53C974=\fP\fIhost\-scsi\-id,target\-scsi\-id,max\-rate,max\-offset\fP
+.fi
+.in
.TP
\fBBusLogic SCSI ホストアダプタの設定 ('BusLogic=')\fP
-.IP
+
+構文は以下の通り。
+.in +4n
+.nf
\fBBusLogic=\fP\fIN1,N2,N3,N4,N5,S1,S2,...\fP
+.fi
+.in
.IP
-Buslogic のコマンドラインパラメータに関する詳細な議論は \fI/usr/src/linux/drivers/scsi/BusLogic.c\fP
-(著者がいま見ているカーネルでは 4350\-4497 行目) を参照すること。 以下はこれを非常におおざっぱに要約したものである。
+.\" (lines 3149-3270 in the kernel version I am looking at).
+Buslogic のコマンドラインパラメータに関する詳細な議論はカーネルソースファイル \fIdrivers/scsi/BusLogic.c\fP
+を参照すること。 以下はこれを非常におおざっぱに要約したものである。
パラメータ N1 から N5 までは整数である。 パラメータ S1 以降は文字列である。 N1 はホストアダプタが存在する I/O アドレス。 N2
はタグキューイングをサポートするデバイスに対して使用するキューの深さ。 N3 はバス安定時間 (BST) を秒単位で指定する。
.TP
\fBEATA/DMA の設定\fP
検出対象にする I/O ポートのデフォルトのリストは以下のようにして変更できる。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBeata=\fP\fIiobase,iobase,...\fP\fB.\fP
+.fi
+.in
.TP
\fBFuture Domain TMC\-16x0 の設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBfdomain=\fP\fIiobase,irq[,adapter_id]\fP
+.fi
+.in
.TP
\fBGreat Valley Products (GVP) SCSI コントローラの設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBgvp11=\fP\fIdma_transfer_bitmask\fP
+.fi
+.in
.TP
\fBFuture Domain 製 TMC\-8xx, TMC\-950 の設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBtmc8xx=\fP\fImem_base,irq\fP
+.fi
+.in
.IP
\fImem_base\fP にはカードが使用するメモリマップ I/O の領域を指定する。
通常は次の値のどれかである: 0xc8000, 0xca000, 0xcc000, 0xce000, 0xdc000, 0xde000。
.TP
\fBIN2000 の設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBin2000=\fP\fIS\fP
+.fi
+.in
.IP
S はコンマ区切りの文字列で、各項目は keyword[:value] 形式で指定する。 指定できるキーワードは以下の通り。 ioport:addr,
noreset, nosync:x, period:ns, disconnect:x, debug:x, proc:x。
-これらのパラメータの機能については \fI/usr/src/linux/drivers/scsi/in2000.c\fP を参照。
+これらのパラメータの機能についてはカーネルソースファイル \fIdrivers/scsi/in2000.c\fP を参照。
.TP
\fBNCR5380 および NCR53C400 の設定\fP
この起動時引数は以下の書式で指定する。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBncr5380=\fP\fIiobase,irq,dma\fP
+.fi
+.in
.IP
または
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBncr53c400=\fP\fIiobase,irq\fP
+.fi
+.in
.IP
カードが IRQ を使用しない場合は、 255 (0xff) を指定すれば無効にできる。 IRQ に 254 を指定すると自動検出する。 詳細は
Linux カーネルソース内の \fIDocumentation/scsi/g_NCR5380.txt\fP (古いカーネルの場合は
\fIdrivers/scsi/README.g_NCR5380\fP) に書かれている。
.TP
\fBNCR53C8xx の設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBncr53c8xx=\fP\fIS\fP
+.fi
+.in
.IP
S はコンマ区切りの文字列で、各項目は keyword[:value] 形式で指定する。 指定できるキーワードは以下の通り。 mpar
(master_parity), spar (scsi_parity), disc (disconnection), specf
(special_features), ultra (ultra_scsi), fsn (force_sync_nego), tags
(default_tags), sync (default_sync), verb (verbose), debug (debug), burst
-(burst_max)。 これらのオプションの機能については
-\fI/usr/src/linux/drivers/scsi/README.ncr53c8xx\fP を参照すること。
+(burst_max)。 これらのオプションの機能についてはカーネルソースファイル \fIdrivers/scsi/ncr53c8xx.c\fP
+を参照すること。
.TP
\fBNCR53c406a の設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBncr53c406a=\fP\fIiobase[,irq[,fastpio]]\fP
+.fi
+.in
.IP
割り込み無しで動作するモードには irq に 0 を指定する。 高速 PIO モードは fastpio に 1 を指定し、低速モードは 0 を指定する。
.TP
\fBPro Audio Spectrum の設定\fP
PAS16 は NC5380 SCSI チップを使用しており、 最近のモデルはジャンパレスの設定をサポートしている。 起動時引数の書式は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBpas16=\fP\fIiobase,irq\fP
+.fi
+.in
.IP
唯一の違いとして、 IRQ に 255 を指定すれば割り込みを使用しないようドライバに指示できる (パフォーマンスは低下する)。 通常 iobase は
0x388 である。
.TP
\fBSeagate 製 ST\-0x の設定\fP
カードが起動時に認識されない場合は以下のような指定が必要になるだろう。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBst0x=\fP\fImem_base,irq\fP
+.fi
+.in
.IP
\fImem_base\fP にはカードが使用するメモリマップ I/O の領域を指定する。
通常は次の値のどれかである: 0xc8000, 0xca000, 0xcc000, 0xce000, 0xdc000, 0xde000。
.TP
\fBTrantor 製 T128 の設定\fP
このカードも NCR5380 チップを利用しており、 以下のオプションを受け付ける。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBt128=\fP\fImem_base,irq\fP
+.fi
+.in
.IP
有効な \fImem_base\fP の値は次の通りである: 0xcc000, 0xc8000, 0xdc000, 0xd8000。
.TP
\fBUltraStor 製 14F/34F の設定\fP
検出対象にする I/O ポートのデフォルトのリストは以下のようにして変更できる。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBeata=\fP\fIiobase,iobase,...\fP\fB.\fP
+.fi
+.in
.TP
\fBWD7000 の設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBwd7000=\fP\fIirq,dma,iobase\fP
+.fi
+.in
.TP
\fBCommodore Amiga 製 A2091/590 SCSI コントローラの設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBwd33c93=\fP\fIS\fP
+.fi
+.in
.IP
S はコンマ区切りの文字列で、各項目は keyword[:value] 形式で指定する。 認識されるオプションは以下の通り。
nosync:bitmask, nodma:x, period:ns, disconnect:x, debug:x, clock:x, next。
-詳細は \fI/usr/src/linux/drivers/scsi/wd33c93.c\fP を参照せよ。
+詳細はカーネルソースファイル \fIdrivers/scsi/wd33c93.c\fP を参照。
.SS ハードディスク
.TP
\fBIDE Disk/CD\-ROM ドライバのパラメータ\fP
.TP
\&\fB'hd=noprobe' オプション\fP
このドライブの自動検出をしない。 例えば
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
hdb=noprobe hdb=1166,7,17
+.fi
+.in
.IP
とすると自動検出が無効になる。 しかしドライブのジオメトリを指定しているので、 このドライブは正しいブロックデバイスとして登録され、使用可能になる。
.TP
スタンダードディスクドライバは IDE ドライバと同様のジオメトリ指定を引数にとることができる。 ただし受け付ける値はちょうど 3 つ (C/H/S)
に限られる。 それ以上の値やそれ以下の値を指定すると、ドライバは黙ってその指定を無視する。 また引数として受け入れられるのは 'hd='
の形式だけである。 つまり 'hda=' のような指定はここでは正しくない。 書式は次の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
hd=cyls,heads,sects
+.fi
+.in
.IP
2 台のディスクが接続されてい場合は、 2 番目のディスクに対しても上記のジオメトリが設定される。
.TP
\fBXT ディスクドライバのオプション ('xd=')\fP
これらの古い 8 bit カード (125kB/s の転送速度しかない!) を使わなければならない不幸な人のためのオプションである。
カードが認識されない場合は以下の書式で起動時引数を指定する必要があるだろう。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
xd=type,irq,iobase,dma_chan
+.fi
+.in
.IP
.\" 1.1.50, 1.3.81, 1.3.99, 2.0.34, 2.1.67, 2.1.78, 2.1.127
type 値にはカードのメーカーを指定し、これは自動検知より優先される。 指定すべき type の値については、使っているカーネルのソースファイル
xd_setup() 関数は引数をチェックせず、 4 つの値がすべて指定されることを想定している。 引数を省略してはならない。 例として、BIOS
が無効にされた (あるいは削除された) WD1002 コントローラの場合を示す (パラメータには XT
コントローラの「デフォルト」の値を使っている)。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
xd=2,5,0x320,3
+.fi
+.in
.TP
\fBSyquest 製 EZ* リムーバブルディスク\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBez=\fP\fIiobase[,irq[,rep[,nybble]]]\fP
+.fi
+.in
.SS "IBM MCA バス上のデバイス"
-\fI/usr/src/linux/Documentation/mca.txt\fP も参照。
+カーネルソースファイル \fIDocumentation/mca.txt\fP も参照。
.TP
\fBPS/2 ESDI ハードディスク\fP
起動時に所望のジオメトリを指定できる。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
\fBed=\fP\fIcyls,heads,sectors.\fP
+.fi
+.in
.IP
ThinkPad\-720 を使用する場合は以下のオプションを追加すること。
-.IP
-\fBtp720=1\fP
+
+.in +4n
+.nf
+\fBtp720=1\fP.
+.fi
+.in
.TP
\fBIBM Microchannel SCSI サブシステムの設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
\fBibmmcascsi=\fP\fIN\fP
+.fi
+.in
.IP
N はサブシステムの \fIpun\fP (SCSI ID) を表す。
.TP
\fBAztech インターフェース\fP
このタイプのカードの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
aztcd=iobase[,magic_number]
+.fi
+.in
.IP
magic_number に 0x79 をセットすると、 ドライバはファームウェアのバージョンが分からない場合でも、 とにかく実行を試みる。
その他の値はすべて無視される。
.TP
\fBパラレルポート CD\-ROM ドライブ\fP
構文は以下の通り。
-.IP
-pcd.driveN=port,pro,uni,mod,slv,dly
-.br
+
+.in +4n
+.nf
+pcd.driveN=prt,pro,uni,mod,slv,dly
pcd.nice=nice
+.fi
+.in
.IP
ここで 'port' はベースアドレス、'pro' はプロトコル番号、'uni' はユニットセレクタ (チェインデバイス用)、'mod' はモード
(あるいは自動的に最適のものを選ばせるには \-1)、'slv' はスレーブにしたい場合に 1、'dly'
\fBSony 製 CDU\-31A と CDU\-33A のインターフェース\fP
この CD\-ROM インターフェースは、 Pro Audio Spectrum サウンドカードの一部や
ソニーが供給するインターフェースカードで使われている。 構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
cdu31a=iobase,[irq[,is_pas_card]]
+.fi
+.in
.IP
IRQ に 0 を指定すると、 ハードウェア割り込みがサポートされていないことをドライバに伝える (PAS カードにはそのようなものがある)。
使用するカードが割り込みをサポートしているなら、 ドライバによる CPU の負荷を減らすためにも割り込みを使用すべきである。
.TP
\fBSony 製 CDU\-535 インターフェース\fP
この CD\-ROM インターフェースの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
sonycd535=iobase[,irq]
+.fi
+.in
.IP
IRQ の値だけを指定したい場合には、 iobase 値を 0 とすれば単なる穴埋めと解釈される。
.TP
\fBGoldStar インターフェース\fP
この CD\-ROM インターフェースの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
gscd=iobase
+.fi
+.in
.TP
\fBISP16 CD\-ROM インターフェース\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
isp16=[iobase[,irq[,dma[,type]]]]
+.fi
+.in
.IP
-(æ\95´æ\95°å\80¤ 3 ã\81¤ã\81¨æ\96\87å\97å\88\97 1 ã\81¤ã\80\82) type ã\81« 'noisp16' ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81 ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81®è¨å®\9aã\81¯è¡\8cã\81ªã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82 type ã\81«ã\81¯ã\81\93ã\81®ä»\96ã\81«ã\82\82
-\&'Sanyo', 'Sony', 'Panasonic', 'Mitsumi' が指定できる。
+(æ\95´æ\95°å\80¤ 3 ã\81¤ã\81¨æ\96\87å\97å\88\97 1 ã\81¤ã\81®å½¢å¼\8f) type ã\81« 'noisp16' ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81 ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\95ã\82§ã\83¼ã\82¹ã\81®è¨å®\9aã\81¯è¡\8cã\81ªã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82 type
+にはこの他にも 'Sanyo', 'Sony', 'Panasonic', 'Mitsumi' が指定できる。
.TP
\fBMitsumi 標準インターフェース\fP
この CD\-ROM インターフェースの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
mcd=iobase,[irq[,wait_value]]
+.fi
+.in
.IP
\fIwait_value\fP はドライブに問題がある場合に、 ドライバ内部のタイムアウトの指定に用いる。 コンパイル時の #define
によって実装されるかされないかが決まる。 Mitsumi FX400 は IDE/ATAPI CD\-ROM プレイヤーであり、 この mcd
.TP
\fBMitsumi XA/マルチセッションインターフェース\fP
これは上記と同じハードウェアだが、拡張機能がある。 構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
mcdx=iobase[,irq]
+.fi
+.in
.TP
\fBOptics ストレージインターフェース\fP
このタイプのカードの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
optcd=iobase
+.fi
+.in
.TP
\fBPhillips CM206 インターフェース\fP
このタイプのカードの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
cm206=[iobase][,irq]
+.fi
+.in
.IP
ドライバは IRQ 値として 3 から 11 まで、 I/O ポートアドレスの値として 0x300 から 0x370 を想定している。
いずれか一方、あるいは両方を指定できる。順番も問わない。 \&'cm206=auto' とすることにより自動検出もできる。
.TP
\fBSanyo インターフェース\fP
このタイプのカードの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
sjcd=iobase[,irq[,dma_channel]]
+.fi
+.in
.TP
\fBSoundBlaster Pro インターフェース\fP
このタイプのカードの構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
sbpcd=iobase,type
+.fi
+.in
.IP
type 値には 'SoundBlaster', 'LaserMate', 'SPEA' のうちひとつを指定できる (大文字小文字が区別される)。
iobase は CD\-ROM インターフェースの値である。 カードのサウンド部の値と間違えないこと。
.SS イーサネットデバイス
ドライバが異なると用いるパラメータも異なるが、 すべてのドライバは、少なくとも割り込み番号 (irq)、 I/O ポートのベースアドレス
(iobase)、名前 (name) を持つ。 最も一般的な形式は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
ether=irq,iobase[,param_1[,...param_8]],name
-.IP
+.fi
+.in
+
最初の数字でない値は名前として使用される。 param_n の値はカード (ドライバ) ごとに異なる意味を持つ。
よくある目的は、共有メモリアドレスの指定、インターフェースの選択、 DMA チャネルなどである。
このパラメータの最もよくある利用法は、 2 番目の Ethernet カードを強制的に検出させる場合である (デフォルトでは 1 枚しか検出しない)。
これは簡単で、次のようにすればよい。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
ether=0,0,eth1
-.IP
+.fi
+.in
+
この例で IRQ と I/O ベースアドレスに 0 を指定しているのは、 ドライバに自動検出をするよう伝えているのである。
Ethernet\-HOWTO では、複数のカードを使うやり方や、 カードやドライバに特有の param_n 値の意味について、
サウンドドライバも起動時引数を受け付け、 コンパイル時に指定された値を変更できる。 これはやや面倒なため、あまりお薦めできない。 詳細は、Linux
カーネルソース内の \fIDocumentation/sound/oss/README.OSS\fP (古いカーネルの場合は
\fIdrivers/sound/Readme.linux\fP) に記載されている。 引数の形式は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
sound=device1[,device2[,device3...[,device10]]]
+.fi
+.in
.IP
各 deviceN はそれぞれ 0xTaaaId という形式で指定する。 各バイトの意味は以下の通り。
.TP
\fBICN ISDN ドライバ\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
icn=iobase,membase,icn_id1,icn_id2
+.fi
+.in
.IP
icn_id1,icn_id2 はカードを識別するための 2 つの文字列である。 カーネルメッセージで用いられる。
.TP
\fBPCBIT ISDN ドライバ\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
pcbit=membase1,irq1[,membase2,irq2]
+.fi
+.in
.IP
membaseN は N 番目のカードの共有メモリのベースアドレスであり、 irqN は N 番目のカードの割り込み設定である。 無指定時には IRQ
= 5, membase = 0xD0000 となる。
.TP
\fBTeles ISDN ドライバ\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
teles=iobase,irq,membase,protocol,teles_id
+.fi
+.in
.IP
iobase はカードの I/O ポートアドレス、 membase はカードの共有メモリのベースアドレス、 そして irq
はカードが使用する割り込みチャネルである。 teles_id はアスキー文字列による識別文字列である (他と重ならないようにする)。
.TP
\fBRISCom/8 マルチポートシリアルドライバ ('riscom8=')\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
riscom=iobase1[,iobase2[,iobase3[,iobase4]]]
+.fi
+.in
.IP
-詳細は \fI/usr/src/linux/Documentation/riscom8.txt\fP を参照のこと。
+詳細はカーネルソースファイル \fIDocumentation/riscom8.txt\fP を参照のこと。
.TP
\fBDigiBoard ドライバ ('digi=')\fP
このオプションを使う場合は、6 個のパラメータをきっちり指定しなければならない。
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
digi=status,type,altpin,numports,iobase,membase
+.fi
+.in
.IP
パラメータは整数値か文字列で与える。 文字列で指定する場合は、 iobase と membase は 16 進値でなければならない。
整数値で指定する場合はパラメータの個数は少なくても良く、順に: status このカードの動作を指定する (Enable(1) または
altpin ピン配置を反転させる (Enable(1) or Disable(0)), numports カードのポート番号, iobase
このカードの I/O ポート (文字列指定の場合は 16 進表記), membase メモリウィンドウのベースアドレス (文字列指定の場合は 16
進表記)。 したがって以下のふたつの起動時引数は同じ意味を持つ。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
digi=E,PC/Xi,D,16,200,D0000
-.br
digi=1,0,0,16,0x200,851968
+.fi
+.in
.IP
-詳細は \fI/usr/src/linux/Documentation/digiboard.txt\fP を参照。
+詳細はカーネルソースファイル \fIDocumentation/digiboard.txt\fP を参照。
.TP
\fBBaycom シリアル・パラレル ラジオモデム\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
baycom=iobase,irq,modem
+.fi
+.in
.IP
ちょうど 3 つのパラメータを与える。 複数のカードがある場合は、'baycom=' コマンドも複数記述する。 modem パラメータは文字列で、
ser12, ser12*, par96, par96* の中からひとつを選ぶ。 * をつけるとソフトウェア DCD を使用する。 モデムの種類に応じて
.TP
\fBサウンドカードラジオモデムドライバ\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
soundmodem=iobase,irq,dma[,dma2[,serio[,pario]]],0,mode
+.fi
+.in
.IP
最後のパラメータを除くすべてのパラメータは整数である。 ダミーの 0 があるのは、設定プログラムのバグのせいである。 mode
パラメータは文字列で、hw:modem という書式で指定する。 hw は sbc, wss, wssfdx のうちひとつ、 modem は
.SS ラインプリンタドライバ
.TP
\&\fB'lp='\fP
+.br
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
lp=0
-.br
lp=auto
-.br
lp=reset
-.br
lp=port[,port...]
+.fi
+.in
.IP
プリンタドライバには、どのポートを使うか、 どのポートを使ってはいけないかを伝えることができる。 後者は、
利用可能なあらゆるパラレルポートをプリンタドライバが要求しないようにして、 他のドライバ (PLIP や PPA など) から
.TP
\fBWDT500/501 ドライバ\fP
構文は以下の通り。
-.IP
+
+.in +4n
+.nf
wdt=io,irq
+.fi
+.in
.SS マウスドライバ
.TP
\&\fB'bmouse=irq'\fP
msmouse ドライバでもこの事情はまったく同じである。
.TP
\fBATARI マウスの設定\fP
-.IP
+構文は以下の通り。
+
+.in +4n
+.nf
atamouse=threshold[,y\-threshold]
+.fi
+.in
.IP
パラメータがひとつだけ与えられた場合には、 x\-threshold と y\-threshold を両方に用いられる。 ふたつ与えられた場合は、最初の値が
x\-threshold として用いられ、 2 番目の値が y\-threshold として用いられる。 値は 1 から 20 までの数値で指定する。
このオプションは、コンソールドライバに、 ハードウェアスクロールを用いないよう伝える (ここで言うハードウェアスクロールとは、
ビデオメモリ上のデータを移動させることによって スクリーン表示領域をスクロールさせることを指す)。 特定の点字マシンではこの指定が必要となる。
.SH 関連項目
-\fBlilo.conf\fP(5), \fBklogd\fP(8), \fBlilo\fP(8), \fBmount\fP(8), \fBrdev\fP(8)
+\fBlilo.conf\fP(5), \fBklogd\fP(8), \fBlilo\fP(8), \fBmount\fP(8)
このマニュアルページの大部分は Paul Gortmaker による Boot Parameter HOWTO (version 1.0.1)
-を基にしている。 この (あるいは最新の) HOWTO をあたれば、 さらに多くの情報が入手できるだろう。 最新の情報源は
-\fI/usr/src/linux/Documentation/kernel\-parameters.txt\fP である。
+を基にしている。 この (あるいは最新の) HOWTO をあたれば、 さらに多くの情報が入手できるだろう。 最新の情報源はカーネルソースファイル
+\fIDocumentation/kernel\-parameters.txt\fP である。
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.51 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
これは解析されますが、呼び出し不可能です。
.Bl -tag -width "\&.Sh SYNOPSIS"
.It \&.Sh 名前
-.Sx 名前
+.Sh 名前
(NAME) マクロは必須のものです。
これが指定されていないと、ヘッダとフッタ、それにデフォルトの
ページレイアウトが設定されず、結果はかなり好ましくないものになるでしょう。
--- /dev/null
+.\" Copyright (C) 2006, 2010 Michael Kerrisk <mtk.manpages@gmail.com>
+.\" Copyright (C) 2009 Petr Baudis <pasky@suse.cz>
+.\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
+.\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
+.\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
+.\" preserved on all copies.
+.\"
+.\" Permission is granted to copy and distribute modified versions of this
+.\" manual under the conditions for verbatim copying, provided that the
+.\" entire resulting derived work is distributed under the terms of a
+.\" permission notice identical to this one.
+.\"
+.\" Since the Linux kernel and libraries are constantly changing, this
+.\" manual page may be incorrect or out-of-date. The author(s) assume no
+.\" responsibility for errors or omissions, or for damages resulting from
+.\" the use of the information contained herein. The author(s) may not
+.\" have taken the same level of care in the production of this manual,
+.\" which is licensed free of charge, as they might when working
+.\" professionally.
+.\"
+.\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
+.\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
+.\" %%%LICENSE_END
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH SIGEVENT 7 2011\-09\-09 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.SH 名前
+sigevent \- 非同期ルーチンからの通知用の構造体
+.SH 書式
+.nf
+
+union sigval { /* Data passed with notification */
+ int sival_int; /* Integer value */
+ void *sival_ptr; /* Pointer value */
+};
+
+struct sigevent {
+ int sigev_notify; /* Notification method */
+ int sigev_signo; /* Notification signal */
+ union sigval sigev_value; /* Data passed with
+ notification */
+ void (*sigev_notify_function) (union sigval);
+ /* Function used for thread
+ notification (SIGEV_THREAD) */
+ void *sigev_notify_attributes;
+ /* Attributes for notification thread
+ (SIGEV_THREAD) */
+ pid_t sigev_notify_thread_id;
+ /* ID of thread to signal (SIGEV_THREAD_ID) */
+};
+.fi
+.SH 説明
+.PP
+\fIsigevent\fP 構造体は、イベントに関する情報をプロセスに通知するために様々な API で使用される (イベントの例としては、
+非同期処理要求の完了、 タイマーの満了、 メッセージの到着など)。
+.PP
+「書式」に記載されている定義はおおよそのものである。 \fIsigevent\fP 構造体のいくつかのフィールドは、
+共用体の一部として定義されているものもある。 プログラムは、 \fIsigev_notify\fP で指定された値に応じたフィールドだけを利用すべきである。
+.PP
+\fIsigev_notify\fP フィールドは、通知をどのように処理すべきかを指定する。 このフィールドは、以下のいずれかの値である。
+.TP 8
+\fBSIGEV_NONE\fP
+「空 (null)」の通知。 イベントが発生時には何もしないこと。
+.TP
+\fBSIGEV_SIGNAL\fP
+\fIsigev_signo\fP で指定されたシグナルを送信することで、プロセスへの通知を行う。
+.IP
+\fBsigaction\fP(2) の \fBSA_SIGINFO\fP フラグを使った登録されたシグナルハンドラによりシグナルが捕捉されると、
+シグナルハンドラの 2 番目の引き数として渡された \fIsiginfo_t\fP 構造体の以下のフィールドが設定される。
+.RS 8
+.TP 10
+\fIsi_code\fP
+このフィールドには通知を配送した API に応じた決まる値が設定される。
+.TP
+\fIsi_signo\fP
+このフィールドにはシグナル番号 (すなわち \fIsigev_signo\fP と同じ値) が設定される。
+.TP
+\fIsi_value\fP
+このフィールドには \fIsigev_value\fP で指定された値が設定される。
+.RE
+.IP
+API によっては \fIsiginfo_t\fP 構造体の他のフィールドが設定される場合もある。
+.IP
+シグナルを受け取ったときには \fBsigwaitinfo\fP(2) でも同じ情報が得られる。
+.TP
+\fBSIGEV_THREAD\fP
+「あたかも」新しいスレッドセーフの開始関数であるかのように \fIsigev_notify_function\fP を起動することで、 プロセスへの通知を行う
+(実装の可能性としては、 タイマー通知の度に新しいスレッドセーフが作成される場合も、 一つのスレッドを作成してすべての通知を受信する場合もある)。
+この関数は \fIsigev_value\fP を唯一の引き数として起動される。 \fIsigev_notify_attributes\fP は、 NULL
+以外の場合は、 新しいスレッドセーフの属性を定義する \fIpthread_attr_t\fP 構造体を指していなければならない
+(\fBpthread_attr_init\fP(3) 参照)。
+.TP
+\fBSIGEV_THREAD_ID\fP (Linux 固有)
+.\" | SIGEV_SIGNAL vs not?
+現在のところ POSIX でのみ使用されている。 \fBtimer_create\fP(2) 参照。
+.SH 準拠
+POSIX.1\-2001.
+.SH 関連項目
+\fBtimer_create\fP(2), \fBaio_fsync\fP(3), \fBaio_read\fP(3), \fBaio_write\fP(3),
+\fBgetaddrinfo_a\fP(3), \fBlio_listio\fP(3), \fBmq_notify\fP(3), \fBaio\fP(7),
+\fBpthreads\fP(7)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
--- /dev/null
+.\" Copyright (c) 2013 by Michael Kerrisk <mtk.manpages@gmail.com>
+.\"
+.\" %%%LICENSE_START(VERBATIM)
+.\" Permission is granted to make and distribute verbatim copies of this
+.\" manual provided the copyright notice and this permission notice are
+.\" preserved on all copies.
+.\"
+.\" Permission is granted to copy and distribute modified versions of this
+.\" manual under the conditions for verbatim copying, provided that the
+.\" entire resulting derived work is distributed under the terms of a
+.\" permission notice identical to this one.
+.\"
+.\" Since the Linux kernel and libraries are constantly changing, this
+.\" manual page may be incorrect or out-of-date. The author(s) assume no
+.\" responsibility for errors or omissions, or for damages resulting from
+.\" the use of the information contained herein. The author(s) may not
+.\" have taken the same level of care in the production of this manual,
+.\" which is licensed free of charge, as they might when working
+.\" professionally.
+.\"
+.\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
+.\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
+.\" %%%LICENSE_END
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.\"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH SLN 8 2013\-02\-10 GNU "Linux Programmer's Manual"
+.SH 名前
+sln \- シンボリックリンクを作成する
+.SH 書式
+\fBsln\fP\fI source dest\fP
+.br
+\fBsln\fP\fI filelist\fP
+.SH 説明
+\fBsln\fP プログラムはシンボリックリンクの作成を行う。 \fBln\fP(1) プログラムと異なり、 このプログラムは静的にリンクされている。 つまり、
+何らかの理由で動的リンカが動作しない場合に、 \fBsln\fP を使って、 動的ライブラリへのシンボリックリンクを作成することができる。
+
+コマンドラインには二つの形がある。 一つ目の形では、 \fIsource\fP へのシンボリックリンクとして \fIdest\fP を作成する。
+
+二つ目の形式では、 \fIfilelist\fP はスペース区切りのパス名の組のリストで、 このファイルの各行について、二つのパス名を引き数として 1 回ずつ
+\fBsln\fP を実行したのと同じ結果となる。
+
+\fBsln\fP プログラムには、 コマンドラインオプションはない。
+.SH 関連項目
+\fBln\fP(1), \fBldconfig\fP(8), \fBld.so\fP(8)
+.SH この文書について
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
+である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
+http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。
@:LDP man-pages:3.52:2008/07/17:clntudp_bufcreate:3:rpc:3:
@:LDP man-pages:3.52:2008/07/17:clntudp_create:3:rpc:3:
○:LDP man-pages:3.52:2008/08/28:clock:3:2013/03/25::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
-×:LDP man-pages:3.52:2013/07/04:clock_getcpuclockid:3:::::
+○:LDP man-pages:3.52:2013/07/04:clock_getcpuclockid:3:2013/07/31::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2013/02/25:clock_getres:3:clock_getres:2:
@:LDP man-pages:3.52:2013/02/25:clock_gettime:3:clock_getres:2:
@:LDP man-pages:3.52:2013/02/25:clock_settime:3:clock_getres:2:
@:LDP man-pages:3.52:2008/08/11:ctanhf:3:ctanh:3:
@:LDP man-pages:3.52:2008/08/11:ctanhl:3:ctanh:3:
@:LDP man-pages:3.52:2008/08/11:ctanl:3:ctan:3:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/07/04:ctermid:3:2013/03/25::nagoya@cc.hit-u.ac.jp:NAGOYA Hiroaki:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/07/04:ctermid:3:2013/07/30::nagoya@cc.hit-u.ac.jp:NAGOYA Hiroaki:
○:LDP man-pages:3.52:2010/02/25:ctime:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2010/02/25:ctime_r:3:ctime:3:
@:LDP man-pages:3.52:2013/04/19:cuserid:3:getlogin:3:
○:LDP man-pages:3.52:2012/03/15:fmod:3:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2012/03/15:fmodf:3:fmod:3:
@:LDP man-pages:3.52:2012/03/15:fmodl:3:fmod:3:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/21:fmtmsg:3:2013/03/25::ysato444@yahoo.co.jp:Yuichi SATO:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:fmtmsg:3:2013/07/30::ysato444@yahoo.co.jp:Yuichi SATO:
○:LDP man-pages:3.52:2000/10/15:fnmatch:3:2013/07/24::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/04/22:fopen:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
×:LDP man-pages:3.52:2013/03/17:fopencookie:3:::::
@:LDP man-pages:3.52:2012/05/10:free:3:malloc:3:
@:LDP man-pages:3.52:2013/01/15:freeaddrinfo:3:getaddrinfo:3:
@:LDP man-pages:3.52:2010/09/04:freehostent:3:getipnodebyname:3:
-※:LDP man-pages:3.52:2012/11/11:freeifaddrs:3:getifaddrs:3:
+@:LDP man-pages:3.52:2012/11/11:freeifaddrs:3:getifaddrs:3:
@:LDP man-pages:3.52:2012/04/22:freopen:3:fopen:3:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:frexp:3:2013/07/24::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:frexpf:3:frexp:3:
@:LDP man-pages:3.52:2008/08/29:getc_unlocked:3:unlocked_stdio:3:
@:LDP man-pages:3.52:2012/01/18:getchar:3:gets:3:
@:LDP man-pages:3.52:2008/08/29:getchar_unlocked:3:unlocked_stdio:3:
-○:LDP man-pages:3.52:2009/03/15:getcontext:3:2013/07/24::::
+○:LDP man-pages:3.52:2009/03/15:getcontext:3:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:getcwd:3:2013/03/25::argrath@ub32.org:Kentaro Shirakata:
○:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:getdate:3:2013/07/24::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:getdate_err:3:getdate:3:
@:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:getdate_r:3:getdate:3:
@:LDP man-pages:3.52:2013/04/19:getdelim:3:getline:3:
○:LDP man-pages:3.52:2007/07/26:getdirentries:3:2013/03/25::nakano@apm.seikei.ac.jp:NAKANO Takeo:
-○:LDP man-pages:3.52:2013/02/05:getdtablesize:3:2013/07/24::::
+○:LDP man-pages:3.52:2013/02/05:getdtablesize:3:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/08/14:getenv:3:2003/09/28::nakano@apm.seikei.ac.jp:NAKANO Takeo:
○:LDP man-pages:3.52:2002/02/28:getfsent:3:2013/07/24::nakano@apm.seikei.ac.jp:NAKANO Takeo:
@:LDP man-pages:3.52:2002/02/28:getfsfile:3:getfsent:3:
@:LDP man-pages:3.52:2010/10/04:gethostent:3:gethostbyname:3:
@:LDP man-pages:3.52:2010/10/04:gethostent_r:3:gethostbyname:3:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:gethostid:3:2013/03/25::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
-×:LDP man-pages:3.52:2012/11/11:getifaddrs:3:::::
+○:LDP man-pages:3.52:2012/11/11:getifaddrs:3:2013/07/31::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2010/09/04:getipnodebyaddr:3:getipnodebyname:3:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/04:getipnodebyname:3:2013/03/25::argrath@ub32.org:Kentaro Shirakata:
○:LDP man-pages:3.52:2013/04/19:getline:3:2013/07/24::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/10:pthread_attr_setaffinity_np:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2010/02/03:pthread_attr_setdetachstate:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2008/10/24:pthread_attr_setguardsize:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/04/19:pthread_attr_setinheritsched:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/21:pthread_attr_setschedparam:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/21:pthread_attr_setschedpolicy:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/04/19:pthread_attr_setscope:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/04/19:pthread_attr_setinheritsched:3:2013/07/30::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:pthread_attr_setschedparam:3:2013/07/30::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:pthread_attr_setschedpolicy:3:2013/07/30::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/04/19:pthread_attr_setscope:3:2013/07/30::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2008/10/24:pthread_attr_setstack:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2008/10/24:pthread_attr_setstackaddr:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/03/15:pthread_attr_setstacksize:3:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2008/07/14:stderr:3:stdin:3:
○:LDP man-pages:3.52:2008/07/14:stdin:3:2013/07/24::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2001/12/26:stdio:3:2013/03/25::ysato444@yahoo.co.jp:Yuichi SATO:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/21:stdio_ext:3:2013/03/25::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:stdio_ext:3:2013/07/30::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2008/07/14:stdout:3:stdin:3:
○:LDP man-pages:3.52:2012/03/15:stpcpy:3:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2011/09/28:stpncpy:3:2013/07/24::hanataka@abyss.rim.or.jp:HANATAKA Shinya:
@:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:strerror_r:3:strerror:3:
○:LDP man-pages:3.52:2000/12/05:strfmon:3:2013/07/24::nakano@apm.seikei.ac.jp:NAKANO Takeo:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:strfry:3:2013/07/24::motoki@hal.t.u-tokyo.ac.jp:Akihiro Motoki:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/28:strftime:3:2013/03/26::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/28:strftime:3:2013/07/30::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2010/02/25:string:3:2013/03/25::yoshino@civil.jcn.nihon-u.ac.jp:YOSHINO Takashi:
○:LDP man-pages:3.52:2012/05/04:strlen:3:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2012/05/10:strncasecmp:3:strcasecmp:3:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:strtod:3:2013/03/25::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:strtof:3:strtod:3:
○:LDP man-pages:3.52:2003/11/28:strtoimax:3:2013/03/25::ysato444@yahoo.co.jp:Yuichi SATO:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/05/19:strtok:3:2013/03/25:o:amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/05/19:strtok:3:2013/07/30:o:amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2013/05/19:strtok_r:3:strtok:3:
○:LDP man-pages:3.52:2013/02/10:strtol:3:2013/07/24::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2010/09/20:strtold:3:strtod:3:
@:LDP man-pages:3.52:2010/02/25:timersub:3:timeradd:3:
@:LDP man-pages:3.52:2012/03/25:timezone:3:tzset:3:
○:LDP man-pages:3.52:2008/07/14:tmpfile:3:2013/07/24:o:ysato@h4.dion.ne.jp:Yuichi SATO:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/21:tmpnam:3:2013/03/25:o:amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:tmpnam:3:2013/07/30:o:amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:tmpnam_r:3:tmpnam:3:
○:LDP man-pages:3.52:2009/03/15:toascii:3:2013/07/24::nishi@rpts.cl.nec.co.jp:HIROFUMI Nishizuka:
@:LDP man-pages:3.52:1993/04/04:tolower:3:toupper:3:
×:LDP man-pages:3.52:2012/08/05:cciss:4:::::
○:LDP man-pages:3.52:1994/10/31:console:4:2013/07/24:o:argrath@ub32.org:Kentaro Shirakata:
○:LDP man-pages:3.52:2012/08/05:console_codes:4:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2009/02/28:console_ioctl:4:2013/03/26::argrath@ub32.org:Kentaro Shirakata:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2009/02/28:console_ioctl:4:2013/07/30::argrath@ub32.org:Kentaro Shirakata:
×:LDP man-pages:3.52:2009/03/31:cpuid:4:::::
○:LDP man-pages:3.52:2012/08/05:dsp56k:4:2013/03/25::sato@complex.eng.hokudai.ac.jp:Yuichi SATO:
○:LDP man-pages:3.52:2010/08/29:fd:4:2013/03/25:o:ishikawa@linux.or.jp:ISHIKAWA Mutsumi:
○:LDP man-pages:3.52:1992/12/19:ttyS:4:2013/07/24::ishikawa@linux.or.jp:ISHIKAWA Mutsumi:
○:LDP man-pages:3.52:2008/10/29:tty_ioctl:4:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2013/03/15:urandom:4:random:4:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2007/12/17:vcs:4:2013/03/25::sato@complex.eng.hokudai.ac.jp:Yuichi SATO:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2007/12/17:vcs:4:2013/07/30::sato@complex.eng.hokudai.ac.jp:Yuichi SATO:
@:LDP man-pages:3.52:2007/12/17:vcsa:4:vcs:4:
○:LDP man-pages:3.52:1996/10/22:wavelan:4:2013/03/26::ishikawa@linux.or.jp:ISHIKAWA Mutsumi:
@:LDP man-pages:3.52:2009/02/23:zero:4:null:4:
○:LDP man-pages:3.52:2008/06/15:acct:5:2013/03/25::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:1994/11/28:charmap:5:2013/03/25::argrath@ub32.org:Kentaro Shirakata:
○:LDP man-pages:3.52:2013/06/08:core:5:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2001/12/26:dir_colors:5:2013/03/25::ysato@h4.dion.ne.jp:Yuichi SATO:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2001/12/26:dir_colors:5:2013/07/31::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2013/04/17:elf:5:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/08/05:filesystems:5:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
@:LDP man-pages:3.52:2012/08/05:fs:5:filesystems:5:
○:LDP man-pages:3.52:2008/11/25:arp:7:2013/03/26::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2009/02/12:ascii:7:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/19:boot:7:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-â\98\86:LDP man-pages:3.51=>3.52:2013/06/08:bootparam:7:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
+â\97\8b:LDP man-pages:3.52:2013/06/08:bootparam:7:2013/07/31::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2013/04/17:capabilities:7:2013/03/26::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/08/05:charsets:7:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2011/09/16:complex:7:2013/03/25::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2013/03/05:rtnetlink:7:2013/03/26::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/05/13:sem_overview:7:2013/03/26::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2010/09/10:shm_overview:7:2013/03/26::amotoki@dd.iij4u.or.jp:Akihiro MOTOKI:
-×:LDP man-pages:3.52:2011/09/09:sigevent:7:::::
+○:LDP man-pages:3.52:2011/09/09:sigevent:7:2013/07/31::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/05/01:signal:7:2013/03/26::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2013/06/21:socket:7:2013/07/24::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
×:LDP man-pages:3.52:2007/12/20:spufs:7:::::
○:LDP man-pages:3.52:2013/02/10:ld.so:8:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/05/10:ldconfig:8:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:2012/05/10:nscd:8:2013/03/25::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
-×:LDP man-pages:3.52:2013/02/10:sln:8:::::
+○:LDP man-pages:3.52:2013/02/10:sln:8:2013/07/30::amotoki@gmail.com:Akihiro MOTOKI:
○:LDP man-pages:3.52:1998/11/01:sync:8:2013/07/24::sato@complex.eng.hokudai.ac.jp:Yuichi SATO:
○:LDP man-pages:3.52:2007/05/18:tzselect:8:2013/07/24::ysato@h4.dion.ne.jp:Yuichi SATO:
☆:LDP man-pages:3.50=>3.52:2013/02/12:zdump:8:2013/03/26::nakano@apm.seikei.ac.jp:NAKANO Takeo: