-.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.43.3.
-.TH DIR "1" "2012年10月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
+.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.44.1.
+.TH DIR "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
dir \- ディレクトリの内容をリスト表示する
.SH 書式
.SH 説明
.\" Add any additional description here
.PP
-FILE に関する情報を一覧表示します (デフォルトは現在のディレクトリ)。
-\fB\-cftuvSUX\fR または \fB\-\-sort\fR が指定されない限り、要素はアルファベット順で並べ替えられます。
+FILE (デフォルトは現在のディレクトリ) に関する情報を一覧表示します。
+\fB\-cftuvSUX\fR のいずれも指定されず、 \fB\-\-sort\fR も指定されていない場合、
+要素はアルファベット順でソートされます。
.PP
-é\95·ã\81\84ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81«å¿\85é \88ã\81®å¼\95æ\95°ã\81¯ç\9fã\81\84ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81«も必須です。
+é\95·ã\81\84ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§å¿\85é \88ã\81¨ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå¼\95æ\95°ã\81¯ç\9fã\81\84ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§も必須です。
.TP
\fB\-a\fR, \fB\-\-all\fR
\&. で始まる要素を無視しない
表示する。SIZE の形式は以下を参照
.TP
\fB\-B\fR, \fB\-\-ignore\-backups\fR
-~ で終了する要素を一覧表示しない
+~ で終了する要素を一覧に表示しない
.TP
-\fB\-c\fR \fB\-lt\fR と使用した場合: ctime (ファイル状態情報を変更
-ã\81\97ã\81\9fæ\99\82é\96\93) ã\81§ä¸¦ã\81¹æ\9b¿ã\81\88ã\81¦表示する。
-\fB\-l\fR と使用した場合: 名前で並べ替えて ctime を表示する。
-それ以外の場合: ctime で新しい順に並べ替える
+\fB\-c\fR \fB\-lt\fR と組み合わせた場合、 ctime (ファイル状態情報を変更した時間)
+ã\81§ã\82½ã\83¼ã\83\88ã\81\97ã\80\81 ctime ã\82\92表示する。
+\fB\-l\fR と組み合わせた場合、名前で並べ替えて ctime を表示する。
+それ以外の場合は ctime で新しい順に並べ替える
.TP
\fB\-C\fR
-要素を列ごとに並べる
+多段組で一覧を表示する
.TP
\fB\-\-color\fR[=\fIWHEN\fR]
-ã\82«ã\83©ã\83¼å\87ºå\8a\9bã\82\92ã\81\99ã\82\8bã\80\82 WHEN ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88å\80¤ã\81¯ 'always'、
-\&'never' または 'auto'。詳細は下記を参照
+ã\82«ã\83©ã\83¼å\87ºå\8a\9bã\82\92ã\81\99ã\82\8bã\80\82 WHEN ã\81«ã\81¯ 'always' (ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88å\80¤)、
+\&'never'、 'auto' が指定できる。詳細は下記を参照
.TP
\fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR
ディレクトリの内容ではなくディレクトリ自身を一覧表示する。
\fB\-\-group\-directories\-first\fR
ファイルの前にディレクトリをグループ化して表示する。
.IP
-\fB\-\-sort\fR ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81®ä¸\80ã\81¤ã\81¨ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81\8cã\80\81
-\fB\-\-sort\fR=\fInone\fR (\fB\-U\fR) ã\81¨ä½µã\81\9bã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97å\8c\96ã\81\97ない
+\fB\-\-sort\fR ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
+\fB\-\-sort\fR=\fInone\fR (\fB\-U\fR) ã\81¨ä½µã\81\9bã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97å\8c\96ã\82\92è¡\8cã\82\8fない
.TP
\fB\-G\fR, \fB\-\-no\-group\fR
詳細リスト形式の時にグループ名を表示しない
.TP
-\fB\-h\fR, \fB\-\-human\-readable\fR \fB\-l\fR ã\81¨ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«äººé\96\93ã\81\8cèªã\81¿ã\82\84ã\81\99ã\81\84å½¢å¼\8fã\81§è¡¨ç¤ºã\81\99ã\82\8b
-(例: 1K 234M 2G)
+\fB\-h\fR, \fB\-\-human\-readable\fR \fB\-l\fR ã\82\84 \fB\-s\fR ã\81¨ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81人é\96\93ã\81\8cèªã\81¿ã\82\84ã\81\99ã\81\84å½¢å¼\8fã\81§
+サイズを表示する (例: 1K 234M 2G)
.TP
\fB\-\-si\fR
上と同様だが乗数の単位に 1024 の代わりに 1000 を使用する
シェル形式の PATTERN に一致する要素は表示しない
.TP
\fB\-k\fR
-ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\82µã\82¤ã\82ºã\81¨ã\81\97ã\81¦ 1024 ã\83\90ã\82¤ã\83\88ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8b
+ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ä½¿ç\94¨é\87\8fã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\82µã\82¤ã\82ºã\81¨ã\81\97ã\81¦ 1024 ã\83\90ã\82¤ã\83\88ã\82\92使ã\81\86
.TP
\fB\-l\fR
詳細リスト形式を表示する
.TP
\fB\-\-show\-control\-chars\fR
表示不可能な文字をそのまま表示 (プログラムが 'ls' で
-なかったり出力が端末でない場合はこれがデフォルト)
+なかったり、出力が端末以外の場合は、これがデフォルト動作になる)
.TP
\fB\-Q\fR, \fB\-\-quote\-name\fR
ファイル名をダブルクォート (") で囲む
ブロック単位で各ファイルサイズを表示する
.TP
\fB\-S\fR
-ファイルサイズ順にソートする
+ファイルサイズ順にソートする。大きいものから表示される
.TP
\fB\-\-sort\fR=\fIWORD\fR
-名前順の代わりに次の WORD で指定した順でソートする: none \fB\-U\fR,
-extension \fB\-X\fR, size \fB\-S\fR, time \fB\-t\fR, version \fB\-v\fR
+名前順の代わりに次の WORD で指定した順でソートする: none (\fB\-U\fR),
+size (\fB\-S\fR), time (\fB\-t\fR), version (\fB\-v\fR), extension (\fB\-X\fR)
.TP
-\fB\-\-time\fR=\fIWORD\fR \fB\-l\fR ã\81¨ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\97ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«æ\9b´æ\96°æ\99\82å\88»ã\81®ä»£ã\82\8fã\82\8aã\81«æ¬¡ã\81® WORD
-で指定した時間を表示する: atime \fB\-u\fR, access \fB\-u\fR, use \fB\-u\fR, ctime \fB\-c\fR,
-または status \fB\-c\fR。
+\fB\-\-time\fR=\fIWORD\fR \fB\-l\fR ã\81¨ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\97ã\80\81ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«æ\9b´æ\96°æ\99\82å\88»ã\81®ä»£ã\82\8fã\82\8aã\81«
+WORD で指定した時間を表示する: atime/access/use (\fB\-u\fR),
+ctime/status (\fB\-c\fR)。
\fB\-\-sort\fR=\fItime\fR を指定した場合はソートのキーとして
指定した時間が使用される
.TP
\fB\-\-time\-style\fR=\fISTYLE\fR \fB\-l\fR と併せて使用し、次の STYLE 形式で時間を表示する:
full\-iso, long\-iso, iso, locale, +FORMAT。
-FORMAT は 'date' と同様に解釈される。FORMAT が
-FORMAT1<newline>FORMAT2 となっている場合、FORMAT1 はファイル
-から離れた側に表示され、 FORMAT2 はファイル側に表示される。
-STYLE の接頭辞として 'posix\-' をつけた場合、 POSIX ロケール
-ではない場合にのみ STYLE が効果を持つ
+FORMAT は 'date' と同様に解釈される。
+FORMAT が FORMAT1<newline>FORMAT2 となっている場合、
+FORMAT1 は最近でない時間のファイルに適用され、
+FORMAT2 は最近の時間のファイル側に適用される。
+STYLE の接頭辞として 'posix\-' をつけた場合、
+POSIX ロケールではない場合にのみ STYLE が効果を持つ
.TP
\fB\-t\fR
ファイル更新時間で新しい順にソートする
\fB\-T\fR, \fB\-\-tabsize\fR=\fICOLS\fR
タブ幅を 8 の代わりに COLS にする
.TP
-\fB\-u\fR \fB\-lt\fR と使用: アクセス時間でソート、表示する。
-\fB\-l\fR と使用: 名前でソートし、アクセス時間を表示する。
-ã\81\9dã\81®ä»\96: アクセス時間でソートする
+\fB\-u\fR \fB\-lt\fR と使用とした場合、アクセス時間でソート、アクセス時間を表示する。
+\fB\-l\fR と使用した場合、名前でソートし、アクセス時間を表示する。
+ã\81\9dã\82\8c以å¤\96ã\81®å ´å\90\88ã\80\81アクセス時間でソートする
.TP
\fB\-U\fR
ソートをしない。ディレクトリに含まれている要素順で表示する
自然な (バージョン) 数字順でソートする
.TP
\fB\-w\fR, \fB\-\-width\fR=\fICOLS\fR
-スクリーン幅として現在の値の代わりに COLS を使用する
+出力幅を COLS にする。 0 は制限なしを意味する
.TP
\fB\-x\fR
-要素を列ごとではなく行ごとに表示する
+要素を列優先ではなく行優先で配置する
.TP
\fB\-X\fR
拡張子のアルファベット順にソートする
\fB\-\-version\fR
バージョン情報を表示して終了する
.PP
-SIZE は整数で、追加で単位を指定できます
+SIZE 引数は整数で、追加で単位を指定できます
(例えば、10M は 10*1024*1024 です)。
単位には K, M, G, T, P, E, Z, Y (1024 の累乗) や
KB, MB, ... (1000 の累乗) が使用できます。
.TP
2
重大な問題が発生 (例: コマンド引数が誤っている)。
+.PP
+GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
+dir の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
+完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/dir> にあります。
+ローカルでは info '(coreutils) dir invocation' で参照できます。
.SH 作者
作者 Richard M. Stallman および David MacKenzie。
-.SH バグの報告
-dir のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
-.br
-GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
-.br
-GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
-dir の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
-完全な文書を参照する場合は info coreutils 'dir invocation' を実行してください。
.SH 著作権
-Copyright \(co 2012 Free Software Foundation, Inc.
+Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
.br
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