目次 - API(機能別) - 再生と録音 - SDL_GetQueuedAudioSize

SDL_GetQueuedAudioSize

キューにある音声データのバイト数を得る

構文

void SDL_GetQueuedAudioSize(SDL_AudioDeviceID dev)

引数

dev音声のサイズを得るデバイスのID

戻り値

キューの音声データのバイト数(サンプル数ではない!)を戻す.

詳細

これはSDL_QueueAudio()で再生のためにキューに入れられ, まだハードウェアに送られていないデータのバイト数である.

ハードウェアに送られると, この関数は何バイト再生されたかはわからない. この関数を呼ぶ前に, ハードウェアに数キロバイトの音声データを単に送ることは可能である. しかしその場合は, 全く再生されていないのか, それとも半分再生されたのかなどはわからない.

アプリケーション提供のコールバック関数が使うデバイスに音声をキューしてはならない. そのようなデバイスに対しては, この関数は常に無効である. コールバック関数を使うか, SDL_QueueAudio()で音声をキューに入れるかのどちらかで, 両方を行ってはならない.

キューを消去する前にSDL_LockAudio()を呼んではならない. この関数の内部でSDLはロックを扱っている.

バージョン

SDL 2.0.4以降

関連項目(関数)

SDL_ClearQueuedAudio
SDL_QueueAudio

SDL Wikiへのリンク

SDL_GetQueuedAudioSize - SDL Wiki