目次 - API(機能別) - CPU仕様の検知 - SDL_SIMDGetAlignment

SDL_SIMDGetAlignment

システムのSIMD命令が必要とするアライメントを得る

構文

size_t SDL_SIMDGetAlignment(void)

戻り値

SIMD命令が対応するアライメントをバイト数で戻す

詳細

この関数は, 現在のマシンのSIMD命令が対応するポインタのアライメントを最小のバイト数で戻す. 例えば, マシンがSSEのみ対応していれば16を戻すが, AVX-512Fに対応していれば64(等)を戻す. この関数が報告するのはSDLが知っている命令セットの値のみである. もしSDL_HasAVX512F()がないビルドのSDLならば, SSE対応で16を戻すかもしれないが, 仮にAVX-512命令セットがあったとしてもSDLが知らないため64は戻さない. このことを考慮すること.

バージョン

SDL 2.0.10以降

SDL Wikiへのリンク

SDL_SIMDGetAlignment - SDL Wiki