.\" Copyright (c) 1996 Free Software Foundation, Inc. .\" This program is distributed according to the Gnu General Public License. .\" See the file COPYING in the kernel source directory .\" .\" Translated Sun Aug 15 10:55:43 JST 1999 .\" by FUJIWARA Teruyoshi .\" Updated Sat Mar 16 JST 2002 by Kentaro Shirakata .\" .TH KSYMS 8 "January 31, 2002" Linux "Linux Module Support" .SH 名前 ksyms \- エクスポートされているカーネルシンボルを表示する .SH 書式 .B ksyms [\-ahm] .SH このマニュアルについて、 これは、Linux Kernel 2.4 の時代に使われていた modutils パッケージ所収の古いユーティリティのマニュアルです。(2022/12/02, Linux JM Project) .SH 説明 .B ksyms は、エクスポートされているカーネルシンボルに関する情報を表示する。表示 フォーマットはアドレス、名前、定義が行われているモジュールである。 .SH オプション .TP .BR \-a ", " \-\-all 全てのシンボルを表示する。デフォルトでは、カーネル固有のシンボルは 表示されない。 .TP .BR \-h ", " \-\-noheader ヘッダ行を表示しない。 .TP .BR \-H ", " \-\-help オプションの一覧を表示して終了する。 .TP .BR \-m ", " \-\-info モジュールの情報を表示する。各モジュールがロードされているカーネル空間上の アドレスとモジュールの大きさも表示する。 .TP .BR \-V ", " \-\-version \fBksyms\fR のバージョンを表示する。 .SH 関連項目 .BR insmod (8),\ modprobe (8),\ depmod (8),\ rmmod (8),\ lsmod (8). .SH バグ \fBksyms\fR [ \-V | \-\-version ] は直ちに終了するべきである。 しかしながら、現在はバージョン情報を表示した後、 何もオプションが指定されなかったかのように振舞う。 .SH 履歴 \fBksyms\fR を最初に考えたのは Bjorn Ekwall である。 .br \&'\fB\-m\fR' オプションを考えたのは David Hinds である。 .br バージョン 2.1.17 への更新は Richard Henderson が行った。