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TTF_RenderGlyph_Blended

1つの16ビットグリフを, 生成したARGBサーフェイスに混合(Blend)モードでレンダリングする

構文

SDL_Surface *TTF_RenderGlyph_Blended(TTF_Font *font, Uint16 ch, SDL_Color fg)

引数

fontレンダリングで使用するフォント
chレンダリングする文字
fgテキストの前景色

戻り値

成功のとき生成された32ビットARGBサーフェイス, エラーのときNULLを戻す.

詳細

この関数は新たに32ビットARGBサーフェイスを生成し, 指定の前景色とαブレンドを用いてディザリングを行いレンダリングする. この関数の戻り値は生成されたサーフェイス, またはエラーが発生した場合はNULLである.

グリフはX軸方向にはパッディングやセンタリングは行われず, Y方向には通常の配置でレンダリングされる.

このバージョンの関数は16ビット文字コードを引数とするため, 基本多言語面には対応しているが, 絵文字などの全てのユニコードを扱うには不十分である. 代わりに機能は同じだが32ビットコードポイントに対応したTTF_RenderGlyph32_Blended()を使うべきだ.

この関数を使う唯一の理由は, 最初のバージョンから存在しているから, ということのみである.

TTF_RenderGlyph_Solid, TTF_RenderGlyph_Shaded, TTF_RenderGlyph_LCDを使うと別の画質でレンダリングできる.

バージョン

SDL_ttf 2.0.20以降

関連項目(関数)

TTF_RenderGlyph32_Blended

SDL Wikiへのリンク

SDL2_ttf/TTF_RenderGlyph_Blended