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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / mbstowcs.3
index 7a98fa3..4a81553 100644 (file)
 .\"   OpenGroup's Single UNIX specification http://www.UNIX-systems.org/online.html
 .\"   ISO/IEC 9899:1999
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1999 HANATAKA Shinya
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Tue Jan 11 00:56:04 JST 2000
-.\"         by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.TH MBSTOWCS 3  2011-09-28 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH MBSTOWCS 3 2011\-09\-28 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 mbstowcs \- マルチバイト文字列をワイド文字列に変換する
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <stdlib.h>
+\fB#include <stdlib.h>\fP
 .sp
-.BI "size_t mbstowcs(wchar_t *" dest ", const char *" src ", size_t " n );
+\fBsize_t mbstowcs(wchar_t *\fP\fIdest\fP\fB, const char *\fP\fIsrc\fP\fB, size_t \fP\fIn\fP\fB);\fP
 .fi
 .SH 説明
-\fIdest\fP が NULL ポインターでなければ
-.BR mbstowcs ()
-関数は
-マルチバイト文字列 \fI*src\fP を \fIdest\fP から始まるワイド文字列に
-変換する。\fIdest\fP には最大で \fIn\fP 文字のワイド文字が
-書き込まれる。変換は初期状態で開始され、
+\fIdest\fP が NULL ポインターでなければ \fBmbstowcs\fP()  関数は マルチバイト文字列 \fI*src\fP を \fIdest\fP
+から始まるワイド文字列に 変換する。\fIdest\fP には最大で \fIn\fP 文字のワイド文字が 書き込まれる。変換は初期状態で開始され、
 以下の三つのいずれかの条件で停止する:
 .IP 1. 3
-不正なマルチバイト列に遭遇した。この場合には
-.I (size_t)\ \-1
-を返す。
+不正なマルチバイト列に遭遇した。この場合には \fI(size_t)\ \-1\fP を返す。
 .IP 2.
-\fIn\fP 文字の L\(aq\\0\(aq 以外のワイド文字を \fIdest\fP に格納した場合。
-この場合は \fI*src\fP が次に変換されるマルチバイト列を指すようにして、
-\fIdest\fP に書き込まれたワイド文字の数を返す。しかしこの指している
-場所のシフト状態は失われる。
+\fIn\fP 文字の L\(aq\e0\(aq 以外のワイド文字を \fIdest\fP に格納した場合。 この場合は \fI*src\fP
+が次に変換されるマルチバイト列を指すようにして、 \fIdest\fP に書き込まれたワイド文字の数を返す。しかしこの指している 場所のシフト状態は失われる。
 .IP 3.
-マルチバイト文字列が終端の NULL ワイド文字 (\(aq\\0\(aq) まで含めて完全に
-変換された場合。この場合は終端の NULL ワイド文字を除いて
-\fIdest\fP に書き込まれた文字数を返す。
+マルチバイト文字列が終端の NULL ワイド文字 (\(aq\e0\(aq) まで含めて完全に 変換された場合。この場合は終端の NULL
+ワイド文字を除いて \fIdest\fP に書き込まれた文字数を返す。
 .PP
-プログラマーは \fIdest\fP に最低でも \fIn\fP ワイド文字を書き込むこ
-とができる空間があることを保証しなければならない。
+プログラマーは \fIdest\fP に最低でも \fIn\fP ワイド文字を書き込むこ とができる空間があることを保証しなければならない。
 .PP
-\fIdest\fP が NULL の場合、\fIn\fP は無視され、上記と同様の変換が
-行われるが、変換されたワイド文字はメモリに書き込まれず、変換先の上限
+\fIdest\fP が NULL の場合、\fIn\fP は無視され、上記と同様の変換が 行われるが、変換されたワイド文字はメモリに書き込まれず、変換先の上限
 が存在しない。
 .PP
-上記の 2. の場合を避けるためにプログラマーは \fIn\fP が
-\fImbstowcs(NULL,src,0)+1\fP 以上であることを保証すべきである。
+上記の 2. の場合を避けるためにプログラマーは \fIn\fP が \fImbstowcs(NULL,src,0)+1\fP 以上であることを保証すべきである。
 .SH 返り値
-.BR mbstowcs ()
-関数はワイド文字列に変換完了したワイド文字の数を返す。
-終端のナルワイド文字は含まない。不正なマルチバイト列に遭遇した場合には
-.I (size_t)\ \-1
-を返す。
+\fBmbstowcs\fP()  関数はワイド文字列に変換完了したワイド文字の数を返す。
+終端のナルワイド文字は含まない。不正なマルチバイト列に遭遇した場合には \fI(size_t)\ \-1\fP を返す。
 .SH 準拠
 C99.
 .SH 注意
-.BR mbstowcs ()
-の動作は現在のロケールの
-.B LC_CTYPE
-カテゴリに依存している。
+\fBmbstowcs\fP()  の動作は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存している。
 .PP
-.BR mbsrtowcs (3)
-関数は同じ機能のより良いインターフェースを提供する。
+\fBmbsrtowcs\fP(3)  関数は同じ機能のより良いインターフェースを提供する。
 .SH 関連項目
-.BR mbsrtowcs (3),
-.BR wcstombs(3)
+\fBmbsrtowcs\fP(3), \fBwcstombs(3)\fP