-Àµµ¬É½¸½¤Ë¤â¥Ö¥é¥±¥Ã¥Èɽ¸½¤Ï¤¢¤ë¤¬¡¢ÈÝÄê¤Ï \(aq^\(aq ¤Ç¤Ê¤µ¤ì¤ë¡£
-POSIX ¤Ç¤Ï¥ï¥¤¥ë¥É¥«¡¼¥É¥Ñ¥¿¡¼¥ó¤Ë¤ª¤±¤ë "\fI[^...]\fP" ¤ò̤ÄêµÁ¤Ç¤¢¤ë¤È¤·¤Æ¤¤¤ë¡£
-.SS ʸ»ú¥¯¥é¥¹¤È¹ñºÝ²½
-Îΰè»ØÄê¤Ï¡¢¤â¤È¤â¤È¤Ï¤â¤Á¤í¤ó ASCII ¤Ë¤ª¤±¤ë½ç½øʤӤò°ÕÌ£¤·¤Æ¤¤¤¿¡£
-¤·¤¿¤¬¤Ã¤Æ "\fI[\ \-%]\fP" ¤Ï "\fI[\ !"#$%]\fP" ¤Î°ÕÌ£¤Ç¤¢¤ê¡¢
-"\fI[a\-z]\fP" ¤Ï¡Ö¤¹¤Ù¤Æ¤Î¾®Ê¸»ú¡×¤Î°ÕÌ£¤Ç¤¢¤Ã¤¿¡£
-Unix ¤Î¼ÂÁõ¤ÎÃæ¤Ë¤Ï¡¢¤³¤ì¤ò³ÈÄ¥¤·¤¿¤â¤Î¤¬Â¸ºß¤·¡¢
-¤½¤³¤Ç¤Ï X\-Y ¤È¤¤¤¦Îΰè»ØÄê¤Ï¡¢X ¤Î¥³¡¼¥É¤È
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-¤µ¤é¤Ë¥í¡¼¥«¥ë¤Ê¥¢¥ë¥Õ¥¡¥Ù¥Ã¥È¤ËÂФ¹¤ë¾È¹ç½ç½ø
-(collating sequence) ¤¬Ê¸»ú¥³¡¼¥É¤Î½ç½ø¤È°Û¤Ê¤Ã¤Æ¤¤¤ë¾ì¹ç¤Ë¤ÏÉÔÊؤǤ¢¤Ã¤¿¡£
-(ÌõÃí: collating sequence ¤Ë´Ø¤·¤Æ¤Ï
-.BR regex (7)
-¤ò»²¾È¤·¤Æ²¼¤µ¤¤¡£)
-¤·¤¿¤¬¤Ã¤Æ POSIX ¤Ç¤Ï¡¢¥ï¥¤¥ë¥É¥«¡¼¥É¥Ñ¥¿¡¼¥ó¤ÈÀµµ¬É½¸½¤ÎÁÐÊý¤Ë¤ª¤¤¤Æ¡¢
-¥Ö¥é¥±¥Ã¥Èɽµ¤òÂçÉý¤Ë³ÈÄ¥¤·¤Æ¤¤¤ë¡£
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-¤¹¤Ê¤ï¤Á (i) ÈÝÄê¡¢(ii) ñ°ì¤Îʸ»ú¡¢(iii) Îΰè»ØÄê¡¢¤Î»°¤Ä¤Ç¤¢¤ë¡£
-POSIX ¤Ç¤Ï¡¢Îΰè»ØÄê¤ò¤è¤ê¹ñºÝ²½¤ËÊØÍø¤Ê¤è¤¦¤ËÄêµÁ¤·¤Æ¤ª¤ê¡¢
-¤Þ¤¿»°¤Ä¤Î¥¿¥¤¥×¤ò¥Ö¥é¥±¥Ã¥Èɽµ¤ÎÍ×ÁǤȤ·¤ÆÄɲ䷤Ƥ¤¤ë¡£
+正規表現にもブラケット表現はあるが、否定は \(aq^\(aq でなされる。 POSIX ではワイルドカードパターンにおける "\fI[^...]\fP"
+を未定義であるとしている。
+.SS 文字クラスと国際化
+領域指定は、もともとはもちろん ASCII における順序並びを意味していた。 したがって "\fI[\ \-%]\fP" は "\fI[\ !"#$%]\fP"
+の意味であり、 "\fI[a\-z]\fP" は「すべての小文字」の意味であった。 UNIX の実装の中には、これを拡張したものが存在し、 そこでは X\-Y
+という領域指定は、X のコードと Y のコードに挟まれたコードを持つ文字すべてを表すようになっていた。
+しかし、これにはユーザーがローカルなシステムにおける 文字コードを知らなければならず、 さらにローカルなアルファベットに対する照合順序
+(collating sequence) が文字コードの順序と異なっている場合には不便であった。 (訳注: collating sequence
+に関しては \fBregex\fP(7) を参照して下さい。) したがって POSIX では、ワイルドカードパターンと正規表現の双方において、
+ブラケット表記を大幅に拡張している。 これまで我々は、ブラケット表記には三つの要素が含まれうることを見てきた。 すなわち (i) 否定、(ii)
+単一の文字、(iii) 領域指定、の三つである。 POSIX では、領域指定をより国際化に便利なように定義しており、
+また三つのタイプをブラケット表記の要素として追加している。