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(split) LDP: Update release pages (with po4a --force)
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man4 / st.4
index a380cf8..87486b6 100644 (file)
@@ -107,7 +107,7 @@ kerneld や kmod によるドライバのデマンドロードに関しても当
 .PP
 カーネル 2.6.2 以降では、このドライバは sysfs ディレクトリ \fI/sys/class/scsi_tape\fP
 に、アタッチしたデバイスとそのデバイスに割当てたパラメータをエクスポートする。
-.SS "Data transfer"
+.SS データ転送
 このドライバは固定長ブロックモードと可変長ブロックモードの 両方をサポートしている (ドライブがサポートしていれば)。
 固定長ブロックモードでは、ドライブは決まったサイズのブロックを (複数個) 書き込む。このブロックサイズは write
 システムコールのバイト数によらない。 可変長ブロックモードでは、 write コールごとに一つのテープブロックに書き込みが行われる。
@@ -136,7 +136,7 @@ kerneld や kmod によるドライバのデマンドロードに関しても当
 .SS ioctl
 ドライバは 3 つの \fBioctl\fP(2)  要求をサポートしている。 \fBst\fP ドライバによって認識されなかった要求は \fBSCSI\fP
 ドライバにわたされる。 以下の定義は \fI/usr/include/linux/mtio.h\fP による。
-.SS "MTIOCTOP \(em perform a tape operation"
+.SS "MTIOCTOP \(em テープ操作の実行"
 .PP
 この要求は \fI(struct mtop *)\fP 型の引数をとる。全てのドライブが全ての操作をサポートしているわけではない。
 ドライブが操作を拒否すると、ドライバは \fBEIO\fP エラーを返す。
@@ -387,7 +387,7 @@ ioctl(fd, MTIOCTOP, mt_cmd);
 sense data)  が用いられる。第 9\-16 ビットは注目すべきビットを選択するためのマスクを指定し、 第 17\-23
 ビットは探すべきビットパターンを指定する。 このビットパターンが 0 のときは、 マスク下のビット (群) がクリーニング要求を示す。パターンが 0
 でなければ、 このパターンがマスク後の状態データバイトにマッチしなければならない。
-.SS "MTIOCGET \(em get status"
+.SS "MTIOCGET \(em ステータスの取得"
 .PP
 このリクエストは \fI(struct mtget *)\fP という型の引数をとる。
 .PP
@@ -457,7 +457,7 @@ SCSI\-1 テープ) および \fBMT_ISSCSI2\fP (汎用 SCSI\-2 テープ) のみ
 .IP \fImt_blkno\fP
 現在のファイル中の(ゼロから数えた)ブロック番号を報告する。 ブロック番号がわからない時 (例えば \fBMTBSF\fP, \fBMTBSS\fP,
 \fBMTSEEK\fP の後など) には \-1 にセットされる。
-.SS "MTIOCPOS \(em get tape position"
+.SS "MTIOCPOS \(em テープ位置の取得"
 .PP
 このリクエストは \fI(struct mtpos *)\fP 型の引数をとり、ドライブが保持している現在のテープブロック番号を報告する。 これは、
 \fBMTIOCGET\fP により返される \fImt_blkno\fP と同じではない。 ドライブは \fBREAD POSITION\fP コマンド
@@ -557,9 +557,8 @@ SENSE コードが自動的にテキストに変換されて、 いくつかの
 .SH 関連項目
 \fBmt\fP(1)
 .PP
-The file \fIdrivers/scsi/README.st\fP or \fIDocumentation/scsi/st.txt\fP (kernel
->= 2.6) in the Linux kernel source tree contains the most recent
-information about the driver and its configuration possibilities
+Linux カーネルソースの \fIdrivers/scsi/README.st\fP や \fIDocumentation/scsi/st.txt\fP
+(カーネル 2.6 以降) の各ファイルには、 ドライバに関するより新しい情報や、 その設定可能な範囲に関する内容が含まれている。
 .SH この文書について
 この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.50 の一部
 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は