1 <!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN"
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14 <body class="lfs" id="lfs-6.8">
15 <div class="navheader">
17 Linux From Scratch - Version 6.8
24 <a accesskey="p" href="resources.html" title="情報源">前のページ</a>
30 <a accesskey="n" href="../part2.html" title="ビルド作業のための準備">次のページ</a>
36 <a accesskey="u" href="chapter01.html" title="第1章 はじめに">上に戻る</a>
39 <a accesskey="h" href="../index.html" title=
40 "Linux From Scratch - Version 6.8">ホーム</a>
44 <div class="sect1" lang="ja" xml:lang="ja">
46 <a id="ch-intro-askforhelp" name="ch-intro-askforhelp"></a>1.6. ヘルプ
49 本書に基づく作業の中で問題が発生したり疑問が生まれた場合は <a class="ulink" href=
50 "http://www.linuxfromscratch.org/faq/#generalfaq">http://www.linuxfromscratch.org/faq/#generalfaq</a>
51 にある FAQ のページを確認してください。 質問への回答が示されているかもしれません。
52 そこに回答が示されていなかったなら、問題の本質部分を見極めてください。 トラブルシューティングとして以下のヒントが有用かもしれません。
53 <a class="ulink" href=
54 "http://www.linuxfromscratch.org/hints/downloads/files/errors.txt">http://www.linuxfromscratch.org/hints/downloads/files/errors.txt</a>
57 FAQ では問題解決ができない場合、メーリングリスト <a class="ulink" href=
58 "http://www.linuxfromscratch.org/search.html">http://www.linuxfromscratch.org/search.html</a>
62 我々のサイトにはメーリングリストやチャットを通じての情報提供を行う LFS コミュニティがあります。 (詳細は <a class=
63 "xref" href="resources.html" title="1.5. 情報源">1.5.「情報源」</a>
64 を参照してください。) 我々は日々数多くのご質問を頂くのですが、たいていの質問は FAQ
65 やメーリングリストを調べてみれば容易に答えが分かるものばかりです。
66 したがって我々が最大限の支援を提供できるよう、ある程度の問題はご自身で解決するようにしてください。
67 そうして頂くことで、我々はもっと特殊な状況に対するサポートを手厚く行っていくことができるからです。
68 いくら調べても解決に至らず、お問い合わせ頂く場合は、以下に示すように十分な情報を提示してください。
70 <div class="sect2" lang="ja" xml:lang="ja">
75 問題が発生し問い合わせをする場合には、以下に示す基本的な情報を含めてください。
77 <div class="itemizedlist">
81 お使いの LFS ブックのバージョン。 (本書の場合 6.8)
86 LFS 構築に用いたホスト Linux のディストリビューションとそのバージョン。
92 "../prologue/hostreqs.html#version-check">vii.「ホストシステム要件」</a>
98 問題が発生したパッケージまたは本書内の該当の章または節。
103 問題となったエラーメッセージや状況に対する詳細な情報。
108 本書どおりに作業しているか、逸脱していないかの情報。
113 <div class="admon note">
114 <img alt="[注記]" src="../images/note.png" />
119 本書の作業手順を逸脱していたとしても、 我々がお手伝い<span class=
120 "emphasis"><em>しないわけではありません</em></span> 。 つまるところ LFS
121 は個人的な趣味によって構築されるものです。 本書の手順とは異なるやり方を正確に説明してください。
122 そうすれば内容の評価、原因究明が容易になります。
126 <div class="sect2" lang="ja" xml:lang="ja">
128 1.6.2. Configure スクリプトの問題
131 <span class="command"><strong>configure</strong></span>
132 スクリプトの実行時に何か問題が発生した時は <code class="filename">config.log</code>
133 ファイルを確認してみてください。 <span class=
134 "command"><strong>configure</strong></span>
135 スクリプトの実行中に、端末画面に表示されないエラーが、このファイルに出力されているかもしれません。 問合せを行う際には
136 <span class="emphasis"><em>該当する</em></span> 行を示してください。
139 <div class="sect2" lang="ja" xml:lang="ja">
144 コンパイル時に問題が発生した場合は、端末画面への出力とともに、数々のファイルの内容も問題解決の糸口となります。
145 <span class="command"><strong>configure</strong></span> スクリプトと
146 <span class="command"><strong>make</strong></span>
147 コマンドの実行によって端末画面に出力される情報は重要です。
148 問い合わせの際には、出力されるすべての情報を示す必要はありませんが、関連する情報は十分に含めてください。 以下に示すのは
149 <span class="command"><strong>make</strong></span>
150 コマンドの実行時に出力される情報を切り出してみた例です。
153 <code class="computeroutput">gcc -DALIASPATH=\"/mnt/lfs/usr/share/locale:.\"
154 -DLOCALEDIR=\"/mnt/lfs/usr/share/locale\"
155 -DLIBDIR=\"/mnt/lfs/usr/lib\"
156 -DINCLUDEDIR=\"/mnt/lfs/usr/include\" -DHAVE_CONFIG_H -I. -I.
158 gcc -g -O2 -static -o make ar.o arscan.o commands.o dir.o
159 expand.o file.o function.o getopt.o implicit.o job.o main.o
160 misc.o read.o remake.o rule.o signame.o variable.o vpath.o
161 default.o remote-stub.o version.o opt1.o
162 -lutil job.o: In function `load_too_high':
163 /lfs/tmp/make-3.79.1/job.c:1565: undefined reference
165 collect2: ld returned 1 exit status
166 make[2]: *** [make] Error 1
167 make[2]: Leaving directory `/lfs/tmp/make-3.79.1'
168 make[1]: *** [all-recursive] Error 1
169 make[1]: Leaving directory `/lfs/tmp/make-3.79.1'
170 make: *** [all-recursive-am] Error 2</code>
173 たいていの方は、上のような場合に終わりの数行しか示してくれません。
176 <code class="computeroutput">make [2]: *** [make] Error 1</code>
179 問題を解決するにはあまりに不十分な情報です。 そんな情報だけでは 「何かがオカしい結果となった」 ことは分かっても
180 「なぜオカしい結果となった」 のかが分からないからです。
181 上に示したのは、十分な情報を提供して頂くべきであることを例示したものであり、実行されたコマンドや関連するエラーメッセージが十分に含んだ例となっています。
184 インターネット上に、問い合わせを行う方法を示した優れた文章があります。 <a class="ulink" href=
185 "http://catb.org/~esr/faqs/smart-questions.html">http://catb.org/~esr/faqs/smart-questions.html</a>
186 この文章に示される内容やヒントを参考にして、より確実に回答が得られるよう心がけてください。
190 <div class="navfooter">
193 <a accesskey="p" href="resources.html" title="情報源">前のページ</a>
199 <a accesskey="n" href="../part2.html" title="ビルド作業のための準備">次のページ</a>
205 <a accesskey="u" href="chapter01.html" title="第1章 はじめに">上に戻る</a>
208 <a accesskey="h" href="../index.html" title=
209 "Linux From Scratch - Version 6.8">ホーム</a>