システムコールは、正のエラーコードのみ、または負のエラーコードのみを返すように
定められている訳ではない。そのシステムコールがどのようなエラーコードを返すかを
-確認するには、そのソースコードを読む必要がある。たいていの場合は、標準のエラー コードを負にしたものである (例えば \-\fBEPERM\fP)。
+確認するには、そのソースコードを読む必要がある。たいていの場合は、標準のエラー コードを負にしたものである (例えば \-\fIEPERM\fP)。
_syscall() マクロは、そのシステムコールの返り値 \fIr\fP が負でない場合、その値 をそのまま返す。一方、\fIr\fP が負の場合には、変数
\fIerrno\fP に \-\fIr\fP を設定し、\-1 を返す。 エラーコードについては \fBerrno\fP(3) を参照。
.SH 関連項目
\fBintro\fP(2), \fBsyscall\fP(2), \fBerrno\fP(3)
.SH この文書について
-この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.52 の一部
+この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.53 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。