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-.\" Japanese Version Copyright (c) 2005 Yuichi SATO
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-.\" Translated Thu Jan 27 00:33:04 JST 2005
-.\" by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
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-.TH INFINITY 3 2007-07-26 "" "Linux Programmer's Manual"
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+.TH INFINITY 3 2007\-07\-26 "" "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
INFINITY, NAN, HUGE_VAL, HUGE_VALF, HUGE_VALL \- 浮動小数点数の定数
.SH 書式
.nf
-.BR "#define _ISOC99_SOURCE" " /* feature_test_macros(7) 参照 */"
+\fB#define _ISOC99_SOURCE\fP /* feature_test_macros(7) 参照 */
.br
-.B #include <math.h>
+\fB#include <math.h>\fP
.sp
-.B INFINITY
+\fBINFINITY\fP
.sp
-.B NAN
+\fBNAN\fP
.sp
-.B HUGE_VAL
+\fBHUGE_VAL\fP
.br
-.B HUGE_VALF
+\fBHUGE_VALF\fP
.br
-.B HUGE_VALL
+\fBHUGE_VALL\fP
.fi
.SH 説明
-マクロ
-.B INFINITY
-は正の無限大を表す
-\fIfloat\fP 型の定数に展開される。
+マクロ \fBINFINITY\fP は正の無限大を表す \fIfloat\fP 型の定数に展開される。
-(サポートされている場合) マクロ
-.B NAN
-は quiet NaN を表す \fIfloat\fP 型の定数に展開される。
-.I quiet
-NaN は計算式の中で使われたときに例外を起こさない
-NaN ("not-a-number") である。
-この反対は
-.I signalling
-NaN である。
-IEC 60559:1989 を参照すること。
+(サポートされている場合) マクロ \fBNAN\fP は quiet NaN を表す \fIfloat\fP 型の定数に展開される。 \fIquiet\fP NaN
+は計算式の中で使われたときに例外を起こさない NaN ("not\-a\-number") である。 この反対は \fIsignalling\fP NaN
+である。 IEC 60559:1989 を参照すること。
-マクロ
-.BR HUGE_VAL ,
-.BR HUGE_VALF ,
-.B HUGE_VALL
-はそれぞれ \fIdouble\fP, \fIfloat\fP, \fIlong double\fP 型の定数で、
-大きな正の値を表し、可能な場合には正の無限大を表す。
+マクロ \fBHUGE_VAL\fP, \fBHUGE_VALF\fP, \fBHUGE_VALL\fP はそれぞれ \fIdouble\fP, \fIfloat\fP,
+\fIlong double\fP 型の定数で、 大きな正の値を表し、可能な場合には正の無限大を表す。
.SH 準拠
C99.
.SH 可用性
-glibc システムではマクロ
-.B HUGE_VAL
-が常に使用可能である。
-.B NAN
-マクロが使用できるかは、
-.B "#ifdef NAN"
-を使ってテストできる。
-.BR INFINITY ,
-.BR HUGE_VALF ,
-.B HUGE_VALL
-も同様である。
-.B _ISOC99_SOURCE
-か
-.B _GNU_SOURCE
-が定義されている場合、
-または
-.B __STDC_VERSION__
-が定義されていて、その値が 199901L 以上である場合、
-これらのマクロは
-.I <math.h>
-で定義される。
+glibc システムではマクロ \fBHUGE_VAL\fP が常に使用可能である。 \fBNAN\fP マクロが使用できるかは、 \fB#ifdef NAN\fP
+を使ってテストできる。 \fBINFINITY\fP, \fBHUGE_VALF\fP, \fBHUGE_VALL\fP も同様である。
+\fB_ISOC99_SOURCE\fP か \fB_GNU_SOURCE\fP が定義されている場合、 または \fB__STDC_VERSION__\fP
+が定義されていて、その値が 199901L 以上である場合、 これらのマクロは \fI<math.h>\fP で定義される。
.SH 関連項目
-.BR fpclassify (3),
-.BR math_error (7)
+\fBfpclassify\fP(3), \fBmath_error\fP(7)