.\" Modified Wed Nov 6 04:05:28 1996 by Eric S. Raymond <esr@thyrsus.com>
.\" Modified Sat Jan 29 01:08:23 2000 by aeb
.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Daisuke Sato
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Sat Apr 19 15:22:53 JST 1997
-.\" by Daisuke Sato
-.\" Updated & Modified Mon Mar 1 1999
-.\" by NAKANO Takeo <nakano@apm.seikei.ac.jp>
-.\" Updated Thu Mar 16 09:32:28 2000
-.\" by Kentaro Shirakata <argrath@yo.rim.or.jp>
+.\"*******************************************************************
.\"
-.\"WORD: file systems ファイルシステム
-.\"WORD: root file system ルートファイルシステム
-.\"WORD: superuser スーパーユーザー
-.\"WORD: user process ユーザープロセス
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
.\"
-.TH SETUP 2 2008-12-03 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH SETUP 2 2008\-12\-03 Linux "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
-setup \- デバイスとファイルシステムの初期化を行い、
-ルートファイルシステムのマウントを行う
+setup \- デバイスとファイルシステムの初期化を行い、 ルートファイルシステムのマウントを行う
.SH 書式
-.B #include <unistd.h>
+\fB#include <unistd.h>\fP
.sp
-.B int setup(void);
+\fBint setup(void);\fP
.SH 説明
-.BR setup ()
-は
-.I linux/init/main.c
-の中で一度だけ呼ばれる。
-カーネル内部のデバイスとファイルシステムの初期化関数を呼び、
-ルートファイルシステムのマウントを行う。
+\fBsetup\fP() は \fIlinux/init/main.c\fP の中で一度だけ呼ばれる。
+カーネル内部のデバイスとファイルシステムの初期化関数を呼び、 ルートファイルシステムのマウントを行う。
.PP
-ユーザープロセスからは
-.BR setup ()
-を呼びだすことはできない。
-ユーザープロセスからのアクセスは、たとえそのプロセスが
-スーパーユーザー権限を持っていても
-.B EPERM
-を受け取ることになる。
+ユーザープロセスからは \fBsetup\fP() を呼びだすことはできない。 ユーザープロセスからのアクセスは、たとえそのプロセスが
+スーパーユーザー権限を持っていても \fBEPERM\fP を受け取ることになる。
.SH 返り値
-.BR setup ()
-はユーザープロセスに対して常に \-1 を返す。
+\fBsetup\fP() はユーザープロセスに対して常に \-1 を返す。
.SH エラー
-.TP
-.B EPERM
+.TP
+\fBEPERM\fP
ユーザプロセスに対しては、常にこのエラーとなる。
.SH バージョン
Linux 2.1.121 以降では、もはやこの関数は存在しない。
.SH 準拠
-この関数は Linux に特有のものであり、移植を考慮したプログラムでは
-用いるべきではない。それどころか、あらゆるプログラムで用いるべきではない。
+この関数は Linux に特有のものであり、移植を考慮したプログラムでは 用いるべきではない。それどころか、あらゆるプログラムで用いるべきではない。
.SH 注意
-呼び出し手続きは変化してきた。
-ある時は
-.I setup ()
-は一つの引数
-.I "void *BIOS"
-を取っており、またある時には
-.IR "int magic"
-を一つの引数として取っていた。
+呼び出し手続きは変化してきた。 ある時は \fIsetup ()\fP は一つの引数 \fIvoid *BIOS\fP を取っており、またある時には \fIint
+magic\fP を一つの引数として取っていた。