目次 - API(機能別) - ファイル入出力 - SDL_RWclose

SDL_RWclose

確保したSDL_RWopsを解放し閉じる

構文

int SDL_RWclose(struct SDL_RWops* context)

引数

context閉じるSDL_RWops

戻り値

成功のとき0, 失敗のとき負の数のエラーコードを戻す. SDL_GetError()で詳細を知ることができる.

サンプルコード

Uint8 buf[256];
SDL_RWops *rw = SDL_RWFromFile("test.bin", "r");
if (rw != NULL) {
    SDL_RWread(rw, buf, sizeof (buf), 1);
    SDL_RWclose(rw);
}
// bufのデータを使う処理が続く...

詳細

SDL_RWclose()はSDL_RWopsストリームを閉じ終了処理を行う. ストリームが使う資源が解放され, SDL_RWops自身もSDL_FreeRW()で解放される. 成功のとき0を戻す. ストリームの(ディスクなどへの)掃き出しに失敗した場合は-1を戻す.

ディスクへの書き込みに失敗した場合, この関数はエラーを報告するが, その場合でもSDL_RWopsは使えなくなるので注意すること.

SDL 2.0.10以前は, 実際にはSDL_RWopsのcloseメソッドを呼ぶマクロだった.

バージョン

SDL 2.0.10以降

関連項目(関数)

SDL_RWFromConstMem
SDL_RWFromFile
SDL_RWFromFP
SDL_RWFromMem
SDL_RWread
SDL_RWseek
SDL_RWwrite

SDL Wikiへのリンク

SDL_RWclose - SDL Wiki