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-.TH TEE "1" "2014年5月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
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+.TH TEE "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
.SH 名前
tee \- 標準入力から読み込んだ内容を標準出力とファイルに書き込む
.SH 書式
\fB\-i\fR, \fB\-\-ignore\-interrupts\fR
割込みシグナルを無視
.TP
+\fB\-p\fR
+パイプ以外への出力への書き込みエラーで診断情報を出力する
+.TP
+\fB\-\-output\-error\fR[=\fIMODE\fR]
+書き込みエラー時の動作を指定する。下記の MODE の説明を参照
+.TP
\fB\-\-help\fR
この使い方を表示して終了する
.TP
\fB\-\-version\fR
バージョン情報を表示して終了する
.PP
-FILE に \- を指定した場合、標準出力に再度コピーします
+MODE で出力への書き込みエラー時の動作が決定されます。
+.TP
+\&'warn'
+すべての出力への書き込みエラー時に診断情報を出力する
+.TP
+\&'warn\-nopipe'
+パイプ以外への出力への書き込みエラー時に診断情報を出力する
+.TP
+\&'exit'
+すべての出力への書き込みエラー時に終了する
+.TP
+\&'exit\-nopipe'
+パイプ以外の出力への書き込みエラー時に終了する
+.PP
+\fB\-p\fR オプションでのデフォルトの MODE は 'warn\-nopipe' です。
+\fB\-\-output\-error\fR が指定されなかった場合のデフォルトの動作は、
+パイプへの書き込み時にエラーが発生すると直ちに終了し、
+パイプ以外の出力への書き込みでのエラーについては診断情報を表示します。
+.PP
+GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
+tee の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
+完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/tee> にあります。
+ローカルでは info '(coreutils) tee invocation' で参照できます。
.SH 作者
作者 Mike Parker、 Richard M. Stallman、および David MacKenzie。
-.SH バグの報告
-tee のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
-.br
-GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
-.br
-GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
-tee の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
-完全な文書を参照する場合は info coreutils 'tee invocation' を実行してください。
.SH 著作権
-Copyright \(co 2013 Free Software Foundation, Inc.
+Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
.br
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