目次 - 3.関数 - 3.4レンダラー - TTF_RenderUNICODE_LCD

TTF_RenderUNICODE_LCD

UCS-2のテキストを, 生成したARGBサーフェイスにLCDサブピクセル画質でレンダリングする

構文

SDL_Surface *TTF_RenderUNICODE_LCD(TTF_Font *font, const Uint16 *text, SDL_Color fg, SDL_Color bg)

引数

fontレンダリングで使用するフォント
textレンダリングするLatin1テキスト
fgテキストの前景色
bgテキストの背景色

戻り値

成功のとき生成された32ビットARGBサーフェイス, エラーのときNULLを戻す.

詳細

この関数は新たに32ビットARGBサーフェイスを生成し, FreeTypeのLCDサブピクセルレンダリングを用いてαブレンドされたレンダリングを行う. この関数の戻り値は生成されたサーフェイス, またはエラーが発生した場合はNULLである.

この関数は改行しないため, どれだけ文字列が長くてもサーフェイスのテキストは1行である. 改行して複数行にする必要がある場合は, 代わりにTTF_RenderUNICODE_LCD_Wrapped()を使うことができる.

この関数は改行コードで改行しない.

この関数の名前は"Unicode"となっているが, 現在の実際の入力はUCS-2(1コードポイント16ビット)である. 絵文字のようなそれよりも大きなUnicodeの値は渡せない. そのようなコードポイントはUTF-8版でアクセスできる.

TTF_RenderUNICODE_Solid, TTF_RenderUNICODE_Shaded, TTF_RenderUNICODE_Blendedを使うと別の画質でレンダリングできる.

バージョン

SDL_ttf 2.20.0以降

関連項目(関数)

TTF_RenderUTF8_LCD

原文へのリンク

SDL_ttf/TTF_RenderUNICODE_LCD