release/man3/fgetws.3

   1 .\" Copyright (c) Bruno Haible <haible@clisp.cons.org>
   2 .\"
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   4 .\" This is free documentation; you can redistribute it and/or
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   6 .\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of
   7 .\" the License, or (at your option) any later version.
   8 .\" %%%LICENSE_END
   9 .\"
  10 .\" References consulted:
  11 .\"   GNU glibc-2 source code and manual
  12 .\"   Dinkumware C library reference http://www.dinkumware.com/
  13 .\"   OpenGroup's Single UNIX specification
  14 .\"     http://www.UNIX-systems.org/online.html
  15 .\"   ISO/IEC 9899:1999
  16 .\"
  17 .\" Modified Tue Oct 16 23:18:40 BST 2001 by John Levon <moz@compsoc.man.ac.uk>
  18 .\"*******************************************************************
  19 .\"
  20 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
  21 .\"
  22 .\"*******************************************************************
  23 .TH FGETWS 3 2011\-09\-28 GNU "Linux Programmer's Manual"
  24 .SH 名前
  25 fgetws \- ワイド文字の文字列を FILE ストリームから読み込む
  26 .SH 書式
  27 .nf
  28 \fB#include <wchar.h>\fP
  29 .sp
  30 \fBwchar_t *fgetws(wchar_t *\fP\fIws\fP\fB, int \fP\fIn\fP\fB, FILE *\fP\fIstream\fP\fB);\fP
  31 .fi
  32 .SH 説明
  33 \fBfgetws\fP()  関数は \fBfgets\fP(3)  に対応するワイド文字関数である。 この関数は、最大 \fIn\-1\fP 文字のワイド文字を
  34 \fIws\fP が示すワイド文字の配列に読み込み、 終端の NULL ワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) を追加する。
  35 この関数は、ワイド文字の改行文字を見つけ、これを格納すると読み込むのを止める。 この関数はストリームの終わりに達した場合も読み込みを止める。
  36 .PP
  37 プログラマは、\fIws\fP には少なくとも \fIn\fP 文字のワイド文字を 格納できる領域を必ず確保していなければならない。
  38 .PP
  39 これらの処理を停止せずに行いたいときは、 \fBunlocked_stdio\fP(3) を参照のこと。
  40 .SH 返り値
  41 \fBfgetws\fP()  は成功すると \fIws\fP を返す。 既にストリームの終わりに達しているか、エラーが起きた場合には NULL を返す。
  42 .SH 準拠
  43 C99, POSIX.1\-2001.
  44 .SH 注意
  45 \fBfgetws\fP()  の動作は、現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存する。
  46 .PP
  47 \fBfopen\fP(3)  システムコールに渡す追加の情報がない場合には、 \fBfgetws\fP()
  48 が実際にはマルチバイトシーケンスをストリームから読み込み、 これをワイド文字に変換すると期待することは適切である。
  49 .PP
  50 この関数は信頼できない。なぜなら、入力に含まれるかもしれない ナルワイド文字を適切に処理することができないからである。
  51 .SH 関連項目
  52 \fBfgetwc\fP(3), \fBunlocked_stdio\fP(3)
  53 .SH この文書について
  54 この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
  55 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
  56 http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。