OSDN Git Service

[lfsja-git] r11.1-50 対応。
[lfsbookja/lfsja-git.git] / INSTALL.utf8
1 ビルド方法
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3 1. 前提環境(パッケージ)
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5     * 本配布は Linux 上にて構築することを想定しています。
6       Unix 互換環境でもビルドできると思いますが検証はしていません。
7     * 本配布ではビルドのために、標準的な開発ツールとして Cコンパイラおよび
8       make を必要とします。
9     * さらに以下のツールまたはパッケージが必要です。
10           o Docbook XML DTD 4.5 (4.5 は必須です)
11           o Docbook XSL stylesheets
12           o xmllint (libxml2)
13           o xsltproc (libxslt) 
14     * また tarball 解凍のために tar, bzip2 が必要です。
15     * Subversion リポジトリから最新のソースを入手する場合には Subversion
16       が必要です。 
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18 2. ソースの入手
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20     * 本配布はオリジナル LFS ブックの XML ソースを必要とします。
21       LFS サイトの以下のURLから、ソース tarball を入手します。
22       tarball 名は、安定版の場合 LFS-BOOK-Version-XML.tar.bz2、
23       SVN版の場合 LFS-BOOK-SVN-Date.tar.bz2 といったファイルになっています。
24           o http://www.linuxfromscratch.org/lfs/downloads/stable/ (安定版の場合)
25           o http://www.linuxfromscratch.org/lfs/downloads/development/ (SVN版の場合) 
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27     * 本配布のソースを入手します。安定版とSVN版があります。
28       いずれの版も鋭意開発を続けており、その最新は本サイト内の Subversion
29       リポジトリより入手することもできます。 
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31 3. ビルド手順
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33     * 本配布のソースを適当なディレクトリに展開(解凍)します。
34       YYYYMMDD はバージョンを示します。
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36       % cd /usr/local/src
37       % tar -xf /path/to/download/lfsbookja-YYYYMMDD.tar.gz
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39     * LFS ブックのオリジナル XML ソースを、同じように展開(解凍)します。
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41       % cd /usr/local/src
42       % tar -xf /path/to/download/LFS-BOOK-VER-XML.tar.bz2
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44     * 本配布のソースディレクトリに入って configure を実行します。
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46       % cd /usr/local/src/lfsbookja-YYYYMMDD
47       % ./configure
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49     * make を実行します。
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51       % make
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53     * 現時点において make install は整備できていません。
54       上の make コマンド実行により、ソースディレクトリ配下に VER.ja
55       のようなサブディレクトリが生成され、そこに HTML ソース一式が
56       生成されます。これが成果物となります。 
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58     * configure のオプションとして --with-bookdir を設けています。
59       デフォルトでオリジナル XML ソースツリーは、本配布のソースツリーと
60       横並びの場所に配置するものとしており、さらにディレクトリ名を固定的に
61       決めうちしています。--with-bookdir オプションを指定すれば、
62       そのディレクトリパスを変更することができます。 
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64     * configure のオプションとして --with-rev を設けています。
65       --with-rev=sysv か --with-rev=systemd のいずれかを指定できます。
66       sysv により通常LFSブック、systemd により systemd版LFSブックを
67       ビルドすることができます。--with-rev の指定がない場合は、
68       --with-rev=sysv が指定されたものとして動作します。