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28 .TH IO_SETUP 2 2008\-06\-18 Linux "Linux Programmer's Manual"
30 io_setup \- 非同期 I/O コンテキストを作成する
35 .\" #include <linux/aio.h>
36 \fB#include <libaio.h>\fP
41 \fBint io_setup(unsigned \fP\fInr_events\fP\fB, aio_context_t *\fP\fIctxp\fP\fB);\fP
47 \fBio_setup\fP() は、少なくとも \fInr_events\fP 個のイベントを受信可能な 非同期 I/O (AIO) コンテキストの作成を行う。
48 \fIctxp\fP は、すでに存在する AIO コンテキストを指していてはならず、 \fBio_setup\fP() の呼び出しの前に 0
49 に初期化されていなければならない。 AIO コンテキストの作成に成功すると、\fI*ctxp\fP に作成された AIO
52 成功した場合、 \fBio_setup\fP() は 0 を返す。 失敗時の返り値については、「注意」の節を参照すること。
56 指定された \fInr_events\fP がユーザが使用できるイベント数の上限を越えている。
59 \fIctxp\fP に無効なポインタが指定されている。
62 \fIctxp\fP が初期化されていないか、指定された \fInr_events\fP が 内部の制限値を越えている。また、 \fInr_events\fP は 0
69 \fBio_setup\fP() がこのアーキテクチャでは実装されていない。
72 非同期 I/O システム・コールは 2002年8月に Linux 2.5 で初めて登場した。
75 \fBio_setup\fP() は Linux 固有であり、移植を想定したプログラムで 使用すべきではない。
77 glibc はこのシステムコール用のラッパー関数を提供していない。
79 \fIlibaio\fP で \fBio_setup\fP() 用に提供されているラッパー関数は、エラーの通知が通常の C ライブラリの
80 慣習にしたがっておらず、エラーの場合には負のエラー番号 (エラーの節に列挙されている値の一つを負にしたもの) が返り値となる。
81 \fBsyscall\fP(2) 経由でシステムコールを起動すると、返り値は通常のエラー通知の慣習に したがってものとなり、エラーの場合には \-1 が返り、
82 \fIerrno\fP にエラーを示す (正の) 値が設定される。
86 .\" The asynchronous I/O system calls were written by Benjamin LaHaise.
89 \fBio_cancel\fP(2), \fBio_destroy\fP(2), \fBio_getevents\fP(2), \fBio_submit\fP(2),
92 この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.40 の一部
93 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
94 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。