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.\" reformatting and rewordings by mtk
.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2006 Akihiro MOTOKI all rights reserved.
-.\" Translated 2006-07-31, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
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-.TH GET_KERNEL_SYMS 2 2007-06-03 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
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+.TH GET_KERNEL_SYMS 2 2007\-06\-03 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
get_kernel_syms \- 公開されているカーネルやモジュールのシンボルの取得
.SH 書式
.nf
-.B #include <linux/module.h>
+\fB#include <linux/module.h>\fP
.sp
-.BI "int get_kernel_syms(struct kernel_sym *" table );
+\fBint get_kernel_syms(struct kernel_sym *\fP\fItable\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-.BR get_kernel_syms ()
-は、
-.I table
-が NULL の場合、
-問い合わせできるシンボルの数を返す。
-NULL 以外の場合、以下の構造体の列 (table) に値を入れて返す。
+\fBget_kernel_syms\fP() は、 \fItable\fP が NULL の場合、 問い合わせできるシンボルの数を返す。 NULL
+以外の場合、以下の構造体の列 (table) に値を入れて返す。
.PP
.in +4n
.nf
.fi
.in
.PP
-シンボルの中には、
-.BI # module-name
-という形式の、カーネルが空の名前を持っているマジックシンボル
-(magic symbol) が散在している。この形式のシンボルに対応する値は
-モジュールがロードされたアドレスとなる。
+シンボルの中には、 \fB#\fP\fImodule\-name\fP という形式の、カーネルが空の名前を持っているマジックシンボル (magic symbol)
+が散在している。この形式のシンボルに対応する値は モジュールがロードされたアドレスとなる。
.PP
個々のモジュールから公開 (export) されたシンボルは、マジックモジュールタグ
の後ろに置かれる。また、モジュールはロードされた順番とは逆順で返される。
.SH 返り値
-成功すると、
-.I table
-にコピーされたシンボル数を返す。
-エラーの場合、\-1 を返し、
-.I errno
-を適切に設定する。
+成功すると、 \fItable\fP にコピーされたシンボル数を返す。 エラーの場合、\-1 を返し、 \fIerrno\fP を適切に設定する。
.SH エラー
返る可能性があるエラーは一つだけである。
-.TP
-.B ENOSYS
-.BR get_kernel_syms ()
-がこのバージョンのカーネルではサポートされていない。
+.TP
+\fBENOSYS\fP
+\fBget_kernel_syms\fP() がこのバージョンのカーネルではサポートされていない。
.SH バージョン
-このシステムコールが存在するのはカーネル 2.4 までの Linux だけである。
-Linux 2.6 では削除された。
.\" Removed in Linux 2.5.48
+このシステムコールが存在するのはカーネル 2.4 までの Linux だけである。 Linux 2.6 では削除された。
.SH 準拠
-.BR get_kernel_syms ()
-は Linux 固有である。
+\fBget_kernel_syms\fP() は Linux 固有である。
.SH バグ
-.I table
-用に確保したバッファの大きさを伝える方法がない。
-プログラムがシンボルテーブルの大きさを問い合わせた後に、カーネルに
+\fItable\fP 用に確保したバッファの大きさを伝える方法がない。 プログラムがシンボルテーブルの大きさを問い合わせた後に、カーネルに
シンボルが追加されると、メモリの内容が破壊されることになる。
.PP
公開されるシンボル名の長さが 59 文字に制限されている。
.PP
-これらの制限があるので、このシステムコールを使うよりは
-.BR query_module (2)
-を使うのが望ましい
-(現在では
-.BR query_module (2)
-自身もそのマニュアルページに書かれているように
-他のインタフェースを使うのが望ましいとされている)。
+これらの制限があるので、このシステムコールを使うよりは \fBquery_module\fP(2) を使うのが望ましい (現在では
+\fBquery_module\fP(2) 自身もそのマニュアルページに書かれているように 他のインタフェースを使うのが望ましいとされている)。
.SH 関連項目
-.BR create_module (2),
-.BR delete_module (2),
-.BR init_module (2),
-.BR query_module (2)
+\fBcreate_module\fP(2), \fBdelete_module\fP(2), \fBinit_module\fP(2),
+\fBquery_module\fP(2)