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[linuxjm/LDP_man-pages.git] / obsolete / man1 / chgrp.1
1 .\" Copyright Andries Brouwer, Ragnar Hojland Espinosa and A. Wik, 1998.
2 .\"
3 .\" This file may be copied under the conditions described
4 .\" in the LDP GENERAL PUBLIC LICENSE, Version 1, September 1998
5 .\" that should have been distributed together with this file.
6 .\"
7 .\" Translated Thu Jan 13 22:39:57 JST 2000
8 .\"    by FUJIWARA Teruyoshi <fujiwara@linux.or.jp>
9 .\"
10 .TH CHGRP 1 "November 1998" "GNU fileutils 4.0"
11 .SH 名前
12 chgrp \- ファイルのグループ所有権を変更する
13 .SH 書式
14 .BI "chgrp [" options "] " "group file..."
15 .sp
16 POSIX 版のオプション:
17 .B [\-R]
18 .sp
19 GNU 版のオプション(短い形式):
20 .B [\-cfvR]
21 .BI [\-\-reference= rfile ]
22 .B "[\-\-help] [\-\-version] [\-\-]"
23 .SH 説明
24 .B chgrp
25 は指定された各
26 .SH "POSIX 版のオプション"
27 .I file
28 のグループ所有権を
29 .I group
30 に変更する。
31 .I group
32 に指定するのは、グループ名でもグループの数値 ID のどちらでもよい。
33 .TP
34 .B \-R
35 ディレクトリとその中のファイルのグループ所有権を再帰的に変更する。
36 (エラーが起きた場合も、止まらずに動作し続ける。)
37 .SH "GNU 版のオプション"
38 .TP
39 .B "\-c, \-\-changes"
40 グループを実際に変更する各
41 .I file
42 に対する動作を詳しく表示する。
43 .TP
44 .B "\-f, \-\-silent, \-\-quiet"
45 グループを変更できなかったファイルに関するエラーメッセージを表示しない。
46 .TP
47 .B "\-h, \-\-no\-dereference"
48 シンボリックリンクが指している先ではなく、リンクそのものに対して動作す
49 る。このオプションが使えるのは、
50 .B lchown
51 システムコールが用意されている場合だけである。
52 .TP
53 .B "\-v, \-\-verbose"
54
55 .IR file
56 に対して行った動作と行わなかった動作を詳しく表示する。
57 .TP
58 .B "\-R, \-\-recursive"
59 ディレクトリとその中のファイルのグループ所有権を再帰的に変更する。
60 .TP
61 .BI "\-\-reference=" "rfile"
62 (fileutils 4.0 の新オプションである。)
63 .I file
64 のグループ所有権を
65 .IR rfile
66 のグループ所有権と同じにする。
67 .SH "GNU の標準オプション"
68 .TP
69 .B "\-\-help"
70 使用方法についてのメッセージを標準出力に表示して正常終了する。
71 .TP
72 .B "\-\-version"
73 バージョン情報を標準出力に表示して正常終了する。
74 .TP
75 .B "\-\-"
76 オプションリストの末尾を示す。
77 .SH 環境変数
78 環境変数 LANG, LC_ALL, LC_CTYPEm, LC_MESSAGES は通常通りの意味を持つ。
79 .SH 準拠
80 POSIX 1003.2 では、\-R オプションだけが必要とされている。他の
81 オプションを用いると移植性が悪くなるかもしれない。
82 .SH 注意
83 このページは fileutils-4.0 パッケージに入っている
84 .B chgrp
85 コマンドを解説したものである。
86 他の バージョンの動作は少し違うかもしれない。
87 追加・訂正は aeb@cwi.nl 宛に送ること。
88 プログラムに対するバグ報告は fileutils-bugs@gnu.ai.mit.edu 宛に送るこ
89 と。
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