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29 .TH PTHREADS 7 2010\-11\-14 Linux "Linux Programmer's Manual"
31 pthreads \- POSIX スレッド
33 POSIX.1 は、一般に POSIX スレッドや Pthreads として知られる スレッド・プログラミングのインタフェース群
34 (関数、ヘッダファイル) を規定している。一つのプロセスは複数のスレッドを持つことができ、 全てのスレッドは同じプログラムを実行する。
35 これらのスレッドは同じ大域メモリ (データとヒープ領域) を共有するが、 各スレッドは自分専用のスタック (自動変数) を持つ。
37 POSIX.1 はスレッド間でどのような属性を共有するかについても定めている (つまり、これらの属性はスレッド単位ではなくプロセス全体で共通である):
51 レコードのロック (\fBfcntl\fP(3) 参照)
55 ファイルモード作成マスク (\fBumask\fP(2))
57 カレント・ディレクトリ (\fBchdir\fP(2)) とルート・ディレクトリ (\fBchroot\fP(2))
59 インターバル・タイマ (\fBsetitimer\fP(2)) と POSIX タイマ (\fBtimer_create\fP(2))
61 nice 値 (\fBsetpriority\fP(2))
63 リソース制限 (\fBsetrlimit\fP(2))
65 CPU 時間 (\fBtimes\fP(2)) とリソース (\fBgetrusage\fP(2)) の消費状況の計測
67 スタックについても、POSIX.1 はどのような属性が 個々のスレッドで独立に管理されるかを規定している:
69 スレッド ID (\fBpthread_t\fP データ型)
71 シグナルマスク (\fBpthread_sigmask\fP(3))
75 代替シグナルスタック (\fBsigaltstack\fP(2))
77 リアルタイム・スケジューリングのポリシーと優先度 (\fBsched_setscheduler\fP(2) と \fBsched_setparam\fP(2))
79 以下の Linux 特有の機能もスレッド単位である:
81 ケーパビリティ (\fBcapabilities\fP(7) 参照)
83 CPU affinity (親和度) (\fBsched_setaffinity\fP(2))
85 ほとんどの pthreads 関数は成功すると 0 を返し、 失敗した場合エラー番号を返す。 pthreads 関数は \fIerrno\fP
86 をセットしない点に注意すること。 POSIX.1\-2001 では、 エラーを返す可能性のある pthreads 関数がエラー \fBEINTR\fP
89 あるプロセス内の各スレッドは (\fIpthread_t\fP 型の) 一意なスレッド識別子を持つ。 この識別子は、 \fBpthread_create\fP(3)
90 の呼び出し元に返される。また、スレッドは自身のスレッド識別子を \fBpthread_self\fP(3) を使って取得できる。 スレッド ID
91 の一意性が保証されるのは、一つのプロセス内においてのみである。 終了したスレッドが join された後では、スレッド ID は再利用される可能性がある。
92 スレッド ID を引き数に取る全てのスレッド関数において、 その ID は呼び出し元と同じプロセス内の一つのスレッドを参照する。
94 スレッドセーフな関数は、複数のスレッドから同時に呼び出しても安全な (すなわち、同時に呼び出されたかに関わらず、同じ結果を返す) 関数のことである。
96 POSIX.1\-2001 と POSIX.1\-2008では、一部の例外を除き、 標準で規定されている全ての関数がスレッドセーフであることを要求している。
105 ctermid() (NULL でない引き数を渡された場合)
119 ecvt() [POSIX.1\-2001 のみ (POSIX.1\-2008 で削除された)]
124 fcvt() [POSIX.1\-2001 のみ (POSIX.1\-2008 で削除された)]
126 gcvt() [POSIX.1\-2001 のみ (POSIX.1\-2008 で削除された)]
134 gethostbyaddr() [POSIX.1\-2001 のみ (POSIX.1\-2008 で削除された)]
135 gethostbyname() [POSIX.1\-2001 のみ (POSIX.1\-2008 で削除された)]
182 strsignal() [POSIX.1\-2008 で追加された]
184 system() [POSIX.1\-2008 で追加された]
185 tmpnam() (NULL でない引き数を渡された場合)
188 wcrtomb() (最後の引き数が NULL の場合)
189 wcsrtombs() (最後の引き数が NULL の場合)
194 .SS "async\-cancel\-safe 関数"
195 async\-cancel\-safe 関数は、
196 非同期キャンセル機能が有効になっているアプリケーションで
197 安全に呼び出すことができる関数のことである
198 (\fBpthread_setcancelstate\fP(3) を参照)。
200 以下の関数だけが、POSIX.1\-2001 と POSIX.1\-2008 で async\-cancel\-safe で
206 pthread_setcancelstate()
207 pthread_setcanceltype()
210 .SS "取り消しポイント (cancellation points)"
211 POSIX.1 の規定では、特定の関数は取り消しポイントでなければならず、 他の特定の関数は取り消しポイントであってもよいとされている。
212 あるスレッドが取り消し可能で、その取り消し種別 (cancelability type) が延期 (deferred)
213 で、そのスレッドに対する取り消し要求が処理待ちの場合、 取り消しポイントである関数を呼び出した時点で、そのスレッドのキャンセルが 行われる。
215 POSIX.1\-2001 と POSIX.1\-2008 の両方、もしくはいずれか一方では、 以下の関数は、取り消しポイント (cancellation
216 points) で あることが必須となっている。
219 .\" Document the list of all functions that are cancellation points in glibc
243 openat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
248 pthread_cond_timedwait()
266 sigpause() [POSIX.1\-2001 only (moves to "may" list in POSIX.1\-2008)]
274 usleep() [POSIX.1\-2001 のみ (POSIX.1\-2008 で削除された)]
283 POSIX.1\-2001 と POSIX.1\-2008 の両方、もしくはいずれか一方では、 以下の関数は、取り消しポイント (cancellation
284 points) で あってもよいことになっている。
294 chmod() [POSIX.1\-2008 で追加された]
295 chown() [POSIX.1\-2008 で追加された]
309 dprintf() [POSIX.1\-2008 で追加された]
317 faccessat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
318 fchmod() [POSIX.1\-2008 で追加された]
319 fchmodat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
320 fchown() [POSIX.1\-2008 で追加された]
321 fchownat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
323 fcntl() (cmd 引き数が何であっても)
345 fstatat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
349 futimens() [POSIX.1\-2008 で追加された]
360 getdelim() [POSIX.1\-2008 で追加された]
366 gethostbyaddr() [SUSv3 のみ (この関数は POSIX.1\-2008 で削除されている)]
367 gethostbyname() [SUSv3 のみ (この関数は POSIX.1\-2008 で削除されている)]
371 getline() [POSIX.1\-2008 で追加された]
378 getopt() (opterr が 0 以外の場合)
396 getwd() [SUSv3 のみ (この関数は POSIX.1\-2008 で削除されている)]
402 linkat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
403 lio_listio() [POSIX.1\-2008 で追加された]
406 lockf() [POSIX.1\-2008 で追加された]
409 mkdir() [POSIX.1\-2008 で追加された]
410 mkdirat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
411 mkdtemp() [POSIX.1\-2008 で追加された]
412 mkfifo() [POSIX.1\-2008 で追加された]
413 mkfifoat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
414 mknod() [POSIX.1\-2008 で追加された]
415 mknodat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
434 posix_trace_create_withlog()
435 posix_trace_eventtypelist_getnext_id()
436 posix_trace_eventtypelist_rewind()
438 posix_trace_get_attr()
439 posix_trace_get_filter()
440 posix_trace_get_status()
441 posix_trace_getnext_event()
444 posix_trace_set_filter()
445 posix_trace_shutdown()
446 posix_trace_timedgetnext_event()
447 posix_typed_mem_open()
449 psiginfo() [POSIX.1\-2008 で追加された]
450 psignal() [POSIX.1\-2008 で追加された]
451 pthread_rwlock_rdlock()
452 pthread_rwlock_timedrdlock()
453 pthread_rwlock_timedwrlock()
454 pthread_rwlock_wrlock()
465 readlink() [POSIX.1\-2008 で追加された]
466 readlinkat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
469 renameat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
472 scandir() [POSIX.1\-2008 で追加された]
483 sigpause() [POSIX.1\-2008 で追加された]
489 symlinkat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
500 unlinkat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
501 utime() [POSIX.1\-2008 で追加された]
502 utimensat() [POSIX.1\-2008 で追加された]
503 utimes() [POSIX.1\-2008 で追加された]
504 vdprintf() [POSIX.1\-2008 で追加された]
516 .\" So, scanning "cancellation point" comments in the glibc 2.8 header
517 .\" files, it looks as though at least the following nonstandard
518 .\" functions are cancellation points:
558 .\" getprotobynumber_r
573 .\" getwchar_unlocked
580 .\" pthread_timedjoin_np
586 .\" putwchar_unlocked
606 実装時に、標準規格で規定されていないその他の関数を取り消しポイント とすることも認められている。 特に、停止 (block)
607 する可能性がある非標準の関数を取り消しポイントと する実装はあり得ることだろう (ファイルを扱う可能性のあるほとんどの関数がこれに含まれる)。
609 Linux では、Pthreads API を用いたプログラムは \fIcc \-pthread\fP でコンパイルすべきである。
610 .SS "POSIX スレッドの Linux での実装"
611 これまで、2つのスレッドの実装が Linux の GNU C ライブラリにより 提供されてきた。
614 最初の Pthreads の実装。 glibc 2.4 以降は、この実装はもはやサポートされていない。
616 \fBNPTL\fP (Native POSIX Threads Library)
617 新しい Pthreads の実装。LinuxThreads と比べると、 NPTL は POSIX.1 の要求仕様への準拠の度合いが高く、
618 多数のスレッドを作成した際の性能も高い。 NPTL は glibc 2.3.2 以降で利用可能である。 NPTL を利用するには Linux 2.6
619 カーネルに実装されている機能が必要である。
621 どちらの実装もいわゆる 1:1 実装、すなわち個々のスレッドが カーネルのスケジューリング実体にマッピングされる。 どちらのスレッドの実装も Linux
622 の \fBclone\fP(2) システムコールを利用している。 NPTL では、スレッド同期の基本機構 (mutex や スレッドの join 等) は
623 Linux の \fBfutex\fP(2) システムコールを使って実装されている。
627 メインスレッド (最初のスレッド) とプログラムが \fBpthread_create\fP(3) を使って作成したスレッドに加え、 この実装では「管理
628 (manager)」スレッドが作成される。 管理スレッドはスレッドの作成と終了を取り扱う (このスレッドがうっかり kill
631 この実装では内部でシグナルを使用している。 Linux 2.2 以降では、リアルタイムシグナルのうち最初の 3つが使われる (\fBsignal\fP(7)
632 参照)。 それ以前のカーネルでは \fBSIGUSR1\fP と \fBSIGUSR2\fP が使われる。
633 アプリケーションは、スレッド実装で利用されているシグナルを どれも使わないようにしなければならない。
635 スレッド間でプロセス ID を共有しない (実際には LinuxThreads のスレッドは通常よりは情報を共有するプロセスとして
636 実装されているが、一つの共通のプロセス ID を共有してはいない)。 (管理スレッドを含む) LinuxThreads スレッドは \fBps\fP(1)
639 LinuxThreads の実装では POSIX.1 仕様から逸脱している点が いくつかある。以下に示すような点がある:
641 \fBgetpid\fP(2) を呼び出したときに、スレッド毎に異なる値が返される。
643 メインスレッド以外のスレッドで \fBgetppid\fP(2) を呼び出すと、管理スレッドのプロセス ID が返される。 本当は、これらのスレッドで
644 \fBgetppid\fP(2) を呼んだ場合にはメインスレッドでの \fBgetppid\fP(2) と同じ値が返るべきである。
646 あるスレッドが \fBfork\fP(2) を使って新しい子プロセスを作成した場合、 どのスレッドでもこの子プロセスを \fBwait\fP(2)
647 できるべきである。しかしながら、この実装では子プロセスを作成した スレッドだけがこの子プロセスを \fBwait\fP(2) できる。
649 あるスレッドが \fBexecve\fP(2) を呼び出した場合、他のスレッドは全て終了される (POSIX.1 の仕様通り)。
650 しかしながら、新しいプロセスは \fBexecve\fP(2) を呼んだスレッドと同じ PID を持つ。正しくは メインスレッドと同じ PID
653 スレッド間でユーザ ID とグループ ID が共有されない このことは、set\-user\-ID プログラムで面倒な事態を招いたり、 アプリケーションが
654 \fBseteuid\fP(2) などを使って信用情報 (credentials) を変更した場合に Pthreads 関数が失敗する原因となる。
656 スレッド間で共通のセッション ID やプロセスグループ ID を共有しない。
658 スレッド間で \fBfcntl\fP(2) を使って作成されるレコード・ロックを共有しない。
660 \fBtimes\fP(2) と \fBgetrusage\fP(2) が返す情報がプロセス全体の情報でなくスレッド単位の情報である。
662 スレッド間でセマフォのアンドゥ値 (\fBsemop\fP(2) 参照) を共有しない。
664 スレッド間でインターバル・タイマを共有しない。
666 スレッドは共通の nice 値を共有しない。
668 POSXI.1 では、全体としてのプロセスに送られるシグナルと、 個別のスレッドに送られるシグナルを区別して考えている。 POSIX.1
669 によると、プロセスに送られたシグナル (例えば \fBkill\fP(2) を使って送る) は、そのプロセスに属すスレッドのうち 勝手に
670 (arbitrarily) に選択された一つのスレッドにより処理される ことになっている。LinuxThreads はプロセスに送られるシグナルの
671 概念に対応しておらず、シグナルは特定のスレッドにだけ送ることができる。
673 スレッドはそれぞれの独自の代替シグナルスタックの設定を持つ。 しかし、新しいスレッドの代替シグナルスタックの設定は
674 そのスレッドを作成したスレッドからコピーされ、そのため スレッドは最初は一つの代替シグナルスタックを共有する。
675 (仕様では、新しいスレッドは代替シグナルスタックが定義されていない状態 で開始されるべきとされている。
676 2つのスレッドが共有されている代替シグナルスタック上で同時に シグナルの処理を行った場合、予測不可能なプログラムのエラーが 起こり得る。)
678 NPTL では、一つのプロセスの全てのスレッドは同じスレッド・グループ に属する; スレッド・グループの全メンバーは同じ PID を共有する。 NPTL
679 は管理スレッド (manager thread) を利用しない。 NPTL は内部でリアルタイムシグナルのうち最初の 2つの番号を使用しており
680 (\fBsignal\fP(7) 参照)、これらのシグナルはアプリケーションでは使用できない。
682 NPTL にも POSIX.1 に準拠していない点が少なくとも一つある:
684 .\" FIXME . bug report filed for NPTL nice nonconformance
685 .\" http://bugzilla.kernel.org/show_bug.cgi?id=6258
686 .\" Sep 08: there is a patch by Denys Vlasenko to address this
687 .\" "make setpriority POSIX compliant; introduce PRIO_THREAD extension"
688 .\" Monitor this to see if it makes it into mainline.
689 スレッドは共通の nice 値を共有しない。
691 NPTL の標準非準拠な点のうちいくつかは以前のカーネルでのみ発生する:
693 \fBtimes\fP(2) と \fBgetrusage\fP(2) が返す情報がプロセス全体の情報でなくスレッド単位の情報である (カーネル 2.6.9
696 スレッド間でリソース制限を共有しない (カーネル 2.6.10 で修正された)。
698 スレッド間でインターバル・タイマを共有しない (カーネル 2.6.12 で修正された)。
700 メインスレッドだけが \fBsetsid\fP(2) を使って新しいセッションを開始することができる (カーネル 2.6.16 で修正された)。
702 メインスレッドだけが \fBsetpgid\fP(2) を使ってそのプロセスをプロセス・グループ・リーダーにすることができる (カーネル 2.6.16
705 スレッドはそれぞれの独自の代替シグナルスタックの設定を持つ。 しかし、新しいスレッドの代替シグナルスタックの設定は
706 そのスレッドを作成したスレッドからコピーされ、そのため スレッドは最初は一つの代替シグナルスタックを共有する (カーネル 2.6.16 で修正された)。
708 NPTL の実装では以下の点についても注意すること:
710 スタックサイズのリソースのソフト・リミット (\fBsetrlimit\fP(2) の \fBRLIMIT_STACK\fP の説明を参照) が
711 \fIunlimited\fP 以外の値に設定されている場合、ソフト・リミットの値が 新しいスレッドのデフォルトのスタックサイズとなる。
712 設定を有効にするためには、プログラムを実行する前にリミット値を 設定しておかなければならない。たいていは、シェルの組み込みコマンドの \fIulimit
713 \-s\fP (C シェルでは \fIlimit stacksize\fP) を使って設定する。
715 glibc 2.3.2 以降では、 \fBgetconf\fP(1) コマンドを使って、 システムのスレッド実装を判定することができる。 以下に例を示す:
719 bash$ getconf GNU_LIBPTHREAD_VERSION
724 ぞれ以前の glibc のバージョンでは、以下のようなコマンドで デフォルトのスレッド実装を判定することができる。
728 bash$ $( ldd /bin/ls | grep libc.so | awk \(aq{print $3}\(aq ) | \e
729 egrep \-i \(aqthreads|ntpl\(aq
730 Native POSIX Threads Library by Ulrich Drepper et al
733 .SS "スレッドの実装の選択: LD_ASSUME_KERNEL"
734 LinuxThreads と NPTL の両方をサポートしている glibc (glibc 2.3.\fIx\fP) があるシステムでは、
735 \fBLD_ASSUME_KERNEL\fP 環境変数を使うことで、動的リンカがデフォルトで 選択するスレッド実装を上書きすることができる。
736 この変数により、動的リンカが特定のバージョンのカーネル上で 動作していると仮定するように指定する。 NPTL
737 が必要とするサポート機能を提供していないカーネルバージョンを 指定することで、強制的に LinuxThreads を使うことができる
738 (このようなことをする最もありそうな場面は、 LinuxThreads の標準非準拠な振舞いに依存する (壊れた) アプリケーション
739 を動作させる場合だろう)。 以下に例を示す:
743 bash$ $( LD_ASSUME_KERNEL=2.2.5 ldd /bin/ls | grep libc.so | \e
744 awk \(aq{print $3}\(aq ) | egrep \-i \(aqthreads|ntpl\(aq
745 linuxthreads\-0.10 by Xavier Leroy
751 \fBclone\fP(2), \fBfutex\fP(2), \fBgettid\fP(2), \fBfutex\fP(7), \fBsigevent\fP(7),
754 および Pthreads の各種マニュアルページ、例えば: \fBpthread_attr_init\fP(3),
755 \fBpthread_atfork\fP(3), \fBpthread_cancel\fP(3), \fBpthread_cleanup_push\fP(3),
756 \fBpthread_cond_signal\fP(3), \fBpthread_cond_wait\fP(3), \fBpthread_create\fP(3),
757 \fBpthread_detach\fP(3), \fBpthread_equal\fP(3), \fBpthread_exit\fP(3),
758 \fBpthread_key_create\fP(3), \fBpthread_kill\fP(3), \fBpthread_mutex_lock\fP(3),
759 \fBpthread_mutex_unlock\fP(3), \fBpthread_once\fP(3),
760 \fBpthread_setcancelstate\fP(3), \fBpthread_setcanceltype\fP(3),
761 \fBpthread_setspecific\fP(3), \fBpthread_sigmask\fP(3), \fBpthread_sigqueue\fP(3),
762 and \fBpthread_testcancel\fP(3)