OSDN Git Service

(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / confstr.3
index ad09f50..7d84735 100644 (file)
 .\"    See <bits/confname.h> for the rest.
 .\"    These should all be added to this page.
 .\"    See also the POSIX.1-2001 specification of confstr()
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Hiroaki Nagoya
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated by Hiroaki Nagoya <nagoya@is.titech.ac.jp>
-.\" Updated 2005-09-06, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
-.\" Updated 2006-07-20, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>, LDP v2.36
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.TH CONFSTR 3  2010-02-03 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH CONFSTR 3 2010\-02\-03 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 confstr \- コンフィグレーションに依存した文字列変数の取得
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <unistd.h>
+\fB#include <unistd.h>\fP
 .sp
-.BI "size_t confstr(int " "name" ", char *" buf ", size_t " len );
+\fBsize_t confstr(int \fP\fIname\fP\fB, char *\fP\fIbuf\fP\fB, size_t \fP\fIlen\fP\fB);\fP
 .fi
 .sp
 .in -4n
-glibc 向けの機能検査マクロの要件
-.RB ( feature_test_macros (7)
-参照):
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
 .in
 .sp
-.BR confstr ():
-_POSIX_C_SOURCE\ >=\ 2 || _XOPEN_SOURCE
+\fBconfstr\fP(): _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 2 || _XOPEN_SOURCE
 .SH 説明
-.BR confstr ()
-はコンフィグレーションに依存した文字列変数の値を取得する。
+\fBconfstr\fP()  はコンフィグレーションに依存した文字列変数の値を取得する。
 .PP
-引き数
-.I name
-は、問い合わせ内容を表すシステム変数である。
-以下の変数がサポートされている。
-.TP
-.BR _CS_GNU_LIBC_VERSION " (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)"
-そのシステムの GNU C ライブラリのバージョンを示す文字列
-(例えば "glibc 2.3.4")。
-.TP
-.BR _CS_GNU_LIBPTHREAD_VERSION " (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)"
-その C ライブラリが提供している POSIX 実装を示す文字列
-(例えば "NPTL 2.3.4" や "linuxthreads-0.10")。
-.TP
-.B _CS_PATH
-すべての POSIX.2 標準ユーティリティが見つかるような
-.B PATH
-の値。
+引き数 \fIname\fP は、問い合わせ内容を表すシステム変数である。 以下の変数がサポートされている。
+.TP 
+\fB_CS_GNU_LIBC_VERSION\fP (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)
+そのシステムの GNU C ライブラリのバージョンを示す文字列 (例えば "glibc 2.3.4")。
+.TP 
+\fB_CS_GNU_LIBPTHREAD_VERSION\fP (GNU C library 限定; glibc 2.3.2 以降)
+その C ライブラリが提供している POSIX 実装を示す文字列 (例えば "NPTL 2.3.4" や "linuxthreads\-0.10")。
+.TP 
+\fB_CS_PATH\fP
+すべての POSIX.2 標準ユーティリティが見つかるような \fBPATH\fP の値。
 .PP
-.I buf
-が NULL でなく、かつ
-.I len
-が 0 でなければ
-.BR confstr ()
-は取得した文字列の内容を
-.I buf
-にコピーする。必要ならば長さは
-.I len \- 1
-文字に切り捨てられて、NULL バイト (\(aq\\0\(aq) で終端される。
-末尾が切り捨てられたかどうかを判定するには、
-.BR confstr ()
-の返り値を
-.I len
-と比較すればよい。
+\fIbuf\fP が NULL でなく、かつ \fIlen\fP が 0 でなければ \fBconfstr\fP()  は取得した文字列の内容を \fIbuf\fP
+にコピーする。必要ならば長さは \fIlen \- 1\fP 文字に切り捨てられて、NULL バイト (\(aq\e0\(aq) で終端される。
+末尾が切り捨てられたかどうかを判定するには、 \fBconfstr\fP()  の返り値を \fIlen\fP と比較すればよい。
 .PP
-.I len
-が 0 で
-.I buf
-が NULL ならば、
-.BR confstr ()
-は以下で定義された値 (訳注: 切り捨てる前の、取得した文字列の長さ) を返す。
+\fIlen\fP が 0 で \fIbuf\fP が NULL ならば、 \fBconfstr\fP()  は以下で定義された値 (訳注:
+切り捨てる前の、取得した文字列の長さ) を返す。
 .SH 返り値
-.I name
-が有効なコンフィギュレーション変数の場合、
-.BR confstr ()
-はその変数の値全体を保持するのに必要であったバイト数を返す
-(文字列終端のヌルバイトも含む)。この値は
-.I len
-より大きいこともある。この場合には、
-.I buf
+\fIname\fP が有効なコンフィギュレーション変数の場合、 \fBconfstr\fP()  はその変数の値全体を保持するのに必要であったバイト数を返す
+(文字列終端のヌルバイトも含む)。この値は \fIlen\fP より大きいこともある。この場合には、 \fIbuf\fP
 に格納された値の末尾が切り詰められたことを意味する。
 
-.I name
-が有効なコンフィギュレーション変数だが、
-変数が値を持っていない場合、
-.BR confstr ()
-は 0 を返す。
-.I name
-が有効なコンフィグレーション変数に対応していなければ、
-.BR confstr ()
-は 0 を返し、
-.I errno
-に
-.B EINVAL
+\fIname\fP が有効なコンフィギュレーション変数だが、 変数が値を持っていない場合、 \fBconfstr\fP()  は 0 を返す。 \fIname\fP
+が有効なコンフィグレーション変数に対応していなければ、 \fBconfstr\fP()  は 0 を返し、 \fIerrno\fP に \fBEINVAL\fP
 を設定する。
 .SH エラー
-.TP
-.B EINVAL
-.I name
-の値が不正である。
+.TP 
+\fBEINVAL\fP
+\fIname\fP の値が不正である。
 .SH 準拠
-POSIX.1-2001.
+POSIX.1\-2001.
 .SH 例
-次の部分的なコードは、 POSIX.2 システムのユーティリティがあるパス
-を取得するものである。
+次の部分的なコードは、 POSIX.2 システムのユーティリティがあるパス を取得するものである。
 .br
 .nf
 .in +4n
@@ -144,6 +97,4 @@ confstr(_CS_PATH, pathbuf, n);
 .in
 .fi
 .SH 関連項目
-.BR sh (1),
-.BR exec (3),
-.BR system (3)
+\fBsh\fP(1), \fBexec\fP(3), \fBsystem\fP(3)