目次 - 3.関数 - 3.4レンダラー - TTF_RenderUTF8_Solid

TTF_RenderUTF8_Solid

SDL_Surface *TTF_RenderUTF8_Solid(TTF_Font *font, const char *text, SDL_Color fg)

font
テキストをレンダリングするフォント
text
レンダリングするNUL終端のUTF-8文字列
fg
レンダリングするテキストの色. これがカラーマップの1番目になる

UTF-8でエンコードされたtextを, fontと色fgで新しく生成したサーフェイスにベタ(Solid)モードでレンダリングする. 呼び出し側(あなたのことだ!)が戻されたサーフェイスを解放しなければならない.

メモ: この関数のfontにNULLを渡すと異常終了する.

メモ: この関数のtextにNULLを渡した場合の動作は未定義である.

戻り値: 生成されたSDL_Surface. 失敗のときNULL

サンプルコード

ASCIIはUTF8と互換性があるので, このサンプルではLATIN1と同じテキストを使っている.
// ベタ塗りの黒でUTF8テキストを新しいサーフェイスにレンダリングする
// そしてそれを画面の左上にコピーする
// そしてテキストのサーフェイスを解放する
//SDL_Surface *screen;
SDL_Color color={0,0,0};
SDL_Surface *text_surface;
if(!(text_surface=TTF_RenderUTF8_Solid(font,"Hello World!",color))) {
    // ここでエラーを処理する. 少なくともTTF_GetErrorを表示したほうがよい
} else {
    SDL_BlitSurface(text_surface,NULL,screen,NULL);
    // これは再利用できる. しかしここでは単純化のためにそうしない
    SDL_FreeSurface(text_surface);
}

参照

TTF_SizeUTF8, TTF_RenderText_Solid, TTF_RenderUNICODE_Solid, TTF_RenderGlyph_Solid, TTF_RenderUTF8_Shaded, TTF_RenderUTF8_Blended

原文へのリンク

3.4.2 TTF_RenderUTF8_Solid