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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / fwide.3
index 93a09d3..47e4ecf 100644 (file)
 .\"   OpenGroup's Single UNIX specification http://www.UNIX-systems.org/online.html
 .\"   ISO/IEC 9899:1999
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1999 HANATAKA Shinya
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Tue Jan 11 00:56:36 JST 2000
-.\"         by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.TH FWIDE 3  2011-09-17 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH FWIDE 3 2011\-09\-17 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 fwide \- FILE ストリームの入出力単位を設定または取得する
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <wchar.h>
+\fB#include <wchar.h>\fP
 .sp
-.BI "int fwide(FILE *" stream ", int " mode );
+\fBint fwide(FILE *\fP\fIstream\fP\fB, int \fP\fImode\fP\fB);\fP
 .fi
 .sp
 .in -4n
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
 .in
 .ad l
 .sp
-.BR fwide ():
+\fBfwide\fP():
 .RS 4
 _XOPEN_SOURCE\ >=\ 500 || _ISOC99_SOURCE ||
 .br
@@ -38,58 +39,31 @@ _ISOC95_SOURCE /* Since glibc 2.12 */ ||
 .br
 _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 200112L;
 .br
-or
-.I cc\ -std=c99
+or \fIcc\ \-std=c99\fP
 .RE
 .ad
 .SH 説明
-\fImode\fP がゼロならば
-.BR fwide ()
-関数は \fIstream\fP の現在の
-入出力単位を決定して返す。\fIstream\fP がワイド文字単位のとき、
-すなわちワイド文字 I/O は許されてバイト (char) I/O は許されていない
-ときには、正の値を返す。
-\fIstream\fP がバイト単位のとき、すなわちバイト I/O は許されて
-ワイド文字 I/O は許されていないときには、負の値を返す。
-\fIstream\fP の入出力単位がまだ決定されていない場合にはゼロが返される。
-この場合には次の I/O 操作によって入出力単位が変更される
-(バイト I/O 操作の場合にはバイト単位に、ワイド文字 I/O 操作の場合には
-ワイド文字単位になる)。
+\fImode\fP がゼロならば \fBfwide\fP()  関数は \fIstream\fP の現在の 入出力単位を決定して返す。\fIstream\fP
+がワイド文字単位のとき、 すなわちワイド文字 I/O は許されてバイト (char) I/O は許されていない ときには、正の値を返す。
+\fIstream\fP がバイト単位のとき、すなわちバイト I/O は許されて ワイド文字 I/O は許されていないときには、負の値を返す。
+\fIstream\fP の入出力単位がまだ決定されていない場合にはゼロが返される。 この場合には次の I/O 操作によって入出力単位が変更される (バイト
+I/O 操作の場合にはバイト単位に、ワイド文字 I/O 操作の場合には ワイド文字単位になる)。
 .PP
-一度ストリームの入出力単位が決まると、変更することはできず、
-ストリームがクローズ (close) されるまで保持される。
+一度ストリームの入出力単位が決まると、変更することはできず、 ストリームがクローズ (close) されるまで保持される。
 .PP
-\fImode\fP がゼロでない場合には
-.BR fwide ()
-関数は最初に \fIstream\fP
-の入出力単位を設定しようとする
-(\fImode\fP が 0 より大きい場合にはワイド文字単位に、
-\fImode\fP が 0 より小さい場合にはバイト単位に設定しようとする)。
+\fImode\fP がゼロでない場合には \fBfwide\fP()  関数は最初に \fIstream\fP の入出力単位を設定しようとする (\fImode\fP が 0
+より大きい場合にはワイド文字単位に、 \fImode\fP が 0 より小さい場合にはバイト単位に設定しようとする)。
 そして上記と同様に現在の入出力単位を返す。
-
 .SH 返り値
-.BR fwide ()
-関数はストリームの入出力単位の設定を試みた後にその値を返す。
-正の返り値はワイド文字単位を、負の返り値はバイト単位を意味する。
+\fBfwide\fP()  関数はストリームの入出力単位の設定を試みた後にその値を返す。 正の返り値はワイド文字単位を、負の返り値はバイト単位を意味する。
 返り値が 0 ならば未決定を意味する。
 .SH 準拠
-C99, POSIX.1-2001.
+C99, POSIX.1\-2001.
 .SH 注意
-バイト単位のストリームにワイド文字を出力にするには
-.BR fprintf (3)
-関数の
-.B %lc
-変換や
-.B %ls
+バイト単位のストリームにワイド文字を出力にするには \fBfprintf\fP(3)  関数の \fB%lc\fP 変換や \fB%ls\fP
 変換を使用することができる。
 .PP
-ワイド文字単位のストリームにバイト単位の出力を行うには
-.BR fwprintf (3)
-関数の
-.B %c
-変換や
-.B %s
+ワイド文字単位のストリームにバイト単位の出力を行うには \fBfwprintf\fP(3)  関数の \fB%c\fP 変換や \fB%s\fP
 変換を使用することができる。
 .SH 関連項目
-.BR fprintf (3),
-.BR fwprintf (3)
+\fBfprintf\fP(3), \fBfwprintf\fP(3)