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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / draft / man2 / mkdir.2
index 0165d40..a54d683 100644 (file)
@@ -28,7 +28,7 @@
 .\" Updated 2013-05-01, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
 .\" Updated 2013-05-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@gmail.com>
 .\"
-.TH MKDIR 2 2014\-02\-21 Linux "Linux Programmer's Manual"
+.TH MKDIR 2 2014\-08\-19 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 mkdir, mkdirat \- ディレクトリを作成する
 .SH 書式
@@ -70,7 +70,7 @@ _ATFILE_SOURCE
 による修正が加えられる。 したがって、作成されたディレクトリの許可属性は (\fImode\fP & ~\fIumask\fP & 0777)  となる。
 作成されたディレクトリのその他のモードビットはオペレーティングシステムに 依存する。Linux の場合は、以下の通りである。
 
-新しく作成されたディレクトリの所有者はプロセスの実効ユーザ ID に設定される。 新たに作成されたディレクトリが含まれる親ディレクトリに set
+新しく作成されたディレクトリの所有者はプロセスの実効ユーザ ID に設定される。 新たに作成されたディレクトリが含まれる親ディレクトリに set
 group ID ビットがセットされていたり、ファイルシステムが BSD の グループセマンティクス (\fImount \-o bsdgroups\fP
 あるいは、同じ意味の \fImount \-o grpid\fP)  に従ってマウントされている場合には、
 新たに作成されたディレクトリのグループ所有権は親ディレクトリの ものが継承される (親ディレクトリと同じになる)。
@@ -103,7 +103,7 @@ group ID ビットがセットされていたり、ファイルシステムが B
 (\fBpath_resolution\fP(7)  も参照)。
 .TP 
 \fBEDQUOT\fP
-ディスクブロックか inode がそのファイルシステムのユーザクォータに達していた。
\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83\96ã\83­ã\83\83ã\82¯ã\81\8b inode ã\81\8cã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\83¼ã\82¯ã\82©ã\83¼ã\82¿ã\81«é\81\94ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81\9fã\80\82
 .TP 
 \fBEEXIST\fP
 \fIpathname\fP が既に存在している(ただしそれがディレクトリであるとは限らない)。 \fIpathname\fP がシンボリックリンクの場合も
@@ -125,7 +125,7 @@ group ID ビットがセットされていたり、ファイルシステムが B
 \fIpathname\fP の構成要素のディレクトリのいずれかが存在しないか、 またはリンク先が存在しないシンボリックリンクである。
 .TP 
 \fBENOMEM\fP
-カーネルに十分なメモリがない。
\82«ã\83¼ã\83\8dã\83«ã\81«å\8d\81å\88\86ã\81ªã\83¡ã\83¢ã\83ªã\83¼ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\80\82
 .TP 
 \fBENOSPC\fP
 \fIpathname\fP を含むデバイスに新たにディレクトリを作成する空きが無い。
@@ -145,10 +145,10 @@ group ID ビットがセットされていたり、ファイルシステムが B
 \fBmkdirat\fP() では以下のエラーも発生する。
 .TP 
 \fBEBADF\fP
-\fIdirfd\fP が適切なファイルディスクリプタでない。
+\fIdirfd\fP ã\81\8cé\81©å\88\87ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81ªã\81\84ã\80\82
 .TP 
 \fBENOTDIR\fP
-\fIpathname\fP が相対パスで、 \fIdirfd\fP がディレクトリ以外のファイルを参照しているファイルディスクリプタである。
+\fIpathname\fP ã\81\8cç\9b¸å¯¾ã\83\91ã\82¹ã\81§ã\80\81 \fIdirfd\fP ã\81\8cã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªä»¥å¤\96ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\83\87ã\82£ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\82¿ã\83¼ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
 .SH バージョン
 \fBmkdirat\fP()  はカーネル 2.6.16 で Linux に追加された。 ライブラリによるサポートはバージョン 2.4 で glibc
 に追加された。
@@ -163,10 +163,14 @@ Linux では、許可ビット以外で意味を持つのは、 \fBS_ISVTX\fP 
 を参照のこと。
 .PP
 NFS を実現しているプロトコルには多くの不備が存在し、 それら中には \fBmkdir\fP()  に影響を与えるものもある。
+.SS "glibc での注意"
+\fBmkdirat\fP() が利用できない古いカーネルでは、 glibc ラッパー関数は \fBmkdir\fP() を使用するモードにフォールバックする。
+\fIpathname\fP が相対パスの場合、 glibc は \fIdirfd\fP 引き数に対応する \fI/proc/self/fd\fP
+のシンボリックリンクに基づいてパス名を構成する。
 .SH 関連項目
 \fBmkdir\fP(1), \fBchmod\fP(2), \fBchown\fP(2), \fBmknod\fP(2), \fBmount\fP(2),
 \fBrmdir\fP(2), \fBstat\fP(2), \fBumask\fP(2), \fBunlink\fP(2), \fBpath_resolution\fP(7)
 .SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.63 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.78 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。