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-.TH CREATE_MODULE 2 2012\-10\-18 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH CREATE_MODULE 2 2014\-05\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
create_module \- ローダブルモジュールのエントリを作成する
.SH 書式
.sp
\fBcaddr_t create_module(const char *\fP\fIname\fP\fB, size_t \fP\fIsize\fP\fB);\fP
.fi
+
+\fI注意\fP: この関数の宣言は glibc のヘッダーでは提供されていない。「注意」を参照。
.SH 説明
-\fB注意\fP: このシステムコールが存在するのは、カーネル 2.6 より前の Linux だけである。
+\fI注意\fP: このシステムコールが存在するのは、カーネル 2.6 より前の Linux だけである。
\fBcreate_module\fP() は、ローダブルモジュールのエントリを作成し、そのモジュールの保持に必要な カーネルメモリを予約しようとする。
このシステムコールを使うには特権が必要である。
このシステムコールが存在するのはカーネル 2.4 までの Linux だけである。 Linux 2.6 では削除された。
.SH 準拠
\fBcreate_module\fP() は Linux 固有である。
+.SH 注意
+\fBcreate_module\fP() システムコールは glibc ではサポートされていない。 glibc ヘッダーでは宣言は提供されていないが、
+歴史の紆余曲折を経て glibc はこのシステムコールに対する ABI を公開していない。
+したがって、このシステムコールを利用するには、自分のコードの中で手動でインタフェースを宣言すればよい。 \fBsyscall\fP(2)
+を使ってシステムコールを起動できる。
.SH 関連項目
\fBdelete_module\fP(2), \fBinit_module\fP(2), \fBquery_module\fP(2)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.65 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.76 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。