SUSv2 では、 \fB%S\fP は 00 から 61 の範囲をとると規定されている。 これは、1分間のうち閏秒が 2つ入る可能性が理論的にはあることを
考慮してのものである (実際には、このような状況はこれまで一度も 起こっていない)。
.SH 注意
-.SS "ISO 8601 week dates"
+.SS "ISO\ 8601 の週・曜日表記 (Week Dates)"
\fB%G\fP, \fB%g\fP, \fB%V\fP は、ISO\ 8601 標準により定義された週単位表記の年により 計算される値を出力する。 ISO\ 8601
標準の週単位表記では、週は月曜日から開始され、 週番号は、年の最初の週が 01 となり、最後の週は 52 か 53 となる。 週 01 は、新しい年が
4 日以上含まれる最初の週である。 言い換えると、週 01 は、その年の木曜日を含む最初の週、 つまり 1 月 4 日を含む週ということである。
新しい年のカレンダー上の最初の週に新しい年が 3 日以下しか含まれない場合、 ISO\ 8601 の週単位表記では、これらの日を前の年の週 53
の一部とみなす。 例えば、2010 年 1 月 1 日は金曜日であり、 その週には 2010 年の日が 3 日しか含まれない。 したがって、ISO\ 8601 の週単位表記では、これらの日は 2009 年 (\fB%G\fP) の週 53 (\fB%V\fP) の一部となる。 ISO\ 8601 の 2010
年の週 01 は 2010 年 1 月 4 日の月曜日から始まる。
-.SS "Glibc notes"
+.SS "glibc での注意"
.\" HP-UX and Tru64 also have features like this.
glibc では変換指定にいくつか拡張を行っている (これらの拡張は POSIX.1\-2001 には規定されていないが、
他のいくつかのシステムで同様の機能が提供されている)。 \(aq%\(aq 文字と変換指定文字の間に、オプションとして \fIflag\fP とフィールドの
.PP
.in +2n
"%a,\ %d\ %b\ %y\ %T\ %z"
-.SS "Example program"
+.SS サンプルプログラム
以下のプログラムを使うと \fBstrftime\fP() の実験ができる。
.PP
以下に、 \fBstrftime\fP() の glibc 実装が生成する結果の例をいくつか示す: