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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / getgrent_r.3
index 1963d42..f3efe1b 100644 (file)
 .\" Software Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111,
 .\" USA.
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2004 Yuichi SATO
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Thu Jul 29 02:26:07 JST 2004
-.\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.TH GETGRENT_R 3 2010-10-21 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH GETGRENT_R 3 2010\-10\-21 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 getgrent_r, fgetgrent_r \- グループファイルエントリをリエントラント (reentrant) に取り出す
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <grp.h>
+\fB#include <grp.h>\fP
 .sp
-.BI "int getgrent_r(struct group *" gbuf ", char *" buf ,
+\fBint getgrent_r(struct group *\fP\fIgbuf\fP\fB, char *\fP\fIbuf\fP\fB,\fP
 .br
-.BI "               size_t " buflen ", struct group **" gbufp );
+\fB               size_t \fP\fIbuflen\fP\fB, struct group **\fP\fIgbufp\fP\fB);\fP
 .sp
-.BI "int fgetgrent_r(FILE *" fp ", struct group *" gbuf ", char *" buf ,
+\fBint fgetgrent_r(FILE *\fP\fIfp\fP\fB, struct group *\fP\fIgbuf\fP\fB, char *\fP\fIbuf\fP\fB,\fP
 .br
-.BI "                size_t " buflen ", struct group **" gbufp );
+\fB                size_t \fP\fIbuflen\fP\fB, struct group **\fP\fIgbufp\fP\fB);\fP
 .fi
 .sp
 .in -4n
-glibc 向けの機能検査マクロの要件
-.RB ( feature_test_macros (7)
-参照):
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
 .in
 .sp
-.BR getgrent_r ():
-_GNU_SOURCE
 .\" FIXME . The FTM requirements seem inconsistent here.  File a glibc bug?
+\fBgetgrent_r\fP(): _GNU_SOURCE
 .br
-.BR fgetgrent_r ():
-_SVID_SOURCE
+\fBfgetgrent_r\fP(): _SVID_SOURCE
 .SH 説明
-関数
-.BR getgrent_r ()
-と
-.BR fgetgrent_r ()
-は
-.BR getgrent (3)
-と
-.BR fgetgrent (3)
-のリエントラント版である。
-前者は、
-.BR setgrent (3)
-によって初期化されたストリームから、次のグループファイルのエントリを読み込む。
-後者は、ストリーム
-.I fp
-から次のグループファイルのエントリを読み込む。
+関数 \fBgetgrent_r\fP()  と \fBfgetgrent_r\fP()  は \fBgetgrent\fP(3)  と \fBfgetgrent\fP(3)
+のリエントラント版である。 前者は、 \fBsetgrent\fP(3)  によって初期化されたストリームから、次のグループファイルのエントリを読み込む。
+後者は、ストリーム \fIfp\fP から次のグループファイルのエントリを読み込む。
 .PP
-\fIgroup\fP 構造体は
-.I <grp.h>
-において以下のように定義されている:
+\fIgroup\fP 構造体は \fI<grp.h>\fP で以下のように定義されている:
 .sp
 .in +4n
 .nf
@@ -85,48 +67,25 @@ struct group {
 .fi
 .in
 .PP
-この構造体のフィールドの詳細は
-.BR group (5)
-を参照のこと。
+この構造体のフィールドの詳細は \fBgroup\fP(5)  を参照のこと。
 .PP
-リエントラントでない関数は静的な格納領域へのポインタを返す。
-この静的な格納領域には、更にグループ名・パスワード・
-メンバへのポインタが含まれる。
-ここで説明されているリエントラントな関数は、
-呼び出し側から提供されるバッファにグループ名など全てを返す。
-最初の引き数として \fIstruct group\fP を保持できるバッファ
-.I gbuf
-がある。
-次にその他の文字列を保持できるサイズ
-.I buflen
-のバッファ
-.I buf
-がある。
-これらの関数の結果 (ストリームから読み込まれた \fIstruct group\fP) は、
-提供されたバッファ
-.IR *gbuf
-に格納され、この \fIstruct group\fP へのポインタは
-.IR *gbufp
-に返される。
+リエントラントでない関数は静的な格納領域へのポインタを返す。 この静的な格納領域には、更にグループ名・パスワード・ メンバへのポインタが含まれる。
+ここで説明されているリエントラントな関数は、 呼び出し側から提供されるバッファにグループ名など全てを返す。 最初の引き数として \fIstruct
+group\fP を保持できるバッファ \fIgbuf\fP がある。 次にその他の文字列を保持できるサイズ \fIbuflen\fP のバッファ \fIbuf\fP
+がある。 これらの関数の結果 (ストリームから読み込まれた \fIstruct group\fP) は、 提供されたバッファ \fI*gbuf\fP
+に格納され、この \fIstruct group\fP へのポインタは \fI*gbufp\fP に返される。
 .SH 返り値
-成功した場合、これらの関数は 0 を返し、
-.RI * gbufp
-は \fIstruct group\fP へのポインタとなる。
-エラーの場合、これらの関数はエラー値を返し、
-.RI * gbufp
-は NULL になる。
+成功した場合、これらの関数は 0 を返し、 *\fIgbufp\fP は \fIstruct group\fP へのポインタとなる。
+エラーの場合、これらの関数はエラー値を返し、 *\fIgbufp\fP は NULL になる。
 .SH エラー
-.TP
-.B ENOENT
+.TP 
+\fBENOENT\fP
 次のエントリがない。
-.TP
-.B ERANGE
-十分なバッファ空間が与えられていない。
-もっと大きなバッファで再度実行すること。
+.TP 
+\fBERANGE\fP
+十分なバッファ空間が与えられていない。 もっと大きなバッファで再度実行すること。
 .SH 準拠
-これらの関数は GNU 拡張であり、POSIX 版の関数
-.BR getpwnam_r (3)
-の形式に似せてある。
+これらの関数は GNU 拡張であり、POSIX 版の関数 \fBgetpwnam_r\fP(3)  の形式に似せてある。
 他のシステムでは以下のプロトタイプが使われている。
 .sp
 .nf
@@ -145,10 +104,7 @@ int getgrent_r(struct group *grp, char *buf, int buflen,
 .in
 .fi
 .SH 注意
-関数
-.BR getgrent_r ()
-は本当のリエントラントではない。
-なぜなら、ストリームの読み込み位置を
+関数 \fBgetgrent_r\fP()  は本当のリエントラントではない。 なぜなら、ストリームの読み込み位置を
 他の全てのスレッドと共有しているためである。
 .SH 例
 .nf
@@ -182,7 +138,7 @@ main(void)
     exit(EXIT_SUCCESS);
 }
 .fi
-.\" たぶんエラーチェックを追加して、strerror_r を使うべきだろう。
+.\" perhaps add error checking - should use strerror_r
 .\" #include <errno.h>
 .\" #include <stdlib.h>
 .\"         if (i) {
@@ -192,9 +148,5 @@ main(void)
 .\"               exit(EXIT_FAILURE);
 .\"         }
 .SH 関連項目
-.BR fgetgrent (3),
-.BR getgrent (3),
-.BR getgrgid (3),
-.BR getgrnam (3),
-.BR putgrent (3),
-.BR group (5)
+\fBfgetgrent\fP(3), \fBgetgrent\fP(3), \fBgetgrgid\fP(3), \fBgetgrnam\fP(3),
+\fBputgrent\fP(3), \fBgroup\fP(5)