[Fix] 一部の魔法で smart_learn が正常に機能していない

言語仕様により std::initializer_list はコピーした時にリストの値自体のコピーはしない
いわゆるシャローコピーである事が規定されている。
そのため、MSpellDrsDataのコンストラクタが終了した時に引数drsに構築されたリストの値を
保持する領域は解放されており、コンストラクタで生成したラムダ式にコピーキャプチャした
std::initializer_list が指しているリストの値の領域は不正な領域となる。
結果として update_smart_learn の引数が想定していないものとなり、 smart_learn が
正常に機能しない。
ラムダ式にキャプチャする時に std::vector オブジェクトに初期化キャプチャすることで
この問題を回避するように修正する。

diff --git a/src/mspell/mspell-data.cpp b/src/mspell/mspell-data.cpp
index ba0a4ed..cd268af 100644 (file)
--- a/src/mspell/mspell-data.cpp
+++ b/src/mspell/mspell-data.cpp
@@ -61,7 +61,7 @@ MSpellDrsData::MSpellDrsData()
 }
 
 MSpellDrsData::MSpellDrsData(std::initializer_list<drs_type> drs)
-    : execute([drs](auto player_ptr, auto m_idx) {
+    : execute([drs = std::vector<drs_type>(drs)](auto player_ptr, auto m_idx) {
         for (auto &d : drs) {
             update_smart_learn(player_ptr, m_idx, d);
         }