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Add send mail function.
[mave/mave.git] / README.jp
index c235115..bc9dd3f 100644 (file)
--- a/README.jp
+++ b/README.jp
@@ -5,6 +5,7 @@
   Ruby、curses および gdbm ライブラリ
 
 1. アーカイブの取得と展開
+
   http://sourceforge.jp/projects/mave/downloads/44582/mave.tgz/ にアクセスする。
   $ tar xvfz mave.tgz
   $ cd mave
     @configs[:EDITOR] = '/usr/bin/editor %s'
       エディタを起動するコマンド定義です。%s はファイル名に置換されます。
 
+    好みのビューア環境を設定してください。
+
+    @configs[:VIEWER_TYPE] = ['system'|'forkexec']
+    @configs[:VIEWER] = '/usr/bin/viewer %s'
+      設定はエディタと同様です。
+
 3. メールを蓄積するディレクトリの作成
 
   $ mkdir ~/mave.mails
 
   ここで指定したディレクトリ以外へ、ファイルを書き込むことはありません。
 
+  この時点で、メールを送信するなら、事前にアドレス帳を作成しておくことを勧めます。
+  「15. アドレス帳の作成」の項を確認して下さい。
+
 4. Mave の実行
 
   $ ./mave
@@ -49,8 +59,6 @@
 
   Vi エディタのように、それぞれ、h, j, k, l キーが、左、下、上、右に割り当てられています。
 
-  残念なことに、現在のところ Mave には、メールを送る機能は実装されていません。
-
   メール一覧の表示の意味は以下になります。
 
   x.  22 Amazon.co.jp <sh 11/22 日 15:40  579 .. +Amazon.co.jp ご注文の確認  
@@ -65,6 +73,8 @@
   r キー: 未読表示の切り替え          f キー: フラグのオン、オフ
   o キー: スレッドを折り畳む、開く    n キー: 注意の印のオン、オフ
 
+  Ctrl + x、v と、キーを押すと、メールビューアが開きます。
+
 7. インクリメンタル検索
 
   メール一覧、または、本文表示で、Ctrl + s を押すと、インクリメンタル検索ダイアログが開きます。
 
   Ctrl + x、n と、キーを押すと、新規メールを作成します。
   Ctrl + x、r と、キーを押すと、返信メールを作成します。
-  メールは 'drafts' フォルダに格納されます。
+  メールは「草稿」フォルダに格納されます。
 
   Ctrl + x、e と、キーを押すと、既存のメールを編集します。
   メールは上書きされます。
 
+  送信先(To:, Cc:, Bcc:)の欄では、アドレス帳の機能を用いた宛先指定ができます。
+  2 つのハイフンで囲った文字列は、アドレス帳で定義した ID と見なされ、以下のように変換されます。
+
+  定義の例)
+    entries << { :MAIL => 'x-tanaka@google.com',                    :ID => '田中',                                  }
+    entries << { :MAIL => 'y-kato@yahoo.co.jp',                     :ID => '加藤@private',  :SEND => 'かとちゃん'   }
+
+  編集時)                      送信時)
+    To: --田中--,           =>   To: 田中 様 <x-tanaka@google.com>, かとちゃん <y-kato@yahoo.co.jp>
+        --加藤@private--
+
 9. フォルダ機能
 
   メール一覧ビューで、左(h)を押すと、フォルダ一覧ビューに移行します。
   Ctrl + x、c と、キーを押すと、別のフォルダにメールをコピーできます。
 
   Ctrl + x、d と、キーを押すと、メールを削除できます。
-  ゴミ箱フォルダ以外での削除操作は、ゴミ箱フォルダへの移動になります。
-  ゴミ箱フォルダで削除操作を行うと、メールは完全に削除されます。
+  「ゴミ箱」フォルダ以外での削除操作は「ゴミ箱」フォルダへの移動になります。
+  「ゴミ箱」フォルダで削除操作を行うと、メールは完全に削除されます。
+
+11. メールの送信
+
+  Ctrl + x、s と、キーを押すと「送信箱」フォルダにあるメールが送信されます。
+
+  通常、編集したメールは「草稿」フォルダに格納されますので、
+  メールを書き上げ、送信準備が整ったら「送信箱」フォルダに移動し、送信対象とします。
+
+  送信が完了したメールは「送信済み」フォルダに移動されます。
 
-11. メールのマーク
+12. メールのインポート
+
+  Ctrl + x、Shift + i と、キーを押すと、アカウント毎の設定にしたがって、メールがインポートされます。
+
+  インポートの設定は、インポート対象を標準出力にリストアップするコマンドで表されます。
+
+  例)
+    account[:IMPORT_COMMAND] = %Q!/usr/bin/find /home/old_user/mave.mails -name '*.eml' |
+                                  grep -E '/Inbox/' | sed 's/\\/.*\\//& /'| sort -k 2 | sed 's/ //'!
+
+  別途、テキストファイルに記載しておき、それを cat する方法も考えられます。
+  インポート対象は、1 メール、1 ファイルの形式である必要があります。
+  現状、mbox 形式等には対応していません。
+
+  デフォルト設定には、Mave のマニュアルをメール形式にしたものを、インポートする設定が含まれています。
+  Mave 起動の直後に、Ctrl + x、Shift + i と、キーを押してみてください。
+
+13. メールのマーク
 
   メール一覧ビューで、m キーを押すと、メールをマークできます。
   マークされたメールは「M」で表示されます。
 
   多くの機能は、マーク中、マークされたメールに対して作用します。
 
-12. スレッド操作
+14. スレッド操作
 
-  メール一覧ビューで、Ctrl + x、shift + j と、キーを押すと、メールをスレッドから取り外せます。
+  メール一覧ビューで、Ctrl + x、Shift + j と、キーを押すと、メールをスレッドから取り外せます。
 
   ESC、j と、キーを押すと、メールを元のスレッドにつなぎ直します。
 
   Ctrl + x、j と、キーを押すと、メールを任意のスレッドにつなげられます。
   つなぎたいメールをマークし、次に、つなぎ先のメールにカーソルを合わせて、Ctrl + x、j と、キーを押してください。
 
-13. 終了する
+15. アドレス帳の作成
+
+  $ cp mave_address.sample mave_address
+  $ vi mave_address
+
+  サンプルの記載に沿って、自分、家族、および、知人のメールアドレスを記載してください。
+
+  例)
+    entries << { :MAIL => 'x-tanaka@google.com',                    :ID => '田中',                                  }
+    entries << { :MAIL => 'y-kato@yahoo.co.jp',                     :ID => '加藤@private',  :SEND => 'かとちゃん'   }
+    entries << { :MAIL => 'z-suzuki@abc.co.jp',                     :ID => '鈴木@ABC',      :SEND => '鈴木さん'     }
+
+  アドレス帳スクリプトを実行することで、アドレス帳 DB に登録されます。
+
+  $ ./mave_address
+
+16. 終了する
 
   Ctrl + x、c と、キーを押すと、Mave は終了します。