5 * 本配布は Linux 上にて構築することを想定しています。
6 Unix 互換環境でもビルドできると思いますが検証はしていません。
7 * 本配布ではビルドのために、標準的な開発ツールとして Cコンパイラおよび
9 * さらに以下のツールまたはパッケージが必要です。
10 o Docbook XML DTD 4.5 (4.5 は必須です)
11 o Docbook XSL stylesheets
14 * また tarball 解凍のために tar, bzip2 が必要です。
15 * Subversion リポジトリから最新のソースを入手する場合には Subversion
20 * 本配布はオリジナル LFS ブックの XML ソースを必要とします。
21 LFS サイトの以下のURLから、ソース tarball を入手します。
22 tarball 名は、安定版の場合 LFS-BOOK-Version-XML.tar.bz2、
23 SVN版の場合 LFS-BOOK-SVN-Date.tar.bz2 といったファイルになっています。
24 o http://www.linuxfromscratch.org/lfs/downloads/stable/ (安定版の場合)
25 o http://www.linuxfromscratch.org/lfs/downloads/development/ (SVN版の場合)
27 * 本配布のソースを入手します。安定版とSVN版があります。
28 いずれの版も鋭意開発を続けており、その最新は本サイト内の Subversion
33 * 本配布のソースを適当なディレクトリに展開(解凍)します。
37 % tar -xf /path/to/download/lfsbookja-YYYYMMDD.tar.gz
39 * LFS ブックのオリジナル XML ソースを、同じように展開(解凍)します。
42 % tar -xf /path/to/download/LFS-BOOK-VER-XML.tar.bz2
44 * 本配布のソースディレクトリに入って configure を実行します。
46 % cd /usr/local/src/lfsbookja-YYYYMMDD
53 * 現時点において make install は整備できていません。
54 上の make コマンド実行により、ソースディレクトリ配下に VER.ja
55 のようなサブディレクトリが生成され、そこに HTML ソース一式が
58 * configure のオプションとして --with-bookdir を設けています。
59 デフォルトでオリジナル XML ソースツリーは、本配布のソースツリーと
60 横並びの場所に配置するものとしており、さらにディレクトリ名を固定的に
61 決めうちしています。--with-bookdir オプションを指定すれば、
62 そのディレクトリパスを変更することができます。
64 * configure のオプションとして --with-rev を設けています。
65 --with-rev=sysv か --with-rev=systemd のいずれかを指定できます。
66 sysv により通常LFSブック、systemd により systemd版LFSブックを
67 ビルドすることができます。--with-rev の指定がない場合は、
68 --with-rev=sysv が指定されたものとして動作します。